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Sun 04/11/2012

天国も地獄も (西田東)

この記事は・・・

2012年9月7日に、わたしのメインブログ「ゆすらうめ異聞 雑想記」に掲載した内容を、ほぼ丸のまま転載したものです。

上記ブログは毎日更新で、『春抱き』にこだわらず日常のあれこれをつづっています。

記事のうち、『春抱き』やBL作品(あるいはフツーの小説など)、特にレビューに関連のある記事のみ、こちらにコピーしています。








●たしかに

9月に入ってから、毎日そこそこ雨が降っているような。

・・・だからって、さして涼しくなるわけじゃないけど・・・(笑)。

あ、雷もけっこうスゴイですね。

夕刻、なかなか派手な稲妻と光に、飛び上がることもしばしばです。

うちあたりに降ったところで、水不足が解消されるわけじゃないんだろうけど、でも。

少しは、足しになってくれてることを祈ります。



●ときどき

覗いては、あれこれ楽しい。

http://fukko-department.jp/

できることは、いろいろあるなあと思います。



●先日ね

このコミックスが、うちに届きました。


天国も地獄も (バンブーコミックス 麗人セレクション)天国も地獄も (バンブーコミックス 麗人セレクション)
(2012/08/17)
西田 東

商品詳細を見る



通販の箱を開け、シュリンクラップを破って、取り出すでしょ?

で、まずは汚れるのがイヤなので、わたしは表紙(カバー)をはずしちゃいます。

それから、読むのに邪魔なので、中に挟み込まれているチラシやハガキを取り出します。

・・・さて、そのとき。

本のページに差し込まれているものを抜きだすわけだから、当然、そのページを開きますよね。

となると、自然に。

中をチラ見するつもりじゃなくても、偶然ひらいたそのページ、見えちゃいますよね。

一瞬のことだけど、でも。

特に注意を払っていなくても、見えちゃうじゃない(笑)。

「・・・ぐっ!」

あああ、今回は失敗でした(汗)。

そうやって開いたページが、よりによって、えっちの真っ最中だったんですね。

でっかい大人の男ふたりが、すっぽんぽんで絡み合ってるページ。

よりによって。

・・・あ、それが恥ずかしいとか、他人に見られたとかじゃないですよ?

「が、がっくり・・・!」

大してよく見なくても、一瞬ちらっと視界に入っただけで。

それははっきりと、受け攻めがわかっちゃう構図でした(汗)。

「おいおい、ネタバレやめてよ~」

この喪失感を、ナニにたとえればいいのか・・・?

『春抱き』以外のBLに関しては、ご存知のとおり、わたしはほぼ現役引退してます(笑)。

その手のマンガも小説も、その他の媒体も、ほとんど興味がわきません。

新しいおもしろい物を探そう、という気持ちもありません。

(正直、『春抱き』以上の作品が世の中に存在するとは思っていないし。)

ただ、ある意味これは惰性、というか。

(と書くのは、あまりにも失礼なんですけど!)

山田ユギちゃん、西田東さん、よしながふみさん(シロさん限定)に関しては、新刊が出れば買ってるんですね。

他の作品とはレベルがちがう、良質のマンガを描く作家さんだと思っているので。

といっても、コミックスをぽちぽち買うだけ(笑)。

どこで何を連載してるとか、そういうのを追いかけるほどの気力がありません。

・・・で、何が言いたいか、というと(汗)。

コミックスを手に取ったとき、な~んにも知らないわけなんですよ。

オビの煽り文句を読みながら、わくわくしてページを開くんですね。

「へえ、このマジメっぽい黒髪と、いかにもチンピラくんがねえ・・・?」

どういう展開になるんだろう?

どっちが攻め、どっちが受けなんだろう?

西田さんの作品には―――まあ、アレです。

ちらっと表紙を見ただけで受け攻めがわかるような、そういう軟弱キャラは登場しません(笑)。

オッサン度も高めだし、ルックスや設定を裏切る確率も高い。

予想がつきにくいからこそ、読むのが楽しいのに。

「それなのに、うう・・・!」

挟んであったハガキを取った瞬間に、あのシーンかよ~。

―――よりによって、お風呂場での立ちバック(爆)。

どっちが攻めか、これ以上わかりやすい場面もないよね・・・(涙)。

たった一瞬、たったひとコマ。

このガッカリ感を、どうしてくれよう。



●というわけで

「天国も地獄も」の、感想をひとこと。


天国も地獄も (バンブーコミックス 麗人セレクション)天国も地獄も (バンブーコミックス 麗人セレクション)
(2012/08/17)
西田 東

商品詳細を見る



※以下、ネタバレを含みます。







西田さんは好きですが、これはなんというか、

「ああ、またこんな感じのか~」

という既視感が拭えないかなあ。

ちょっとストーリー展開が荒いというか、先を急いでる感もありますね。

高校時代の幼馴染み。

ひとりは教師になり、ひとりはヤクザになった。

黒髪、クソ真面目、だけど非常に、非常にメンタルの強いしぶといタイプ。

チャラ男で、ヤクザで、だけど脆い、どこか繊細な感覚を持ち合わせているタイプ。

―――どっちも、西田さん定番のキャラですね。

決して、面白くないわけじゃない。

平凡だってわけでもない。

だけど、なんていうかなあ。

まだまだこれから続くならいいんですけど、今のままで終わるなら、なんとも中途半端。

西田さんお得意の、「アウトローコンビのはちゃめちゃ逃避行」・・・にするには、突き抜けてない。

リアリティなんかクソ食らえ!の強引&横暴展開なら、まだいいんですよ(笑)。

それはそれで、彼女の持ち味だと思うから。

でも、この話は妙に細部が書きこまれていて、現実感がありあり。

人が死んだり、殺されたりしますから、それをテキトーに扱われると、どうも居心地が悪い。

そこからの愛の逃避行も、それゆえ、リアリティを失います。

「そして二人は、手に手を取って逃げたのでした」

・・・で終わりのわけ、ないよね???

話のオトシマエ、まだついてないよ?

とまあ、だから、「荒い、急ぎすぎ」という感想になるんですね。

ふたりの関係は、なかなかいい。

特に、ヤクザの彼のひそかな恋心には、切ないものがあります。

そこをもっと掘り下げて、メロメロ全開ドラマにしてもいいのになあ。

決して本音を語らず、飢えた野獣みたいに求め合うのも、きっかけとしては悪くないんですけど。

ずうっとそれだと、なんというか、説明を端折られた気分になります。

ちゃんとお互いに向き合って、何を捨てて何を取るか、決めないとダメだよね。

と、いうわけで。

このお話はまだ終わってない、と思うことにしました(笑)。

面白くなるポテンシャルいっぱいなのに、このままでは惜しい。

続き、楽しみにします(笑)。


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EDIT  |  01:49  |  BLコミックス(西田東)  |  Top↑

Sun 04/03/2012

社長桃井くん

西田東さんの新刊>>


社長桃井くん (EDGE COMIX)社長桃井くん (EDGE COMIX)
(2011/11/28)
西田 東

商品詳細を見る



原則BL現役引退したわたしにとっては、知らない出版社、知らない雑誌。

それでも、まさかの西田東コンプ中のわたしは、買ってしまうのだね・・・(笑)。

「西田東に、好き勝手にやりたいことやらせたらどうなるか?」

の答え・・・なのかもしれません(汗)。

とにかく、基本はしょうもないギャグマンガです。

ギャグが中心の、まあ、少年マンガ的ノリのBLだと言ってもいいかもしれません。

ふだん彼女の作品(花音、ディアプラス)の「結局、リリカルな純愛」ものが好きで、

「すっごい上手いくせに、ときどきわけのわかんないギャグで雰囲気を自らぶち壊すよなあ」

と思っている方は、この漫画は読まないほうがいいかも(笑)。

そのくらい、これは徹底してアホらしいギャグにこだわっています。

ロマンスよりもギャグ。

それを笑って許せる人にとっては、これはサイコーに面白い本ですよ(笑)。

あ、ちゃんとストーリーも、おいしい関係もあるんです。

お馴染みの、ラブリー眼鏡ド中年オヤジも健在(笑)。

ただ、ギャグが中心に据えられているぶん、(西田さん的に)類型的な描写にとどまっている感じ。

主人公ふたりの関係だけを取り上げると、「どこかで読んだ」印象は拭えないですね。

いや・・・多分だからこそ、すっとぼけた不条理ギャグの連発を楽しめるかどうかが、この本の評価の分かれ目になるんだと思います。

(余談ですが、登場人物のひとりについて、読み切りサイドストーリーがあります。これがまあ、本編のギャグ路線の対極を行くシリアス/オカルト路線で・・・意外性があって良いのか、どうにも浮いてるのか、判断がつきかねます。)

まとめると、なんだろう(笑)。

コアな西田ファンは、読まないと損。

これから西田さんを読もうという人は、ぜひこれ以外のコミックスから始めてください。

以上、本日はこれにて。。。


EDIT  |  21:37  |  BLコミックス(西田東)  |  Top↑

Mon 08/11/2010

ディヴィジョン (西田東)

☆このレビューは・・・☆

2010年10月26日付けの、管理人のメインブログ「ゆすらうめ異聞 雑想記」に掲載した内容に、加筆・修正をしたものです。



++++++++++



●レビュー(その1)

は、お久しぶり!の西田東さんの新刊。


ディヴィジョン (ディアプラス・コミックス)ディヴィジョン (ディアプラス・コミックス)
(2010/09/30)
西田 東

商品詳細を見る



よかったですよ、すっごく♪

平凡で生真面目な、ちょっと煙たいくらい真っ当な価値観を持った主人公(ちなみにゲイ)が、ひょんなことから、自分とは正反対の生き方をしてきた強烈な(そして強烈に魅力的な)キャラ(ヤクザ系、基本ヘテロ)と遭遇し、反発し、否定し、ぶつかり合いながらも、やがてどうしようもなく魅かれていって・・・というお話。

これ、西田さんお得意のパターンですね(笑)。

ちょっと思いつくだけでも、「願い叶えたまえ」も、「LIFE, LOVE」もそうだったような?

BLは「(本来の)ゲイのリアリティ」とは関係ない、とはこの世界の常識ですが(笑)、彼女の描くゲイの主人公の葛藤と選択には、妙なリアリティがあります。

実際のゲイの人たち、普通に毎日をわたしたちと同じように地道に、あくせく、時に喜んだり悲しんだりしながら生きている、平凡にして愛すべき人たち。

そういうゲイの人間にとっての究極のファンタジー、みたいなものを描かせたら、西田東の右に出る者はいないんですよねえ。。。

「西田節」のベースラインに沿っているという意味では、ものすごく新鮮なストーリー展開ってわけでもないんですが、それでもこの「ディヴィジョン」、いいですよ~(笑)。

美味しい、せつない、笑わせる、そしてホロリ、と。

相変わらず個性的な絵柄なので、食わず嫌いが多いんじゃないかとは思いますが、これだけのウィットとウィズダムを、ミニマムな描写とネームに収めるって、並大抵の才能ではありません。

おまけに、キャラの内面をせつなく描いておきながら、ときにクールに突き放したギャグで笑い飛ばすことすらできるって、凄いですよ(笑)。

「いやあ、異才だなあ~」

しみじみ、そう感じました。


+++


まずは主人公の、ドライな哀しみがせつない。

社会的にはおそらくまずまずの成功者、でもゲイゆえのうずくような痛みを抱えている・・・BLワールドにはよくある設定ですが(笑)、彼は同時にテキトーにふてぶてしい、恋愛もしたいが性欲もフツーにある30代の男、なんですね。

決して、白馬の王子様を待ち望む悲劇のヒーロー(ヒロイン!?)にはならないのがポイント。

・・・この辺が、わたしが「ゲイのリアリティ」を感じてしまう所以だろうと思います。

かわいいけど、かわいくない。

かわいくないけど、かわいい。

そんな彼が、ヤクザ者にしか見えないアブナイ男と出会い、魅かれていく過程が秀逸でした。

相手の男が・・・ねえ。

これも、西田さんの黄金パターンなんですが、絶妙な味つけなんですよね(笑)。

闇の世界の住人で、ときに残酷なことを平然としてのけるワルモノ。タフで下品で言葉遣いが荒くって、乱暴でえげつなくて、だけどしたたるような魅力的な男。

非道い男なのに、だけど心の奥底にどこか、優しい性根を持ってないわけでもない。

・・・この善悪のバランスが、「ギリギリ」なのです。

これ以上ひどい暴力を振るったら、読者の心が離れていってしまう、そのギリギリのラインでとどまっているから、彼はあやうくも魅力的なのですね(笑)。

「こんな男サイテー! 絶対、彼氏にしたくないよ!! ・・・でも、でも、もし万が一、こんな人に巡り合ってしまったら・・・?」

絶対に魅かれないと、そんなバカじゃないと、断言できる???

破滅的だとわかっても、ありえないロマンスを夢みたりしちゃわない???

・・・そう、つまり読者は期せずして、主人公の気持ちをまんまなぞっているんですね(笑)。

とってもゲイで可愛げのない主人公に、知らず知らずのうちに感情移入しているって・・・ああ、作者の巧妙なマジックに引っかかってるよなあ、と思います(苦笑)。

上手いなあって、脱帽。


主人公が、からかうようにキスされて心臓がバクバクいってるときに、どうして胸が高鳴るのか、どこか冷めた神経で考えたりするんですよね。

つまり、セックスへの欲望をかき立てられたからドキドキするのか、思いがけず恋をしたからドキドキするのか、どっちなのかわからないって。

「一致したことがないから―――」

って・・・ねえ、泣かせるでしょう?

セックスをしたこと(=カラダのドキドキ)はあっても、好きな男と相愛になった経験(=心のドキドキ)はないって、そんな赤裸々な独白を、さらりとしちゃうわけです。

「乙女キャラ」にはほど遠いはずの主人公が、慣れない感情の高ぶりに戸惑うころには、読者はとっくに彼の味方で、彼のせつない恋心にきゅん!

・・・なのよねえ(笑)。

(あれ、胸キュンって死語???)


+++


他にもこのマンガには、ぐっと来る台詞がいっぱいです。

ホント、個性的なウマヘタ系絵柄にどうしても注目が集まりがちの西田さんですが、コトバの扱いも巧みなんだよなあ。あぐぐ、ニクイぜ!(笑)

(絵に関しては・・・華麗じゃないし、端正でもないけど、個人的には下手だとは思ってないです。ミニマムなへろへろ線だけで、キャラの複雑な感情を表現できるわけだし、身体の厚みなんかも描けるのだから、いいんじゃないかな? あ、でも、牡丹の刺青はお粗末でしたね、あはは~!)


と、まあ、そんなわけで。。。

33歳の弁護士と44歳のヤクザ者との、本来ならばあり得ない異国ロマンスは、ロマンティックとはかけ離れた世界で思いがけず花咲き、びっくりするほど甘美な展開を見せます。

大人のロマンティック・ファンタジー。

ときどきとんでもないギャグで落としてくれますので、なかなか素直に酔ってもいられませんが、そこが西田さんのいいところですね(笑)。

なんだかんだ言って、BLの王道だと思いますよ~。

よろしかったら、試してみてください♪



ましゅまろんどんのおススメ度=★★★★
攻めキャラ美味しい度=★★★★★
受けキャラ可愛げ度=★★★


なんだ、この採点・・・(笑)。


EDIT  |  14:19  |  BLコミックス(西田東)  |  Top↑

Tue 19/01/2010

LIFE, LOVE 2 (西田東)

●久しぶりに

西田東さんの新作。

LIFE,LOVE 2 (花音コミックス)
(2009/12/26)
西田 東

LIFE,LOVE 2 (花音コミックス)LIFE,LOVE 2 (花音コミックス)
(2009/12/26)
西田 東

商品詳細を見る


ましゅまろんどんのおススメ度=☆☆☆☆

前回、昨年のことですが、1巻を読んで久しぶりに、

「来たよ、来た来た~!」(笑)

なんちゃって、西田さん会心の新作にひそかに心を躍らせたものでした。なんせテンポの速い展開も、なにか引きずってそうな主役キャラ(ちなみに訳ありの黒髪、美形じゃないけど)も、実にオイシイ設定でしたからねえ。

続きが早く読みたいとワクワクするなんて、『春抱き』以外では、もうずいぶん感じたことがない興奮を味わわせてくれたので、感謝したくらいです(笑)。

で、これが続編、完結編。

感想はというと・・・あれ~?

「こんなキャラだったっけ?」

という、美形のガイジン攻めキャラ(けっこいカワイイんですけどね)へのかすかな違和感(あくまでかすかなので、そのうち霧散しますが)と、もうひとつ。

「おいおいおい、主題が逸れてないかい?」

という、ビミョーな困惑がありました。


※以下、若干のネタバレを含みます。






訳あり黒髪くん(といってもオジサンに近いけど)は、相変わらずオイシイ設定なのです。彼の心のゆらぎ、ゆらめきが2巻の要なので、そういう意味ではとってもいい。

LIFE、LOVE (1) (花音コミックス)LIFE、LOVE (1) (花音コミックス)
(2008/12/27)
西田 東

商品詳細を見る


※念のため・・・とうにご存知だと思いますので、ホントに老婆心で申し上げますが、西田東さんの作品ってのは『春抱き』の美学からははるか遠くかけ離れています。

ドライでカッコ悪くてイヤになるくらい現実的で、ドタバタで、そして中年は容赦なくオッサンとして描写されちゃいます(笑)。要するに、「オジサン年代の訳アリ黒髪くん」に岩城さん的な萌えを期待すると、激しく動揺することになると思いますので、どうぞご了承ください・・・(笑)。

(たとえていえば、木原敏江さんを崇拝するわたしが、同時に川原泉を絶賛するようなものです。)


ま、それはともかく!(笑)

2巻を読んだわたしの微妙な「あれれ?」感はおそらく、主役の彼とその父親(今ニュースで渦中の某政治家を彷彿とさせますね)との関係が、もっといえば彼のオイディプス(エディプス)・コンプレックスが、実質的にストーリーの中心に据えられていたことが原因だろうと思います。

「おやおや、そっちが描きたかったことなの?」

って思っちゃったけど、たぶん作者は違うって言うだろうな。

おそらくこの父親の存在は、単純なラブストーリーを複雑にするための要素のひとつだったんだろうと思いますが、いつの間にかひとり歩きを始めて、予想外に重要なサブプロットになっていった・・・そんな気がします。

それはそれで悪くないのですが、結果として、このたった2巻の物語の中で「父と息子の関係」が思わぬ比重を占めてしまった為に、肝心のラブストーリーが食われてしまっている。印象が薄くなってしまっている。

それが惜しいなあ、と思いました。もったいない。

というか、1巻のノリのまんまの続編(けっこう綱渡りのシチュエーションでのスリリングな恋愛)を期待していたファンには、ちょっと意外だったんじゃないかな。

父子の物語をも描きたいなら、もっと長編にする必要があったのかもしれません。エディプス的葛藤を抜け出す中で、恋人との関係の成熟があって・・・ってとこまで、徹底的に描いてくれたら嬉しかったんだけどな~(笑)。

というわけで、☆は4つ。

十分に面白いですけど、もっと面白くなり得たと思います。・・・惜しい!(笑)

EDIT  |  08:42  |  BLコミックス(西田東)  |  Top↑
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