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Wed 14/12/2016

「このミス」のお話

☆この記事は☆

2014年12月03日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

日々更新中の「雑想記」では、その名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。

カメラや写真、歌舞伎、スポーツ、時事問題、本やマンガのレビューなどなど。

そうした記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して(あるいはそういう記事がメインのブログをまるごと)、この「恋歌」に転載しています。

特に元記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。







☆二本目です☆

※こっちの記事のほうが先に書かれていたんですけどね。

時系列イレギュラーですみません。




●ひええ

さっむーい!

今朝はほんとに冷えました。

この冬いちばん、というやつですね。

寒くてお布団から出るのがつらい季節、とうとう到来かあ。

うぐぐ。

でも、ねー。

こういう日は空気がきゅっと冷たくて、青空がホントにきれい。

目の覚めるような青。

冬の青空の美しさは、本当に言葉には尽くせません。

(と思うのは、南関東に暮らすからかもしれませんが。)

「よし、お天気だ!」

雲ひとつない真っ青な空を見て、テンションが上がらないといったら嘘になります。

きっと今日は、富士山がよーく見える。

そう思うとわくわくします。

寒いけど。

でも、晴れてるんだから文句は言うまい。

・・・やっぱり、寒いけど。

でも、青空きれいだもん。

うん。

※このあたり、メリットとデメリットでぐるぐる。

アホっぽくてすみません(笑)。






●これは

今日ではなくて、先月のある日の空。



DSCF7971ssss.jpg


晴れ間と、曇り空のまさに境目。

前線なのかな???

「馬の背を分ける・・・?」

という言葉を思い出したけど、どうなんだろう。

普通は、雨に関してつかわれる表現ですよね。



DSCF7975ssss.jpg


この迫力は、小さな写真では伝わらないよなあ。

実際には、見渡す限りの空が、くっきり二分されていました。

初めて見たわけじゃないけど、ちょうど写真を撮れる状態だったのは初めてかも。

撮りようによっては、ドラマティックです。



DSCF7977ssss.jpg


ぼーっと見上げていると、雲がゆっくり動いているのがわかります。

徐々に、徐々に、青空が広がっていきました。



DSCF7980ssss.jpg


もっとも、ここはふつうの住宅街。

空を狙ってるとはいえ、あんまり長いこと写真を撮ってると、

「あの人、なにしてるの?」

なんて思われてしまう、かも(汗)。

・・・と言ったら、

「今さら、なに言ってるの」

小鳥さんには笑われました。

ご近所の人はもうとっくに慣れてるでしょう、とのこと。

あー。

うん、そうね。

カメラを持ってうろうろしてる、大柄のオバチャン。

・・・たしかに、目立つわ(爆)。






●この時期に

なると、毎年そわそわします。

ふだん行かないようなサイトにも出かけて、ネット検索にも余念がない。

なにを・・・?

というと、コレ(笑)。


このミステリーがすごい! 2015年版このミステリーがすごい! 2015年版
(2014/12/10)
『このミステリーがすごい!』編集部

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年末のおたのしみ、です。

この一年間(正確には前年11月~今年10月)に出版されたミステリ作品の総括。

ランキング自体は、わたしにとってはオマケみたいなもの。

今年、大勢の人がおもしろいと思った(=良質と思われる)本のガイドブック。

そんな感覚で、楽しんでいます。



ちなみに>>

ここでいう「ミステリ」は、かなり定義が広い。

狭義のミステリというと、

「殺人事件が起きて、誰かが探偵役となって謎を追いかけ、犯人/動機/トリックを解明する」

というのが基本パターン。

犯人あて、が王道です。

(倒叙スタイルとか、いろいろバリエーションはありますが、それは置いておいて。)

これが「広義の」ミステリとなると、

☆警察小説
☆ホラー
☆サスペンス
☆犯罪小説
☆SFよりの作品
☆ファンタジーよりの作品
☆謎とき要素のあるライトノベル

なんかも全部、入ってしまうのね。

ゆえに、「このミス」に紹介されてはいても、

「わたしの好みじゃないなあ」

という作品も結構あります。

これは、どんなレビューでも同じですよね。


「警察小説」や「犯罪小説」は、(狭義の)ミステリじゃないのか・・・?

といわれると、わたしもよくわからない(笑)。


「犯罪小説」は、たぶん

“重点が犯罪者とその犯罪に置かれている”

ってことだと思う。

犯人探しはポイントじゃない、というか。

その犯罪や犯罪者をカッコよく、ノワール風に描いたり。

(たとえば、マフィアのボスが主人公だったり。)

逆に、闇の世界でしか生きいられない人間の絶望、みたいな描きかたをすることもあるでしょう。

犯罪者の心理や、警察に追い詰められていくプロセス。

そっちが主眼、ということではないかと思います。

有名どころでいうと、宮部みゆきの「模倣犯」。

貴志祐介の「悪の教典」あたりが、最近ではメジャーな犯罪小説じゃないかしら。



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宮部 みゆき

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貴志 祐介

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「警察小説」は、ミステリとほぼ同義のときもありますよね。

単に、犯人さがしをするのが警察官というだけ。

・・・というケースもあるし、それ以外の話もありますね。

警察という組織の問題点や、人間関係が焦点の作品もけっこう多い。

(警察という)お仕事小説、という側面もある。

たとえば佐々木譲の「警官の血」は、すごい大作だし名作だと思うけど、狭義のミステリじゃない。

まさに警察小説だよなあ、という感じ。



警官の血〈上〉 (新潮文庫)警官の血〈上〉 (新潮文庫)
(2009/12/24)
佐々木 譲

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警官の血〈下〉 (新潮文庫)警官の血〈下〉 (新潮文庫)
(2009/12/24)
佐々木 譲

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でもじゃあ、

「警察官が謎ときをしていたら、それは警察小説であって、(狭義の)ミステリじゃないのか?」

と問われると、どうかなあ。

それもちがう気がします(笑)。

「マークスの山」あたりは、ややボーダーライン。

「奇想、天を動かす」になると、たしかに謎ときをしてるのは警察官ですが、これはもう完全にミステリだよなあ。

そう考えると、線引きはとても微妙です。



マークスの山〈上〉 (新潮文庫)マークスの山〈上〉 (新潮文庫)
(2011/07/28)
高村 薫

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(1993/03)
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もともと日本のミステリは、アレです。

とくに現代では、「名探偵」はなかなか成立しにくい。

社会的リアリティを求めれば求めるほど、

“警察官ではない人間が犯罪捜査にかかわり、警察を出し抜いて謎を解く”

というお話は、つくりづらい傾向があるんですよね。

犯罪や被害者にかかわる秘密の情報を、なんで(警察官でもない)人間が知り得るのか。

捜査権もない人間が、なんで遺族や関係者の話を聞いたり、現場をチェックできたりするのか。

・・・ね?

冷静に考えると、「ねえよ!」なんですよね(苦笑)。

弁護士や検察官ですら、そこまでは許されない。

私立探偵ならなおさら。

まして小説家やフツーのOL、あるいは学生が探偵役をつとめるミステリってのは、現実的には無理がある。

決して、それを否定するわけじゃないけど。

というか、そういうミステリも大好きですが(笑)。

「本格ミステリにリアリティは必要ない!」

と言い切る人すら、いますしね。

・・・でも、まあ。

警察小説が多いのは、だから、必然なのだと思います。



以下の二冊はいずれも、

「いわゆる名探偵」

なるものの存在をおちょくったり、その意義に疑問を呈したりする “問題作” です。

麻耶雄嵩(まやゆたか)はそもそも、アンチ・ミステリというか。

推理小説という枠組み(お約束)を無視した推理小説を書く、ひねくれ天才肌(笑)。

熱烈なファンも多いけど、一般受けはしないタイプですね。

(個人的には、彼は異端ではあるけど真摯だと思う。生来まっとうなミステリを好きすぎて、知りすぎて変な方向に発展してしまった・・・んじゃないかと思っています。ツンデレみすてり好き、なのかも。)

つまり、麻耶雄嵩が名探偵をおちょくっても、何とも思わない(笑)。

でもそれを、現代ミステリ界の帝王である東野圭吾がやると、ちょっとびっくり。

ミステリ界の、というよりも出版界の超売れっ子、大正義作家(笑)、ですものね。

密室犯罪だの、嵐の山荘だの。

ミステリ界の定石やお約束を、いろいろと皮肉ってくれます。

なかなか面白いよ。



名探偵の掟 (講談社文庫)名探偵の掟 (講談社文庫)
(1999/07/15)
東野 圭吾

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貴族探偵 (集英社文庫)貴族探偵 (集英社文庫)
(2013/10/18)
麻耶 雄嵩

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ここ数年、ずっと続いてる警察小説ブーム。

それはある意味、

「一見ぬぼーっとしたいち個人=名探偵が、警察の懸命の捜査をよそに、知恵と勘で難問をあざやかに解決する!」

タイプのミステリを、荒唐無稽だと思う人が多い、ってことなのかも。


あ、いかん・・・(汗)。

なんか脱線してしまいました。

キリがないので、この辺で!






●では、

またね。。。

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タグ : ミステリー このミステリーがすごい!

EDIT  |  15:07  |  本にまつわる雑談  |  Top↑

Mon 12/12/2016

運命の一冊との出会いを

☆この記事は☆

2014年10月23日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

日々更新中の「雑想記」では、その名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。

カメラや写真、歌舞伎、スポーツ、時事問題、本やマンガのレビューなどなど。

そうした記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して(あるいはそういう記事がメインのブログをまるごと)、この「恋歌」に転載しています。

特に元記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。

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●ああもう

完全にこれ、老化現象だわ・・・(笑)。

なさけなーい。

と、しみじみ思いました。

昨夜~今朝のことです。

・・・寒いのよ。

冷えるんです。

ちゃんと暖かく着込んで、ふわふわ掛け布団もあって。

それなのに、足先が冷えてる。

というか、いつまで経っても爪先が温かくならない。

お風呂(シャワー)あがりだったのに。

「うむむ・・・」

寝つけない。

ごろごろ。

いらいら。

こういうときって、気持ちよく寝られないんですよね。

なんか、すごくミジメな気分になる。

数時間後、なんだかんだで目が覚めた。

「目が覚めた」ってことはつまり、寝てたわけだ(笑)。

いつの間にかうとうとしてた、ってことでしょうが、それにしても眠い。

眠った気、全然しない。

そして相変わらず、足先ひんやりめ。

「トシか・・・」

がっくり。

これが一月とか二月とかいうなら、わかるんだよなあ。

でもまだ、とりあえずは10月。

秋深し、とすらいまだ言えないと思ってるのに、なんなのコレ?

寒いんですけど?

「ゆ、ゆたんぽ・・・」

ええ、探しましたとも。

明朝は、今日よりさらに気温が下がるみたいだから。

まさかこの時期に、湯たんぽが必要になろうとは・・・(汗)。

かなしいのう。


リビングにいた小鳥さんにこの話をすると、

「今がいつか、は関係ないでしょ。気温が実際に低いんだから」

と笑われました。

あまりにも正論。

明快なお言葉です。

はい。

仰せのとおりでございます・・・(笑)。

彼女とちがって、わたしは電気毛布も寝るとき用ソックスも持っていません。

基本的に暑がりなので、そういうのは不要だと思ってるし。

お布団の中で靴下をはくの、どうにも好きじゃないのです。

なので湯たんぽ。

わたしにとっては最終兵器です(笑)。

まあ、それだって、わずか3年前までは要らなかった。

「足先がいつまでも温まらずに寝つけない」

なんて、雪の降りそうな夜に(=つまり年に一度か二度)あるくらい、でした。

今まではね。

それが、10月末に・・・???

うわあ、やだやだ。

いろいろと衰えているんだなあ、って実感しちゃったじゃないの(汗)。

とほほ。


そんなわけで、単なるおばちゃんのグチでした。

朝からたいへん失礼いたしました。

今日の首都圏、最高気温が15度に行くかいかないか。

寒い一日になります。

どうぞみなさま、あたたかくお過ごしください。





●ついでに

いつもの、町の本屋さんネタ。

目新しいことは少ないけど、誰もがこれについて意見を持っている。

議論が尽きない、それだけ関心があるということだと思います。

書店3分の2に減少…ここ1年は1日1店姿消す

また近所の本屋が潰れた!これで町の本屋が全滅したんだけど・・・ (まとめ)

あてもなく本屋さんを徘徊するワクワク感。

ふらっと入った古本屋さんでの奇跡の出会い。

思いがけない本に目がとまり、手を伸ばしてみる好奇心。

今までスルーしていた本棚で、おもしろそうな本と遭遇する驚き。

装丁に魅かれたとか、タイトルがかっこいいとか。

帯のあおり文句に反応したとか、作家の名前がクールだとか。

きっかけは無尽蔵。

偶然だけがもたらし得る幸せ。

・・・そういう愉しみは、Amazonでは味わえないですよね。

リアル店舗の魅力。

本の魅力。

ネット通販だいすきなわたしが言うことじゃないけど、でも、ホントだもの。

「必要なものを買う」

だけなら、ネットで事足りるんですよね。

これに関しては、本屋さんはかなわないことが多い。

たまたまそこにあればいいけど、本棚のスペースには限りがある。

書店で注文しても、届くまでえらく時間がかかる。

(ここはもっともっと、改善すべきだと思う。)

「ならネットで買ったほうがいいや」

になってしまうのは、これはもう避けようがない。

ほかに、ネットのいいところは、

☆重たい本や雑誌でも、だいたい無料で自宅まで届けてくれる。

☆レジのバイトのお姉さんに差し出すのが恥ずかしい類の本や雑誌やDVDを、気がねなく買える。

どっちも、けっこう重要だと思うの(笑)。

でも、

「本屋さんをうろうろして、思いがけない本と出会う」

体験だけは、ネットではムリだと思う。

ネットだってもちろん、偶然の出会いはありますよ。

でもそれは誰かのレビューがきっかけだったり、キーワード検索で引っかかったり。

なにかしらそこに必然性がある、んですよね。

かつてわたしが体験したように、

「古本屋街で法律書を探していたら、マヌエル・プイグの『蜘蛛女のキス』にぶち当たった」

みたいな突拍子もない、まったく関連性のない出会いは、リアルなお店でなければ起きない。

・・・と思うの(笑)。

※学生のころの実話。

※その時点でわたしは「蜘蛛女のキス」についての知識ゼロ。

※映画化や舞台化の前のできごと(だと思う)。

よくぞ、この文庫本の背表紙=タイトルを見ただけで、手にとろうと思ったよなあ(笑)。

作家の名前すら聞いたことなかったのに。

(いまだにこれは、わたしの内臓ほもレーダーの精度を自慢するに足る事件だと思っています。へへ。)

というわけで、あれだ。

町の本屋さんがなくなると、こういう体験をするチャンスも失われてしまう。

本にはまるきっかけがなくなってしまう。

本が大好きな子供が減ってしまう。

それはとても残念なことだと思います。





●では、

またね。。。

タグ : 書店 マヌエル・プイグ 蜘蛛女のキス

EDIT  |  22:01  |  本にまつわる雑談  |  Top↑

Sat 05/11/2016

どこまで競争を避けたら

☆この記事は☆

2014年07月12日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

日々更新中の「雑想記」では、その名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。

カメラや写真、歌舞伎、スポーツ、時事問題、本やマンガのレビューなどなど。

そうした記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して(あるいはそういう記事がメインのブログをまるごと)、この「恋歌」に転載しています。

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☆二本目です☆



●わお

捨てる神あれば拾う神あり。

・・・ちがうか。

でも、これは思いがけないいい知らせでした。



きのう何食べた?(9) (モ-ニングKC)きのう何食べた?(9) (モ-ニングKC)
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だいたい年に一冊、クリスマスの頃。

そう思っていたので、真夏の新刊は意外。

浴衣の二人もすっごくいい♪

(やっぱりシロさんが紺色で、ケンジくんが白っぽい浴衣なのね。だろうなあ。・・・うふふ。)

嬉しいなあ。

小鳥さんなんか、速攻でポチってました(笑)。

性格の差というのか、こういうとき、わたしはギリギリまでアクションしない性質。

・・・のんびり、といえば聞こえはいいけど。

でもそれで、『春抱き』新刊の予約特典を逃したりするからなあ・・・(汗)。


まあ、それはともかく!

あっという間に、もう9巻なんですね。

早いなあ。

なんだかんだで着々と話は進み、彼らの世界も動いているのが面白い。

彼らの関係も少しずつ変わっているのがいい。

(微妙にらぶらぶ度が上がっているのがうれしい。青年誌で、よくやるよなあ。)

1巻をはじめて読んだとき、

「じわじわとつい読んじゃうけどさ、でもこれ、どうやって話を続けるわけ・・・?」

と危惧したアホなわたし。

「ストーリーがあるというか、ないというか。淡々としすぎてない? まあ、レシピ漫画だしね・・・」

ああ、的外れにもほどがある・・・(汗)。

よしなが大先生がいかに偉大な作家であるか、理解していませんでした。

本当にウツケだわ。


8月か。

誕生月だけど、一年でいちばんキライなのよ(笑)。

暑いから。

でも、今年はシロさん&ケンジくんが読める。

そしてその後にはもちろん、『春抱き』が控えているわけです。

・・・し、幸せかも・・・(笑)。

暑くても生きてゆけます。

なんか、そんな気がしてきました。





●本屋さんネタ

もっと正確にいうと、反アマゾン包囲網・・・?

老舗書店: アマゾン学生値引きで出荷停止の中小3社に支援

フランス:町の本屋守る“反アマゾン法”可決

Amazonが送料無料を禁止した「反Amazon法」に対抗して「送料1円」に

いや、包囲網をつくろうとしても難しい、という話ですね。

街の本屋さんも大事。

だけど、書籍の購入がより簡単に、安価になるのなら消費者にとっては朗報でもある。

自由競争と保護主義。

そう言えないこともない。


フランスの法律の場合は、

「お店がタダで配送すると言ってるものを、法律で禁止していいのかよ?」

って思っちゃうなあ。

直接的に、あきらかに、消費者の利益に反している上に、もしかして競争法違反でしょう。

(ヨーロッパでは競争法、アメリカではアンチ・トラスト法などと呼ばれます。自由で公正な商行為や競争を保障するためのシステムですね。)

その背後にある考え方=守りたい文化がいかに尊くても、おかしいと思うのよね。


日本の再販制度についても、同じことが言えます。

出版文化を守る、著作者の権利を保障する。

そういう意図は正しいけど、結果的に自由な価格競争を阻害しているのは事実。

※実際、再販制度は、自由な価格競争を促す独禁法の例外システムです。

世の中の大半のもの/サービスの価格は、売る側が決めますよね。

高い値段をふっかけるのも、赤字覚悟で放出するのも、それぞれのお店の自由のはず。

※どちらも、ある程度の枠組の範囲内で、という縛りはありますが。

それが許されていないものの代表格が、書籍やCD。

一部を除いて、売る側が好きな値段をつけることは許されていません。

言論の自由と文化の保護が、その理由。

つまり、フランスと同じ発想ですね。

「本は文化だ! リンゴや鉛筆やデジカメとはちがう!」

ってこと。

価格破壊が起きて業界がぶっ潰れたら困るじゃないの、って。

わかるんだ。

わかる部分も大いにあるんだけど、もやもやします。

つぶれる心配のない業界とか、あっていいのか(笑)。

まっとうな市場競争にさらされないビジネスとか、甘すぎないか。

健全な経営基盤をつくるとか、そういう近代化、合理化を遅らせてない?

危機意識がうすくて、旧態依然のなあなあ経営に甘んじてはいないのか。

既得利益の維持に汲々としてるだけにも見えるけど、どうなんでしょう。

そもそも、経営の苦しい出版社が何社かつぶれたところで、出版文化は脅かされるものなのか?


もっと抜本的な見直しがあっていいと思う。

・・・と思うわたしは、単なる競争法好きなのかもね(汗)。





●では、

またね。。。

タグ : よしながふみ きのう何食べた? 書店

EDIT  |  23:46  |  本にまつわる雑談  |  Top↑

Fri 30/09/2016

不確かで不透明な世界だけど、それでも

☆この記事は☆

2014年07月06日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

日々更新中の「雑想記」では、その名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。

カメラや写真、歌舞伎、スポーツ、時事問題、本やマンガのレビューなどなど。

そうした記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して(あるいはそういう記事がメインのブログをまるごと)、この「恋歌」に転載しています。

特に元記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。







●眠い・・・

そしてなぜか起きてる(笑)。

おかしいですね。

うぐぐ。





●何日か

前のニュースですが、今ちょっと読んだので。

アシスタントの初連載が2日前に取り消し 「進撃の巨人」作者「漫画家の人生を考えろ!」と激怒

新人漫画家の連載中止に業界あ然

ひでえ。

本当にひどい話だよなあ。

法律的に見れば、フツーに訴訟で勝てるレベルの話です。

※その気になれば、ね。

実際には裁判をしたら、仮に勝ったとしても、今後この業界で干されちゃうリスクのほうが高い。

新人マンガ家の立場、弱いであろうというのは想像がつきます。

マンガで食っていきたい人にとっては、ほぼ泣き寝入りを強要されるのに等しい。

捨て身の覚悟じゃないと、「出るところに出る」こともできないだろうなあ。

理不尽ですよね。


今回だって、たまたま有名なマンガ家が取り上げたからこそ、ネタになった。

ある程度はマスコミにも取り上げられた。

これってある意味、不幸中の幸いかも・・・?

(その彼だって、「出版社批判をした」ということで、この先どっかで不利益をこうむらないとも限らない?)


もちろん、この作家さんの作品は知りません。

読んだことないし、読む予定も特にない(笑)。

東京都青少年健全育成条例の「不健全図書指定」に引っかかるおそれがある。

―――ってことは、きわどいエロなんだろうな、と。

そう思ってます。

もしかしたら、わたしの毛嫌いするジャンル/系統の人かもしれない。

(男性向けエロを全否定はしないけど、極端なロリとか、グロとか、りょーじょくとかは勘弁!)

でも、そういう問題じゃないんだよなあ。


漫画家さんの世界はよく知らないので、聞きかじりになりますけど。

商業誌(この場合はウェブ上だけど)での連載が決まる。

―――新人さんにとっては、大変なチャンスですよね。

ちゃんと担当の編集さんがついて、打ち合わせをして、ストーリーを考えることでしょう。

編集部のほうだって、未知数の新人であればあるほど、監督の目はきびしいはず。

ネームのチェックも細かいだろうし、ダメだしもするでしょう。

無料のウェブ漫画だそうですから、「いずれまとめて出版する」のが大前提。

そうじゃないとお金になりませんものね。

何が言いたいのか、というと。

今回のこの気の毒なマンガ家さんがすでに描いていた “連載5話ぶん+α” ってのは、

“編集の指導、チェックや描き直し指示などが存分に入った結果、完成された作品”

のはずだ、ということです。

それが連載開始の二日前にいきなり中止って、どういうことなの。

おかしいでしょう?


1. 編集部がちゃんとこの新人マンガ家を指導・監督して来なかった

2. 問題なく出版できると、編集部が独断で判断していた

3. 問題なく出版できるかどうか、書籍営業部との交渉・すり合わせが不十分だった

4. その他、わたしには想像もつかない理由

最後のは別にして、それ以外のどれが理由であっても、悪いのは編集でしょう。

ロクにチェックもせず、新人を野放しにしてたのか?

何十ページも描かせてから、「こらアカン」って思ったのか?

大丈夫だろうと思ってたら、出版できないよ、と言われて慌てたのか?

連載の依頼をするってことは、作家がそれを引き受けた段階で「契約成立」。

書面であろうとなかろうと、契約は契約です。

(実務的には、裁判で契約の詳細を検討する際に、文字にしたものがないと困りますけどね。)

それを一方的に反故にはできないはず、なんだけど。

いやいや、それ以前の問題ですよね。

編集の落ち度は隠しようがないけど、もしも原稿に問題があって、

「このままでは出版できない」

というのなら、どうして作家さんに描き直すように言わないんだろう。

はじめはOK出していたものを、あとで「やっぱりダメみたい」はカッコ悪い。

自分に見る目がないってことだもんね。

でも作家さんだって、モヤモヤしたとしても、連載中止よりは手直しを選ぶのでは・・・?

「いやあ、都の条例がさー、最近きびしくってねえ」

とか言われちゃうと、釈然としなくても、誰も文句はいえないと思うけど。

うーん。

手直しで済むレベルじゃなかったってこと?

じゃあなぜ、編集部が早い段階で・・・ってことで、話はふりだしに戻ります。

わけわからん。


少なくとも、編集部はこの新人さんにお詫びした上で、補償をすべきでしょうね。

どういう話し合いがあったのか、報道されてないから知らないけど。

そしてあとは、この原稿がムダになりませんように。

どこかの誰かが、救いの手を差し伸べることを期待します。



なお>>

最近こっち方面の規制といえば、こんな記事がありました。

Google「ロリ八分」発動で同人サイトのアクセスが激減 過剰な“言葉狩り“との批判も

【妹ぱらだいす】不健全図書の理由とは 近親相姦の「不当な賛美」って何?

いずれも、アレだ。

内容的には、誉められたもんじゃありません(笑)。

「こりゃヒドイ!」
「規制されてもしょうがないでしょ」

と思えるものも、実際には結構ある。

健全な腐女子のわたしたち(ゲホゲホ)には関係のない、対岸の火事にすぎない。

・・・って、思ってません?

思いますよね?

男性向けの(一部の)過激なエロ描写と一緒にしないでよ、って(笑)。

でも、無関心でいてはいけないと思うのです。

だって、いつこっち方面に、火の粉がかかってくるかわからないでしょう?

あまりおおっぴらに擁護しにくい、誉められたもんじゃない趣味嗜好。

そういう分野だからこそ、ターゲットになったときに脆い。

「大義名分」のあんまりない世界、なのです(汗)。

今はまだびーえる系は規制がゆるいほうだけど、今後どうなるかはわからない。

規制の矛先が、いずれこっちに向くかもしれない。

そうなったとき、わたしたちの好きな作品は全部、無事でいられるんだろうか・・・?

今は大丈夫でも、いつか風向きが変わるかも?

こればっかりは想像がつきません。


そもそも不健全図書って何なの。

―――これを考えると三日ぐらい寝られないので、やめておきます(苦笑)。

むずかしいですよね。

健全なものだけしかない世界に、ひとは棲めないと思うけど。

(シューベルトの「ます」的な。)

でも子供の目に触れてほしくない書籍が存在するのも、厳然たる事実。

どこで線を引くのか。

簡単に答えは出ません。





●もうひとつ

同じ世界のお話。

ニトロプラスが二次創作のガイドラインを改定 「委託禁止」「200個以内・10万円未満」に賛否両論

ニトロプラス 著作物転載ガイドライン

ドキリとしました。

二次創作をどう扱うか。

原作=もともとの商業作品の著作権を持つ企業の規定したガイドラインです。

※あくまで、いち企業の規定。

ポイントは、三つほど。

☆一定の条件下で、二次創作をはっきりと容認している

☆「非営利」の基準が比較的まっとうである(と思う人が少なくない)

ここまでは、日本の同人文化にとって悪い話じゃない。

「非営利」の基準はきびしいと思いますが(後述)、理不尽ってほどでもない。

コンテンツでもうける企業の立場に立ってみれば、わからなくもない要請です。

問題は、まさにその “まっとうであること” らしい(笑)。

☆妥当性のある基準だけに、これが業界全体に援用される可能性がある

と、どうなるのか?

もっとゆるい基準を採用している企業や、二次創作を(ほぼ)自由に認めている企業。

そういう人たちも、この基準を参考にするのではないか?

そうなると、現在の二次創作カルチャーは大きく変わることになる。

「二次創作OK」の流れを拡大しようと運動してる人たちにとっては、大きな打撃になりますよね。

さて、どうなるかねえ。


その「非営利」の基準ね。

条件がいろいろあるので、詳しくは上記のリンク先を読んでほしいけど、数字だけ見ると、

“200個(冊)、10万円”

がベンチマーク(のひとつ)なのです。

薄い本なら200冊以内で、売り上げ予定額が10万円未満まで。

それを超える場合は、アマチュアであっても版権の許諾申請をしてくださいよ、ってこと。

(もちろん有料です。)

さて、この基準はどのくらいきびしいのか。

「えっ!?」

この世界に関してはド素人に近いわたしが驚いたのには、理由があります。

わたしたちがかつて出した、唯一の同人誌

あれの印刷部数が200冊をちょっと超えていました。

ドが三つくらいつく素人サークルの拙い本が、すでに上記の基準を超えてしまっている。

ってことは、かなり厳しめの基準なのでは・・・?

同人誌の世界に詳しい人たちには、

「ズブの素人で無名サークルの小説本がそもそも200冊も売れるとか、変だよ!」

とは言われましたけどね(汗)。

こっちはそういうのすら知らなかったので、意外でした。

(自慢にきこえたらごめんなさい!)

今になって思うと>>

本編がいちばん盛り上がっていたタイミングでの発行だったし。

ほぼ寡占というか独占というか、ほかに同ジャンルの同人誌が存在しなかったし。

予約制で、最初からどのくらい売れるか予想ができたし。

サイトをすでに運営していたし。

・・・諸条件がプラスに働いたのだと思います。


この企業の示した「非営利」の基準が、今後どのように広がるのか。

広がらないのか。

二次創作にどんな影響を与えるのか。

これからが気になるところです。





●では、

またね。。。

タグ : マンガ 同人 同人誌 二次創作

EDIT  |  22:38  |  本にまつわる雑談  |  Top↑

Thu 25/08/2016

非効率極まる悦楽

☆この記事は☆

2014年03月02日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

日々更新中の「雑想記」では、その名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。

カメラや写真、歌舞伎、スポーツ、時事問題、本やマンガのレビューなどなど。

そうした記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して(あるいはそういう記事がメインのブログをまるごと)、この「恋歌」に転載しています。

特に元記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。







●おはよう

ございます。

昨夜は猛烈な眠気に襲われ、前後不覚(?)に陥ってしまいました。

夜型のわたしにしては珍しく、日付も変わらないうちにベッドに墜落。

・・・うん、墜落(汗)。

爆睡です。

ホントに眠いときはいきなりバタン!と落ちるので、着てる服も布団の裏表もオカシイ。

小鳥さんにおやすみのひと言、声をかけることもしてないと思う。

電気を消しただけでエライ、というレベル(汗)。

子供かよ。

うむむ。

もっとも、早寝早起き。

人間の体にとっては、そのほうが健康的なんですよね。

清々しい・・・かどうかはともかく、今朝は6時前に目が覚めました。

「おお、早い!」

日曜日の朝に、ムダに早起き(笑)。

すっきり爽やか。

ちょっと得した気分です。

外は雨です。

(さすがに今回は雪ってことはないだろう、と思ってました。)

冷え込んでますが、この程度ならエアコンなしでも大丈夫・・・かな。

それにしても毎日の気温、相当な落差がありますね。

三寒四温・・・って、あ、これは冬の季語か(汗)。

今の時期に使うのはちょっとちがいますね。

でも、そんな感覚。



ところで>>

たいがいおかしな夢を見ることが多いのですが、昨夜/今朝は特に変でした。

だって、孝夫ちゃんです。

(十五代片岡仁左衛門丈、です。)

「なんで・・・?」

驚いたなあ。

まさかの人の登場に、呆然としちゃいました。

といってもご本人が正面切って、はっきりと出て来たわけじゃない(汗)。

ストーリーは荒唐無稽なので割愛しますが、どこか立食式のパーティー会場みたいなところ。

わりと狭い場所でしたけど、そこに彼がいることはわかっている、という設定でした。

背伸びしてあっちこっち見回すと、会場の向こうの壁際。

それらしき人の髪の毛とおでこが、(彼は背が高いので)かろうじて見える。

「あ、あれだ!」

そばに行きたいと思うけど、人が大勢いすぎ。

人波をかき分けるように進み、なんとか近づこうとする。

・・・そのあたりで、夢はおわりです(汗)。

結局わたしが見たのは、孝夫ちゃんの頭のてっぺんとおでこ。

ご尊顔すら拝してない。

いや、それでもたしかに、彼だと確信してますけどね(汗)。

でも、でも。

なんか複雑なんですよね。

だって好きな人、それもホンットに好きな人の夢は、どういうわけか見ない。

見たくても見られない、というのがわたしの夢の傾向です(汗)。

(例: 香藤くんの夢はときどき見ても、岩城さんの夢はほとんど見ない。せいぜい後ろ姿。)

だからなあ。

孝夫ちゃんが出て来て嬉しいというより、ちょっと胸騒ぎがしちゃいました。

(まあ、あれを「夢で見た」と断言できるかどうか、微妙ですが。)

「なんで・・・?」

孝夫ちゃん、どうしているんでしょう。

顔見世を休んで肩の手術をして、無事に退院したとは聞いたけど、続報がない。

(たま~に息子の孝太郎のブログに、父が・・・というエントリーを見かけるくらい。)

歌舞伎公式総合サイトでは次々と、春から夏にかけての公演情報が出てますが、孝夫ちゃんの名前はなし。

それが気になってはいました。

だから、夢に見たのかねえ・・・?

うむむ。

早く元気になってほしい。

舞台でお会いしたい、それはもちろんですが。

もっと本音をいうと、会えなくてもいいから、ずっと長生きしてほしい。

無事でいてくれればそれでいい。

そう願わずにはいられません。





●ゆゆしき

事態だと思いますよね。

「若者が本を読まない!」

ってのは、いつの時代も言われてる気がするけど。

読書時間ゼロ 大学生の4割超える

※電子書籍をも含めた数字です。

皮肉にも、というか。

おそらくみんな、「活字を読む」ことはしてるんだろうなあと思います。

スマートフォンでやってることの半分は、たぶん「文字情報を追いかけてる」状態でしょうから。

でも、それは本じゃないからねえ。

余暇としての読書

・・・これってもう、時代遅れなのか(汗)。

これはわたしの感覚ですが、世の中には二種類の読書があると思ってます。

読みたいから読む読書と、それ以外の読書(笑)。

「それ以外」というのは、勉強に必要な教科書とか、課題図書とか。

昇進や資格試験のための自己啓発本とか、マニュアルとか、そういうのすべて。

勝手な話かもしれないけど、これをどれだけこなしても、「読書をした」とは言わないと思ってます(笑)。

本を読むってのは、それ自体が目的だと思うから。

「読みたいから読む」でなければ、趣味とは言えませんものね。

でも今は、趣味としての読書は流行らないのかも。

時間がないとか、ゲームや何かに負けてるとか、そういうのもありますが。

どうも最近の就活事情をみていると、アレなんですよね。

「人間力」だとか、「コミュニケーション能力」だとかを重視するあまり、

“ひとりでできる趣味(読書、音楽や映画鑑賞など)” 

は望ましくないというか、歓迎されない傾向にあるんだとか。

たしかに、まあ、わからないでもない・・・(苦笑)。

人事担当サイドから考えれば、ですよ。

履歴書の趣味欄の「読書、映画鑑賞」くらい、“メッセージ性のない”ものはない、とは思う。

面白くないというか、ありきたりすぎて何の情報も読み取れないというか。

そこから個性も、食いついてくる意欲も感じられない。

「読書が趣味でもいいんだけどさ、もうちょっと面白い書き方というか、人目を引くような工夫をしようよ」

って、思っちゃうだろうなあ。

とはいえ、それは就活のテクニックのお話。

あくまで、うまく個性を輝かせる魅力的な履歴書を書くにはどうするか、という方法論です。

実際の趣味が何であるか、とは別のレベル。

(たとえばオタク趣味バリバリの人でも、履歴書にアニメや漫画のことを書かないでしょう?)

・・・と言いたいところですが、どうなんでしょうね。

「趣味が読書とかって、就活で不利らしいよ」

なんて言われたら、真に受けちゃう人もいるかもしれない(汗)。

真に受けるまでいかなくても、読書をしようっていう意欲は殺がれますよね。

限られた時間とお金を、本に費やす気がますます失せる・・・かも。

悪循環ですね。

(ホントに好きな人は影響されないと思うので、度外視ね。)

読書。

人生の喜びだと思うけどなあ。


やや自虐的にいうと、読書ほど「効率の悪い」教養の素はありません(笑)。

「本を読め!」

そう言われて反発する人は、いつも同じことを言いますよね。

「一冊や二冊読んだくらいで人生、変わるかよ」

うん、そうなんだよね。

それは実はとても正しい、気がする・・・(笑)。

本ってのは雑学の宝庫であり、同時に、可能性が詰まっている福袋みたいなもんだと思います。

あたりもあれば、はずれもある。

一冊や二冊じゃ、たぶん何も変わらない。

だけど十冊、百冊、千冊、万冊と読んでいくうちに、わかるんですよね。

自分はこういう世界が好きなのか。

自分はこういうのはキライなのか。

この作家の文章はきれいだなあ、読みやすいなあ。

あの作家の文章は読みにくい、頭にすんなり入って来ないなあ。

そして気がつくと、日常生活では出会わない言葉や、漢字や、表現を覚えている。

こういう考え方をする、生き方をする人間がいるのか。

こんな恐ろしい世界が世の中にはあるのか。

こんな・・・以下略。

面白いから読む。

面白いからもっと読む。

その果てに、まるで副産物みたいに、知識や教養がついてくる。

自分では知り得ない経験や、感情や、人生観を受け止めることができる。

気づいたら、知らない世界のあれこれを吸収している。

読書って、そういうものじゃないかと思います。

それを知らずに人生をすごすのはもったいない。

もったいないよ・・・!





●それでは、

またね。。。

タグ : イマドキの若者 読書

EDIT  |  22:34  |  本にまつわる雑談  |  Top↑

Wed 20/07/2016

圧勝ミルフィーユ(笑)

☆この記事は☆

2014年02月26日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

日々更新中の「雑想記」では、その名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。

カメラや写真、歌舞伎、スポーツ、時事問題、本やマンガのレビューなどなど。

そうした記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して(あるいはそういう記事がメインのブログをまるごと)、この「恋歌」に転載しています。

特に元記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。

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●なんだか

そろそろ、やばいですよね・・・?


WS000309.jpg


たぶん気のせいじゃないと思うの(汗)。

最近ちょっとずつ、グズグズやむずむずやくしゃみが増えて来たと思う。

やっぱり、飛んでますよね・・・?

もうじき三月だから、避けようがないよなあ。


WS000310.jpg


どうもこれから気温が上がるらしい。

それ自体は朗報のはずですが、素直に喜べないですね(苦笑)。

ヤツがやって来ると思うと複雑。

春・・・うぐぐ。


そういえば>>

今夏は猛暑にならず北日本で冷夏も…気象庁予報

このニュースを読んで、早々と絶望した人は多いのでは?(苦笑)

気象庁の長期予報、おっそろしく当たらないからなあ。

「大丈夫、猛暑はないよ!」

なんて言われると逆に、なんかもう絶対に猛暑になりそうな気がしてしまいます。

いやすぎる。。。





●最近

ちょっと嬉しかったこと。

というと、これ。


傾く滝 (講談社文庫)傾く滝 (講談社文庫)
(2013/08/30)
杉本苑子

商品詳細を見る



ブックオフで紙の本(文庫)を手に入れたこと、かなあ。

ないんですよ、売ってないの。

古い本だからしょうがないとは思うけど、新しい本を買いたくても見つからない。

大昔に読んで大感激して、それ以来の愛読書。

(これまでに何度もこのブログに書いてると思うので、内容は省略。)

・・・なんですが、ここ何年か自宅を探しても出て来ない(汗)。

捨てたわけないし、誰かに貸したこともない。

きっと、ロンドンに置いて来たまんまなんだろうなあ。

(ロンドンにまだ引越荷物が少し残ってるのです。倉庫サービス。)

もう一冊、買えばいいじゃん。

そう思ってからが案外と大変でした(笑)。

ネット中古書店で検索すると引っかかりますけど、在庫がなかったりね。

電子図書じゃなくて、紙の本がほしい。

地元の書店に注文すればいいのかもしれないけど、最近そういうのやらないしなあ。

地道に探して、やっと確保しました。

稀覯本でも何でもないのに、こんなに見つからないとはね・・・(笑)。

やれやれ、です。



もうひとつ、本の話題>>

小口研磨って、ご存知ですか。

鈍感なのかなあ、わたし。

先日、ちょっとしたニュースを読んではじめて意識しました(汗)。

研磨本が届いたよチクショー!…研磨本って知ってますか??

たまたま折原さん(という作家)を知ってるから、目についたんだろうなあ。

そうじゃなかったら、たぶんスルーしてた気がする(苦笑)。

言われれば、なるほどって思います。

小口研磨ってのは、こういうことのようです。

①本屋さんの棚に並べられているうちに、本が汚れたり日焼けしたりする。

②売れないので返本される。

③廃棄するのはもったいないので、小口をヤスリのようなもので磨き、新しいカバーをかける。

④ほら、一見まっさらな新刊の出来上がり!

⑤再び出荷され、本屋さんの棚に並ぶ。

・・・こんな感じ?

さて、このプロセス。

単に商品をキレイにしただけ、と考える人は少なくありません。

(古書店でこういう作業をするというのは、以前から知ってました。)

新刊がお店に並び、それを手に取る人がいる以上、時間が経って汚れるのは不可避だもんなあ。

ホコリや手垢のついた本を買うよりは数倍マシ、という感覚はあると思う。

でも、今回ネットで調べて気づきました。

世の中には、小口研磨された本を嫌う人が案外いる、という事実に。

・・・知らなかったなあ・・・(汗)。

(それがマジョリティだとは思わないけど、こだわる人はこだわるということでしょう。)

汚れて、「新品」(と呼んでよい状態)ではなくなってしまった新品。

それを研磨してきれいにする作業を、

「本を傷つける」

「新品であるかのように偽装する」

行為だと捉えるのですね。

なるほどなあ。

わからないではないけど、正直そこまで気にしないなあ。

汚れていたり、カバーが擦り切れていたりするよりずっといいと思うわたしは、鈍感なのか?(笑)

本というモノに対する愛情に欠けているのか?(汗)

感覚的なものなので、正しいも間違ってるもないんだろうと思います。

う~ん。

神経質な気もするけど、どうなんでしょう。

(もちろん、同じお金を出すならキレイな本のほうがいいですよ。そのほうが嬉しいのは当然。)

ああ、それをいうなら、そもそも出版社が神経質なのかもしれませんね。

いや、消費者も同じか。

落丁でも乱丁でもない、誰にも売ったことのない本。

発行からある程度の時間が経てば、汚れてしまうのはあたりまえのこと。

でも、その汚れを放置できない。

そのままでは商品価値がないと考えるから、研磨と言う手間ひまをかけるわけですよね。

わかる・・・けど・・・さて。

やりすぎ感も否めない気がします。

ちょっとね。





●笑った(笑)

いいよね、こういうの。

「サイレントヒル」「ラヴノウ」? 都道府県名を英訳したらかっこよすぎた

個人的には、青森(blue forest)が好きです(笑)。

愛媛(lovely lady)と香川(fragrant river)も捨てがたい。

でも、英語に限定しなくてもよくない?

フランス語にすれば、千葉はまさかのミルフィーユ(mille-feuille)です。

ミルフィーユ県。

・・・ダントツに美味しそう♪





●では、

またね。。。

タグ : 傾く滝 杉本苑子 小口研磨

EDIT  |  14:30  |  本にまつわる雑談  |  Top↑

Wed 12/08/2015

昔は入り浸っていたのになあ

☆この記事は☆

2013年10月25日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

日々更新中の「雑想記」では、その名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。

カメラや写真、歌舞伎、スポーツ、時事問題、本やマンガのレビューなどなど。

そうした記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して(あるいはそういう記事がメインのブログをまるごと)、この「恋歌」に転載しています。

特に元記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。







●これは

以前どこかで読んだけど、面白い話ですよね。

スペインの「ハポン」400年経てDNA鑑定へ

スペイン南部の小さな村を中心に、「JAPON」という姓を名乗るひとたちがいる。

それも一人や二人じゃなくて、何百人も。

ハポン=そのものずばり、「日本」です。

歴史のロマンを感じません?(笑)

過去にはこんな記事も>>

皇太子さまを大歓迎 「ハポン(日本)」姓の人々が暮らす町

サムライの銅像も立つ、400年前からスペインで暮らす日本人子孫の集落

DNA鑑定の結果、もしかしたら、日本に親戚(遠戚?)がいることがわかるかもしれない。

スペインにやってきたご先祖さまの、日本でのルーツもわかるかも。

ものすごくおもしろいなあ、と思います。


そういえばイギリスで、似たような話を聞いたことがあります。

スペインの無敵艦隊、アルマダってご存知ですか。

16世紀終盤、無敵艦隊がイングランドに侵攻しました。

詳細はめんどくさいので省きますが(笑)、要はイングランドとスペインの戦争です。

イングランド王座にはエリザベス一世(プロテスタント)。

大国スペインを率いるのは、もちろんフェリペ二世(カトリック)。

当時の国際情勢というか、国力の差は歴然としていて、イングランドは圧倒的に不利なはずだった。

まして、攻めのぼって来たのは無敵艦隊と恐れられたスペインの大船団です。

イングランド、絶体絶命!

・・・のはずだったのですが。

これが不思議なことに、イングランド艦隊が大健闘。

英仏海峡を転々と転戦しながら勝ち続け、かわし続け、最後には勝ってしまいました。

アルマダの海戦

まさかの敗北を喫した無敵艦隊。

長い航海による疲弊と食糧不足で窮地に陥り、必死でスペインに帰還しようと試みます。

が、船は破損してるわ悪天候に見舞われるわで、大混乱。

結局、なんとか生きてスペインに辿りついた兵士は当初の半分以下だったそうです。

戦闘で死んだ兵士よりも、難破による水死、餓死、病死、漂流先での虐殺などで死んだひとのほうが多かった。

イングランド艦隊も無傷ではなかったけど、スペインにとっては悲劇的な敗北だった。

―――とまあ、そういうことがあったのですね。

え?

これとハポンさんネタと、どういう関係があるのかって?

実は、本題はここからです(汗)。

海戦と難破の場所を見ればわかりますが、主にスコットランドとアイルランド。

このあたりの海岸には当時、かなりの数のスペイン兵士が漂着しました。

溺死したり、上陸地で虐殺された兵士も多かったけど、全員が死んだわけではありません。

(なんせアルマダには、数万人もの兵士がいたんだもの。)

どうにか生き延びたスペイン兵もそこそこいた、と推察されます。

地元の人に助けられたり、匿われたケースもあったんでしょうね。

どうしてそれがわかるのか?

これが面白いんだけど、答えはシンプルです。

スコットランド人やアイルランド人に、ときどきいるんですよ。

真っ黒な瞳と、真っ黒な髪の毛を持つひとたちが。

ケルト民族には暗い色の髪の毛の人も多いけど、そういうのとは違う。

うまく説明できないけど、明らかにエキゾチックに見えるのですね。

※スコットランド人もアイルランド人もケルト民族です。

珍しいよね、と言うと、

「たぶんスペイン人の血が入ってるから」

なんて話が出て来るわけです。

つまり、アルマダの兵士たちの子孫だから、というわけ。

実際にDNAなどで確認された事実なのかどうか、わたしは知りません。

もしかしたらパブの与太話の延長かもしれないけど、でも、そういうことを耳にするのは事実。

聞かされるってことは、そういう伝承があるってことなんだろうと思ってます。

DNAのいたずら・・・?

今から500年も前の、遠い歴史上の出来事。

難破船から命からがら逃れて、運よく助かった異国の兵士たち。

彼らが存在した証拠が今、こんなかたちで目に見えるって、面白いと思いませんか?

「歴史は生きている」

過去は今とつながっているんだと、そういうときは実感します。





●ときどき

話題にしてますが、本屋さんのお話。

消える書店:ネットに負け相次ぎ閉店 地域中核店も

町の本屋さんのサバイバル、ますます深刻になってますね。

(チェーン店ではない、個人経営の書店ね。)

どうすればいいんだろう?

このご時世でも流行っている本屋さんには、いったい何があるんでしょう?

ネット通販と電子図書。

この二つに、どうやったら太刀打ちできるんでしょう。


逆に今、なぜわたしたちは昔ほど本屋さんに行かなくなったのか?

これを考えてみると、ヒントがあるかなあ。


ひとつ、ロケーションと営業時間。

リアル店舗に出向く気になるためには、便利な場所になくちゃいけない。

通勤・通学のついでにちょっと立ち寄れる、便利なロケーション。

あるいは休日、街中をぷらぷらしてたら目につく位置にあるかどうか。

都心の大型駅ターミナル構内に本屋さんが増えてるのは、このせいか?

それから田舎の本屋さんは、閉店時間が早いですよね。

部活や塾で遅くなったり、残業や飲み会で遅くなったら、本屋さんには行けない。

そこをなんとかしないと、寄りたくても寄れません。


ふたつ、店舗の規模。

規模イコール、品揃えです。

わたしが子供の頃は、小さな本屋さんがいくつもありました(笑)。

ふつうの民家の一階を改装した程度の、狭い本屋さんもちらほら。

むろん品揃えは非常に限られていて、ないものは注文するか、別の本屋を見に行くか。

それが当時は、あたりまえでした。

でも今、そういうお店はまず生き残れないですよね。

たとえものすごく便利な場所にある本屋さんでも、品揃えがさびしかったら行かない。

ハナから行かない。

もしかしたら探してる本があるかもしれないけど、それでも行かない。

「あの店に行っても、どうせないだろうな」

という予断があるからです。

もっとも、これに関しては本屋さんに勝ち目はない・・・かも。

アマゾンをはじめとする巨大なネット書店の、あの膨大な倉庫のスケール。

海外の出版物や古書までも、一気に検索できるシステム。

あれに対抗できるリアル店舗なんて、絶対にないでしょうから。

唯一、可能性があるとしたら、高度な専門化しかない。

ニーシュ(日本語で「ニッチ」)マーケットを狙う、ということです。

規模とは関係なく、

「あの店に行けば、きっとある!」

と思わせる店づくりをできたら勝ち。

コミックスや同人誌を専門的に扱うお店が堅調なのは、そのせいでしょう。


みっつ、お取り寄せ。

欲しい本がお店になかったら注文して、「入荷しました」の電話を待つ。

かつては、それが普通でした。

一週間後だろうと二週間後だろうと、待つしかなかった。

そういうもんだ、で済んでいたのですね。

(まあ、文句をいうクレーマーもいたのかもしれないけど。)

でも今は、「そういうもん」じゃないでしょう?

上記リンクの記事の中で、いちばん違和感を覚えたのがそこです。

「お客さんが待ってくれなくなった」

って愚痴をこぼされても、それはお客さんのせいじゃないよ、と思いますよね(笑)。

かつては本を注文したら一週間、二週間があたりまえだった。

でも今は、ネット通販があるんですもの。

在庫がある限り、たいていの本はその日のうち/翌日には届く。

ちょっと地方の場合だって、二日後くらいには届くのでは・・・?

ロンドンにいた頃、アマゾンは「GOLD」を発売後4~5日で届けてくれましたもの(笑)。

これって、あれです。

かつて東海道新幹線の「ひかり」は、ものすごく早く感じた。

でも「のぞみ」が出来てからというもの、「ひかり」が遅く感じられてしょうがない。

まして「こだま」は、ホントにホントにとろい。

―――これと、同じ。

お客さんが本屋さんに注文しなくなったのは、一週間にも及ぶ待ち時間を

「そんなもんだ」

とは、もはや思えなくなったからです。

なにが早くて何がおそいのか、その基準が変わっていくのはしょうがない。

「アマゾンなら明日とどくのに」

は嫌味でも悪態でもなく、単なる事実を述べてるだけ。

時代のニーズに対応できなくなったのは、本屋さんのほうだと思います。


よっつ、清潔感。

現代人がどんどんキレイ好き、神経質になってる・・・のかもしれない。

そう思うけど、本屋さんで困ることがあります。

昨日今日、発売されたばかりの本や雑誌なら、いいんです。

そうじゃない本を探してるとき。

たとえお目当ての本が見つかっても、買わない、買いたくないときがあります。

それは、本の汚れ。

日焼けや、ホコリ、手あか、こすれ、染み、折れ目。

「あー、ダメだこりゃ」

って、がっかりしてしまう。

自分だって本屋さんでは、気になる本を手に取ってるわけだから、矛盾してるかもしれない。

でも、ダメなんですよね。

せっかく新品(のはず)の本を買うのに、汚いのはイヤだよ・・・(汗)。

よほどレアな本や雑誌で、その最後の売れ残り?を逃したら手に入らないなら、買うかもしれない。

そうでなければ、やはり諦めます。

「ネットで買うか・・・」

そう、ネット通販の利点のひとつが、「本がきれいなこと」。

たまにハズレもあるみたいですが、おおむね、まっさらな本が届きます。

倉庫からシュリンクラップされて梱包まで、触れる人数はごくわずか。

そりゃ、黄ばみもホコリもないはずです。

雑誌なんかだと特に、店頭においてあるものとの差が歴然としてますね。

正直この点では、リアル店舗が「悪い」わけじゃない。

リアル店舗であること=実際に本を手に取ってたしかめられる、だものね。

でも、ダメなときはしょうがないのです(苦笑)。


いつつ、中古市場。

今と昔でとてもちがうことのひとつが、古書市場の開放。

・・・じゃないかと思います。

昔だってもちろん、古本屋さんはあったけどさ。

でも、一般人が日常的にそこに売買に出向く、という場所じゃなかった気がします。

でも、ブックオフは中古市場を変えましたよね(笑)。

本がほしい、と今わたしたちが思うとき。

新品を買うか、中古を探すか、という選択肢があるんだもの。

(もちろんネットでも同じことができる。)

好きな作家さんの新作なら、もちろん新品を買う。

とりあえずちょっと読んでみたい程度なら、ブックオフでもいいかな、と思う。

実際ブックオフには、つい最近に発売された本でも並んでるからなあ。

古書へのアクセスがカンタンになったことで、実質的な「価格破壊」がやって来た。

定価を「高い」と感じる人が現れるようになった。

(再販価格については、またいつか別の機会に。)

本屋さんにとっては、これは辛い状況だと思います。


むっつ、電子図書。

これはもう言わずもがな。

今はまだ一部のみだけど、いずれ「紙の本」に固執しない世代が育ってきます。

液晶サイズ?

画質?

もちろん紙のメリットは山ほどあるけど、こだわらない人はこだわらないのよね。

ちょうどYouTubeが普及して、音楽や映画が売れなくなったように。

つべレベルの(あまり上質とはいえない)音質や画質でも、見られればいいって人は多い。

本に関しても、同じことがいえる・・・かも。

いつか。

※わたしは守旧派というか、紙の本大好き派です(笑)。


以上。

町の本屋さんを応援したいと心から思うけど、先行きは不透明ですね。

「本屋さんに行かないとできないこと」

「本屋さんに行きたい、と思わせる工夫」

活路をどう見出すか、これからだ大変だと思います。





●では、

また。。。

タグ : 書店

EDIT  |  22:46  |  本にまつわる雑談  |  Top↑

Mon 10/08/2015

台風と猫

☆この記事は☆

2013年09月15日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

日々更新中の「雑想記」では、その名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。

カメラや写真、歌舞伎、スポーツ、時事問題、本やマンガのレビューなどなど。

そうした記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して(あるいはそういう記事がメインのブログをまるごと)、この「恋歌」に転載しています。

特に元記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。







●台風18号

来るんですか。

本当に、来るんですか。


w14sep2013b.jpg


イヤすぎる・・・(汗)。

最新の台風情報は、こちらで>>

http://www3.nhk.or.jp/weather/disaster/index.html

台風シーズン、だもんなあ。

なんだか日本をまるごとすっぽり、覆ってますね。

あまり大きな被害が出ないといいのですが。


w14sep2013a.jpg


ローカル予報を見ると、日曜日は雨です。

で、本格的な?暴風雨は月曜日・・・なんだとか。

マジで、連休をぶっ潰すつもりなのか、おい(汗)。

やーめーてー。


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若干むし暑かったのは、そのせいなんでしょうか。

さっさと通りすぎて、爽やかな秋を運んで来てほしいものです。

みなさま、どうぞご無事でね。



●ねこねこ

TBのお題から。

「猫の柄、種類といえばこれ!」

・・・うむむ。

最近、だれかさんのせいで猫好きになった気がしますけど、どうだろう(笑)。

※もともとは自称、犬派なのです。

子供のころコリー犬を飼っていたので(幼児だったので記憶はなし)。

特に柄とか種類とか気にしませんけど、日本猫がいいなあ。

うすい、明るい茶色と白い毛の猫だったりしたら、それで細くてなが~い尻尾があったりしたら。

うん、いいなあ、とは思います(笑)。

黒猫は・・・?

うひひ、好きですよ(笑)。

好きだけど、でも、真っ黒くんは写真を撮るのが異様に難しいんだよなあ。

キレイに撮れなくてイライラしそうで、ちょっとね(汗)。

などと、いいつつ>>

つべで何度も見ちゃう猫は、スコティッシュ・フォールドばかり。

なぜだ・・・(笑)。











実はもともと猫が好きなのは、小鳥さんです。

「ところで、どんな猫が好きなの?」

「みーこ!」

って言われても・・・(汗)。

どうもミーコというのは、小鳥さんのうちでかつて飼われていた婆さん猫らしい(笑)。

子供だった小鳥さんの子守としつけ担当、だったとか。

「ああ、要するに、おばあちゃんっ子なのね」

「(爆)」

自分ちの猫がいちばん可愛い、ってことか。

・・・まあ、当然ですね。



●まさかの(笑)

猫つながり、ってことで。

最近よんだ、ちょっと話題の本をご紹介。


猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)
(2012/07/13)
幡 大介

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※タイトルに「猫」が入ってますが、猫好き要素は特にありません(笑)。

傑作か迷作か、それが問題だ。

・・・というのが、第一の感想です。

「このミス」でけっこう話題をさらったので、ほとんど興味本位で古本を入手しました。

結果は・・・?

個人的には、300円の価値は十分にありました(笑)。

でも、評価はかなり分かれると思うのね。

作者の遊びゴコロが許せない人は、途中で怒って、あきれて本を放り投げるかも?

そういう人がいても、狭量だとはまったく!思いませんよ。

だってコレ、ふざけてるもの(笑)。

ひと言でいうと>>

軽いノリの、時代小説×本格っぽいミステリ。

メタフィクション要素あり。

・・・って書くとカッコよさげ、じゃなくて小難しそうですが、単に

「作中で、登場人物がときどき、ストーリー展開にツッコミ&コメントを入れちゃう」

ってことです。

「あ、そういうのダメ。ナシ。いや!」

と拒否反応が出る人も、きっといるでしょう。

正直わたしもどうかと思ったけど、まあ、エンタメだから許そう、ってことかなあ(汗)。

ひとまず、内容はこんな感じ>>

ときは江戸時代。

場所は猫間藩七万石の江戸屋敷と、そのお国許。

なんちゃって密室殺人あり、わらべ歌に乗せた見立て連続殺人あり。

顔のない死体がゴロゴロ、飢饉あり、陰謀あり、幕府もかかわる不正あり。

正義の味方のお奉行様あり、美貌の側室あり、意外なロマンスあり。

さらに、鉄壁アリバイの館モノ殺人まで!?

あ、読者への挑戦状まで、あったりしますね。

(複数の有名な作品のパロディ・・・までは行かないけど、彷彿とはさせるかも。)

時代ものとミステリの常套手段を駆使した、まあホントに縦横無尽の展開。

最後にあっと驚くどんでん返しまで待っていて、これはたしかに、てんこ盛りの賑やかさ。

・・・疲れる(笑)。

でも、アホかと思いつつ面白い。

ある意味、ツウ向けかもしれません。

バカバカしいと思っていると、ちゃんと推理小説として成立している。

二度読みすると、あやや、伏線の緻密さにも気づかされる。

最後の「びっくり」は歴史、時代小説好きなら予想できるはず!

・・・だから、ますます悔しい(笑)。

あなどっていると思わぬ落とし穴にはまり、真剣に読むと途中でアホらしさにげっそりする。

なんかね、その繰り返しです。

ミステリと時代小説のいいとこ取り。

言い換えると、どっちもやや薄い(中途半端)、ってことかもしれないけど。

相性の合わない読み手には、ツライかもしれません。

わたしは結局、

「イマドキの時代劇テイストのライト・エンタメだと思えば、腹も立たない!」

と思うことにしました(笑)。

丁寧に書けば本が二、三冊は書けそうなネタを、惜しみなく詰め込んでます。

もちろん、カンペキじゃない。

やや書き急いだ感のある、雑な点がちらほら。

せっかくの不気味なわらべ歌が、タイトルにするほど効いていない気もする。

江戸とお国許でそれぞれ起こる事件の連携など、あと一歩足りない。

登場人物がガラリと入れ変わるので、流れが切れちゃうのですね。

同時進行の二つの物語(江戸、猫間藩)を、最後にもっときれいに融合させてほしかったなあ。

・・・と思うところもありますが。

でも、これはこれで面白い。

もっと緻密な展開を望むと、きっと持ち味の軽さ、スピード感が薄れてしまうんでしょう。

屁理屈をこねまわす小説ではないから。

ふと、思ったんだけど。

この小説ってちょっと、大学のミステリ研究会の発行する同人誌に載りそうなテイスト・・・?

おふざけに見せつつ、分かる人には分かるトリックを仕掛ける点で。

そんなこんなで、是非おすすめ!

・・・とは、言いにくいのですが。

大人の冗談を受けて立とうじゃないの、って人は読んでみてください(笑)。



●では、

また。。。

タグ : 幡大介 ミステリー 台風

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