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Sat 03/03/2012

年の瀬は本当に忙しすぎる

☆このブログは☆

管理人のメイン日記「ゆすらうめ異聞 雑想記」から、書籍やマンガ、お芝居や映画のレビューを掲載した日の記事をほぼまるごと、転載したものです。

数ヶ月ごとにまとめてコピー&再編集をしているため、シーズンやイベントの時期がずれていたりしますが、そこはどうぞ目をつぶってくださるようお願いします。

以下の記事は、昨年12月29日のものです。








●CDは・・・

すみません、まだ聴いていません(汗)。

わたしの感想を待っていてくださるみなさまには、申し訳ないです。

精神的に余裕のあるときに聴きたいのに、年の瀬で始終バタバタしっぱなし。

大掃除と、買い出しと、そろそろおせちづくりと。

お誕生日を迎えてよりいっそうパワフルになったどっかの5歳児と、何でもお兄ちゃんの真似をしたがるわんぱく1歳児がやって来る前に、片づけておくことが多すぎます(笑)。

放っておいてもらえる静かなひとりの時間など、皆無にひとしい・・・(苦笑)。

「ながら」聴きとか、「こま切れ」聴きができる性格じゃないので、しょうがないですけどね~。

ああ、自由がほしい・・・(遠い目)。



●お話のつづきも

同じ理由で、書きかけのままポメラに入ってます。

こちらは幸い?にも「こま切れ」書きが可能なので、おつかいのついでにカフェに寄ってちょっとだけ書いたりと、すこ~しずつですが進んでいます(笑)。

「あのままではもやもやします。香藤くん、寝てるだけ~?」

なんて苦情も何通かいただいてますので、ええ、少しは読者サービスをしなくちゃと(笑)。



●レビューってほどじゃ

ないですが、ここ最近で読んだマンガを。

ユギちゃんの新刊>>


一生続けられない仕事(2) (バンブーコミックス 麗人セレクション)一生続けられない仕事(2) (バンブーコミックス 麗人セレクション)
(2011/12/17)
山田 ユギ

商品詳細を見る



ずいぶん久しぶりの新刊なのに、ずいぶん中身が中途半端。

―――だと思ったら、なんと闘病中だとのこと(詳細不明)。

彼女の「病気療養中」というのがどの程度、深刻なお病気なのかわかるよしもありませんが、大好きな大好きな作家さんだけにとても心配です。

早く、お元気になりますように。

コミックスの中身は、もちろん1巻のつづき(弁護士の三角、四角関係)。

まだストーリーが展開中で、これからいよいよ謎の過去が明らかになる・・・というところで寸止め状態です。

メインキャストが若干、例のヒコーキものに似てるのが気になりますが。

まあ、そこは、ユギちゃんお得意の世界、ということですね(笑)。

他に、「人はなぜ働かなければならないのか」の続編が2本。

こっちはもう、ラブコメの「コメディ」部分の比重がうんと高い感じ。

笑えますが、(逃げるオッサン受けだけに)万人受けはしなさそう・・・(笑)。

それからもう1本、「明日泣く」という読み切り。

実は今回は、これがいちばん気に入りました。

イケメンゲームオタ(失業中)のところに、大学時代からの悪友(趣味:無職)が飼い猫を連れてふらりと転がり込んで来て・・・という、BL的にはありがちな設定。

「あ~、やっぱりそうなるのか~」と思いつつ、いい感じにゆる~く読ませます。

うまい、本当にうまいなあ。

(アシさんが描いたという猫がまた、実にぶちゃいくで可愛いんだ~。)

おまけマンガは、「秘密のピーチパイ」。

ユギちゃんファンならお馴染みのかのピーチパイのママが、相変わらず絶好調です(笑)。


もうひとつ、西田東さんの新刊>>


社長桃井くん (EDGE COMIX)社長桃井くん (EDGE COMIX)
(2011/11/28)
西田 東

商品詳細を見る



原則BL現役引退したわたしにとっては、知らない出版社、知らない雑誌。

それでも、まさかの西田東コンプ中のわたしは、買ってしまうのだね・・・(笑)。

「西田東に、好き勝手にやりたいことやらせたらどうなるか?」

の答え・・・なのかもしれません(汗)。

とにかく、基本はしょうもないギャグマンガです。

ギャグが中心の、まあ、少年マンガ的ノリのBLだと言ってもいいかもしれません。

ふだん彼女の作品(花音、ディアプラス)の「結局、リリカルな純愛」ものが好きで、

「すっごい上手いくせに、ときどきわけのわかんないギャグで雰囲気を自らぶち壊すよなあ」

と思っている方は、この漫画は読まないほうがいいかも(笑)。

そのくらい、これは徹底してアホらしいギャグにこだわっています。

ロマンスよりもギャグ。

それを笑って許せる人にとっては、これはサイコーに面白い本ですよ(笑)。

あ、ちゃんとストーリーも、おいしい関係もあるんです。

お馴染みの、ラブリー眼鏡ド中年オヤジも健在(笑)。

ただ、ギャグが中心に据えられているぶん、(西田さん的に)類型的な描写にとどまっている感じ。

主人公ふたりの関係だけを取り上げると、「どこかで読んだ」印象は拭えないですね。

いや・・・多分だからこそ、すっとぼけた不条理ギャグの連発を楽しめるかどうかが、この本の評価の分かれ目になるんだと思います。

(余談ですが、登場人物のひとりについて、読み切りサイドストーリーがあります。これがまあ、本編のギャグ路線の対極を行くシリアス/オカルト路線で・・・意外性があって良いのか、どうにも浮いてるのか、判断がつきかねます。)

まとめると、なんだろう(笑)。

コアな西田ファンは、読まないと損。

これから西田さんを読もうという人は、ぜひこれ以外のコミックスから始めてください。

以上、本日はこれにて。。。


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EDIT  |  21:33  |  BLコミックス(山田ユギ)  |  Top↑

Tue 07/12/2010

一生続けられない仕事(1) (山田ユギ)

☆このレビューは☆

2010年10月30日に、管理人のメインブログ「ゆすらうめ異聞 雑想記」に記載した内容を、ほぼそのまま(少しだけ加筆・修正アリ)転記したものです。



+++++ +++++



●そういえば

八ヶ岳高原で見かけた、この木/花。


IMG_0240.jpg


遠目に見ると、まるで季節はずれの桜か梅の花が咲いているようにも見えるのですが、よく見ると真っ赤な実なんですね。


IMG_0289.jpg


小さな野鳥が、この実をさかんにつついていました。

これはいったい何なんでしょう?

これを巡って、ホテルの従業員さん(バードウォッチングやネイチャーウォークなどを主催するホテルなので、けっこう詳しい人がいる)、他の宿泊客をも巻き込んで、ちょっとしたディスカッションになりました(笑)。

①真弓(まゆみ、檀とも書く)

②蔓梅擬(つるうめもどき)

③梅擬(うめもどき)

④錦木(にしきぎ)

⑤猿捕茨(さるとりいばら)

・・・はて?(笑)

たぶん、真弓なんだと思います。

真弓で画像検索をかければ、一目瞭然!(笑)

・・・そのはずなんですが、これがねえ。

実物を見ていると、けっこう判断が難しいんですよ。

気になってしまったので、オンライン植物図鑑のたぐいを何種類もチェックしたのですが、そこに掲載された写真を仔細に検分すればするほど、自信がなくなっていくんです(苦笑)。

撮影時の光の加減で、実の色は赤くも、朱色にも、橙色にも見えるし。

葉っぱのかたちも、似ているような、ちがうような。

「真弓・・・だよね?」

好奇心って、ホントに不思議。

知りたいといったん思ってしまうと、納得のいく結論が出るまで放り出せないというか、忘れられないと言うか、心の隅に引っかかって、他の何をしていても落ち着かない・・・!(笑)

どなたか、ご存知の方はいらっしゃいますか?

解答、募集中です(笑)。



●レビュー(その2)

山田ユギちゃんの新作。


一生続けられない仕事(1) (バンブーコミックス 麗人セレクション)一生続けられない仕事(1) (バンブーコミックス 麗人セレクション)
(2010/10/09)
山田 ユギ

商品詳細を見る



表紙、いきなり岩城さん変換してしまいました(ユギちゃんごめんなさい、爆)。

「ああこれ、岩城さんで見たいかも・・・!」

なんて、まがりなりにもデビュー当時からの山田ユギちゃんファンとして(ファン歴という意味ではかなりの長さです)、けっこう失礼な妄想を抱いてしまうのは、一重にアレです。

悪気ないとはいえ、こと『春抱き』に関する限り、あまりに雑念(邪念)が多すぎて、なにを見ても触っても、ほんのちょっとのきっかけさえあれば、『春抱き』変換しちゃうからです。ええ、まったく別のマンガを読んでも。

・・・それじゃ、レビュー書けないじゃんか(爆)。

だから以下は、レビューとも呼べないような戯れ言です。。。



+++



ユギちゃんとしては珍しく、連載モノ。

この1巻ではまだまだ、登場人物・人間関係の紹介と、さまざまな伏線が敷かれている状態なので、「お話」としての評価ができないんですよ(笑)。

いわば今わかるのは、起承転結の「起」と「承」ですね。

主人公は、ハリキリ新人弁護士くん(表紙の彼)。

生真面目で一生懸命で、でも無垢ってほどでもなくて、たぶん性的にはけっこう初心で(未経験という意味じゃないです)・・・という、ユギちゃんお得意のキャラ設定。

いわば真摯な2.5枚目で、恋愛を通じて成長するタイプ・・・???

もちろんストレート黒髪はすっごく好みですが、この彼がオイシイ存在に化けるかどうか、今の段階ではまだ分かりません(笑)。

その彼が憧れる先輩弁護士&ボスに、天然ボケ系の美人。

仕事の上ではクールで有能だけど、私生活はけっこう無頓着というか、いろいろユルイ(笑)。

ここまでなら、基本「夢を見るヒマもない」の先輩と似てますが、こっちの先輩はどうやら、ちょっと訳あり・・・らしい。これも、乞うご期待、ですかね?

もうひとり、先輩の同期で友人に、黒髪ワイルド系のいい男。

なんか先輩とビミョーな関係のようですが、どのくらいワケありなのか、主人公くんに出してるちょっかいが何かに発展するのか、そっちも不明です。

(ワイルド系ならワイルド系で、「我らの水はどこにある」の彼みたいに、暴走系というか、完全に唯我独尊の俺サマなら面白かったんですけど、弁護士という職業柄、そこまで無茶はできないみたいね。)

最後にもうひとり、別の事務所の新人くん(主人公の同期)。

「悪気はないけどめんどくさい能天気」キャラとして描かれてる彼が、この先どういう役割を担うのか、つまり化けるのかその他大勢で終わるのか、読めませんねえ(笑)。



+++



で、今のところ黒×黒、白×白、なんです(笑)。

(おそらく想像がつくとは思いますが、そうでない場合は、よかったら読んでください♪)

「それは、ナイでしょ・・・!?」

BL、というより少女マンガの世界全般を見渡しても、主役レベルのカップリングで黒×黒や白×白ってのは、めったにない「破調」だと思うんですが、どうでしょう?

この点が、非常に気になります(笑)。

もうひとつ、同じくらい気になるのが、上記メインキャラ4名の名前すべてに、「濁点」がないってこと。

「あ、ありえね~・・・!!」

※わたしは希代の名前ふぇちです。

あ、もちろん、濁点があればいいってもんじゃないですよ?(笑)

あればいいわけじゃないけど、でも4人もいてひとりとして姓名が濁ってないのは、わたし的には「超」がつくぐらいあり得ない、あってはいけないバランス感覚です(笑)。

居心地が悪いというか、つるんと掴みどころがないというか。

それが気になって気になって、お話がするんと頭に入って来ないくらい・・・!!

と、いうわけで。

以上、二重のタブー(←カンペキにわたし主観)を犯したユギちゃんの「問題作」、続きがとても、とっても気になります(笑)。



+++



ところで、極めつけのエラー>>

カバー下のマンガがない!(泣)

麗人でコミックスを出すとき、ユギちゃんはいつもカバー下に、収録作品をパロッたギャグ漫画を描いてくれるのですが(これがいつも爆笑モノ)、今回はありませんでした。

新刊を買うとまず、カバーを引っ剥がしてそっちを先に読むわたしにとっては、これは相当なショックでした(苦笑)。

ショックというか、ものすごく損した気分?(笑)

次はぜひぜひぜひ、復活させてほしいです。



※レビューになっていなくて、ごめんなさい!



ましゅまろんどんのおススメ度=(判定不能)
弁護士のお仕事リアリティ度=★★★★(BLマンガ比)
キャラへの期待度=★★★(ワイルド系の彼)
山田ユギ熟練の味(笑)度=★★★

EDIT  |  21:20  |  BLコミックス(山田ユギ)  |  Top↑

Tue 22/07/2008

ありえない二人

※このレビューは、「ゆすらうめ異聞」雑想記(本宅のエッセイ・ブログ)から移植してきたものです。ただし、少々手を加えてあります。(初掲載=2007年12月29日)

ありえない二人 (バンブー・コミックス 麗人セレクション)ありえない二人 (バンブー・コミックス 麗人セレクション)
(2007/11/07)
山田 ユギ

商品詳細を見る


これ、読みましたよ~♪

表題の作品は、相変わらずよかった(笑)。

よかったのですが・・・でも今回ちょっと、なんて言うのかなあ。「これだ!」って突き抜けたような爽快感というか、山田ユギちゃんらしさというか。そういったもの、いわば「唯一無二、これぞ山田ユギ!」なパンチ・・・っていうのかな。そういったものに、やや欠ける気がしちゃいました。これは、偽らざる感想です。

ダメだとか、やだとか、楽しくなかったとか・・・そういうことじゃ、ないんですよ(笑)。上手いなあ、って思うし、絵もキレイだし、美味しいツボもあるんですけど。でもでもでも、なんでしょうね。なぜか少し弱い印象・・・たぶん、「これは山田ユギじゃなくっちゃ、絶対に描けないよなあ」って確信するポイント、それが薄かったんだと思います。

意外な設定(ここではネタバレなしなので伏せますね)の「意外性」も、なぜだかインパクトが(いつもよりほんのちょっとだけ)弱かったのは、気のせいかなあ。。。いかにも漫画的偶然、という印象が拭えない感じです。いつもは、そういうドラマに欠かせない「偶然」が、もっと自然に、もっと巧みに描かれる気がするんですね。

きっとわたし、山田ユギさん大好きなので、過大な?期待をしてるのかもしれません(苦笑)。彼女の尋常ではないレベルの高さに馴れてしまって、もっともっと、どんどん上を求めてしまうのかも・・・だとしたら、それって勝手な話ですよね(苦笑)。

でもでも!!

それを遥かに上回って、ものすごいインパクトで読者の心を鷲掴み(笑)にしちゃうのが、わたしのイチオシ、「ああ爆弾」シリーズです(笑)。これぞ、まさに山田ユギさんの真骨頂!

もう何年も前に、小説シャレードに不定期に連載されていて・・・そりゃもう、とにかく、ずっとず~っと、コミックスになるのを待っていたんですよ(笑)。欲を言えば、まだまだ続きが読みたいくらい。なにしろ、「ありえない二人」に足りないものが、ここにはすべて揃ってます(笑)。

☆パワフルに立ちまくってる個性的なキャラ
☆おいしすぎる設定・台詞
☆むちゃくちゃ設定なんだけど、勢いで読ませちゃうストーリー展開
☆この先どうなるのかイマイチ見えない、ドキドキ感

なにしろ、設定が美味しすぎます(笑)。ワケアリの黒髪、美貌の青年バーテンダー(家事能力ゼロ)と、彼に惚れて惚れて惚れまくって、ひたすら猪突猛進しちゃうスポーツジムの若いインストラクター(5歳年下、ヘタレ攻め)。

・・・これで、「春抱き」変換するなってほうが無理でしょ?(笑)

これをねえ、かつてもちろん、岩城さんを知らない頃に読んで、ものすご~くストライクな設定に萌えたわけですよね(笑)。今回、「春抱き」に脳内侵食された頭で読み返してみて、しみじみと悟りましたとも(笑)。

まさに、三つ子の魂百まで。

こういう関係性、こういうキャラの設定・絡みが、わたしは昔から好きだったんだなあ、って(笑)。

・・・ああ、そっか(笑)。そう考えると、どうして「ありえない二人」にイマイチ激しく反応しなかったのかも、わかるかもしれません。あっちのお話は、黒髪で根暗(系)のほうが攻めなんですよね~・・・ああ、なるほど。(と、自分ひとり勝手に納得しています。)

もひとつ>>

同時収録の「檻」は、ユギさんには非常に珍しいお話です。びっくりしました。

ミステリー仕立て、って言えないこともない。で、基本トーンがシリアス・・・なんですよね。いや、ユギさんのすごいところは、どんなギャグ炸裂コメディでも、恋する男たちのせつない思い(=シリアスな要素)を、きっちり盛り込むところなんですけど。でもこれは、ギャグ炸裂どころか、最後まで不安定でハラハラさせるの。

このお題(伏せてますが、タイトルから想像はつくかも?)を扱いかねた・・・のか、あえてテリトリーを越えた場所で、らしくない「違う」ストーリーを描いてみたかったのか。なんだか、そんなことが気になってしまいました。

EDIT  |  07:53  |  BLコミックス(山田ユギ)  |  Top↑

Sun 17/02/2008

水温む

水温む (花音コミックス)水温む (花音コミックス)
(2001/05)
山田 ユギ

商品詳細を見る


山田ユギさんの作品に出てくる攻キャラのタイプの中で、とにかくいちばん!胸キュンで愛おしいのが、「年下、大柄、バカ正直、涙もろくてちょっとやさしすぎる、猪突猛進型」(笑)。ヘタレ攻め、ってやつですね。

喜怒哀楽がわかりやすく、ときに下半身の欲求に負けて(笑)、勢いで相手を押し倒しちゃうくせに、ほだされかけてる相手の、ちょっとした指のふるえなんかにハッと我に返って、「ごめん!」って飛びのいちゃうタイプです。どうあっても、二枚目じゃない(笑)。

「もう、なんでそこで引くかなあ??」

「強引な攻モードで口説けば、あと一押しで相手は落ちちゃうのに!」

・・・って思わせる、じれったさが身上(笑)。要するに、いい子すぎてツメが甘くなっちゃうのよね。やさしすぎる野獣(笑)。

ちょっと情けなくて、でもとても愛おしい。

この本に入ってる2作とも、そういうタイプの男の子がメインキャラです。


■水温む■

母親の書道教室や、居酒屋でバイトしてる18歳のフリーター☆優介は、隣りに越してきた38歳のコブつきバツイチ男☆高見さんに一目ぼれ。

フェロモン系の優柔不断な美形おじさん(笑)には、それなりの苦しい過去があるのですが、バカで明るい(でも臆病なくらいやさしい)青少年のまっすぐな恋心に、戸惑いつつも、少しずつ癒されていきます。

ちなみに、この「こぶ」こと、4歳の結ちゃんがめちゃくちゃ可愛い~。いかにもワケありな雰囲気の、高見さんの義兄(いい男なんだ、これが)が出てきたり、優介に惚れてるかわいい女の子が出てきたり。脇キャラの濃さ(笑)は、山田ユギさんならではですね。

個人的には、最後のオチの決着のつき方(ハッピーエンドですけどね)が、ちょっと・・・なんだろう。山田ユギらしからぬ?ファンタジー(リアリティを欠く、という意味でね)だなあ、とは思いました。この年頃の少年が、約束もないのに、何年も待てるものかしら、ってね(笑)。

でも、おかげで高見さんが確実に40代に入ってると思えば、まあいっか(爆)。

※すみません、かわゆいオヤジ受け大好きです。。。


■ワイルドマンブルース■

真性ゲイで、少年時代から「オカマ」呼ばわりされ、イジメられていた直樹(彼は「小さなガラスの空」「太陽の下で笑え。」にも登場します)と、3歳下の幼なじみの鮎ちゃん(バカすぎてかわいすぎ!)。

大学生になって再会したふたりの関係が、じれったく、せつなく描かれています。強くてかっこいい直樹(オカマだけど、ある意味いちばんいい男だね~)は、でもけっこう痛い過去を抱えてるので。。。甘くてお馬鹿な鮎ちゃんに、少しずつ癒されていくのをみるのがうれしい。

かきおろしのらぶらぶ***は垂涎ものです(笑)。

ちなみに、カミングアウトしてて、オネエ言葉で、モノホンおかまちゃんの直樹。こういうの、BL的には非常に珍しい主役ですよね。この手のタイプはふつう、3枚目脇役というか、ゲイバーのママ役くらいしかもらえないので。さすがっていうか、山田ユギちゃんのチャレンジャー精神を見る思いがしますね(笑)。


+++


どちらのお話も、BLの王道?からは少々逸脱してるかもしれません(マニア向け、笑)。でも、それだけに作者の愛情というか、深い思い入れを感じます。相変わらず、ちゃんと主役たちに家族や友人との、生きた関係があるのもユギさんらしい。笑って泣いて、最後はじんわりと幸せ。そんな読後感です。

しっかし、ホント!

基本的に、コドモ(大学生以下)の出てくるBLには興味のない、あくまで大人のラブ・ストーリーが好きなはずのわたしなのに。。。山田ユギさんマジックにかかると、こうやってコドモが主役のお話でも、大喜びで、ドキドキしながら読めちゃうんだなあ(笑)。

EDIT  |  13:39  |  BLコミックス(山田ユギ)  |  Top↑

Mon 14/01/2008

最後のドアを閉めろ!

■1巻■

最後のドアを閉めろ! 1 (1) (ビーボーイコミックス)最後のドアを閉めろ! 1 (1) (ビーボーイコミックス)
(2007/03)
山田 ユギ

商品詳細を見る


唐突ですが。山田ユギさんは天才です。BL界の至宝です。

・・・って断言できちゃうもんなあ(笑)。

彼女の作品には駄作というか、「こんなのどっかで読んだことある」的な、平凡なBLマンガはありません。短編だろうと長期連載だろうと、彼女の創造するキャラクターには生活感があり、体臭(笑)がある。マンガに描かれていない部分の人生が、ちゃんとあることを感じさせる、ということでしょうか。

だから、作者の都合にあわせてお話が展開しないしない~(笑)。

恋にはいつだって不器用で、もどかしくて、かっこ悪くて。でもひたむきで、傷つくことを恐れない・・・そういう愛おしいキャラを描かせたら、ユギさんの右に出る人はいないですね。ギャグのノリもスピード感も、ほろりとさせる展開もある。純情な初恋も、ドキドキもののえろいマンガも描ける。

はっきり言って、あまたのBL作家とは格が違いますね。

そんな、自称☆スーパー山田ユギ教信者のわたしが、とにかくいちばん好きなのが、この「最後のドアを閉めろ!」です♪

彼女の作品はね、ほぼ無条件で何でも好きだけど、中でもこれはたぶん、現在までの最高傑作(きっぱり)。全2巻を続けて読んで、いや~~、もうマジではまって、何度も読み返す度に新しい発見をしました。最初から最後まで、とにかく飽きさせません。


■永遠のトライアングル(笑)■

主人公は、美人でお人よしで呑んだくれのサラリーマン、永井さん(27歳)。

黙っていればいい男なのに、オヤジギャグの炸裂する三枚目で、強気でお茶目なヘタレ。男女含め、1巻ではほだされまくって総受け?です(笑)。意地っぱりのくせに、いざ押し倒されると流されてメロメロで、無意識に腕が相手の首筋にするりと回っちゃうのが、カワイイというか、性悪というか・・・(笑)。

そんな永井さんの、本人も気づいていなかったひそかな恋心をあおってしまうのが、小悪魔・斉藤くん(25歳)。

大学の後輩で、勤める会社も一緒。天然ぶりっこ(途中からは意図的だとしか思えないけどね)、でも強烈にかわいい。「永井先輩」にべったりの割には、さっさと彼女つくって結婚しちゃうんですけどね(笑)。

・・・おまけに、こんな童顔のくせにバリタチなのよ(爆)。いや、最強ですな。

そして、斉藤くんの結婚式の晩に、ヤケ酒あおってぶっ倒れる永井さんを偶然見かけ、うっかり介抱する流れになっちゃうのが、斉藤くんの嫁さんの同僚で、元彼の本田賢三(25歳)。

ええ、そうです(笑)。いやみなくらいクールでかっこいい、ほ~んとに!理想のスーパー彼氏(でもえっち・・・笑。っていうか、そこがいいのね。間違いなく、ユギさんの創造した最高最強の攻めキャラでしょう)。

1巻のストーリーは、酔っ払ってうっかり?本田さんのキスに慰められてしまった永井さんが、わめいてあがいて、もだえて、飲んで葛藤した挙句、自分の性癖に向き合い、本田さんとの特別な関係を、自分に認めるところまで。

お互いそれまで、普通に異性と恋愛してきたので(っていうか二人ともモテるのよね)、芽生えた感情・欲望にとまどい、酒に逃げたり、ワタワタしてみたり、まあこれがね、ジタバタするのですが(笑)。でも最終的には、お互いの腕の中に収まってくれます。

誰にともなく、「俺はホモじゃねえ」と抵抗しつつ、身体が先に快感に溺れていく・・・そんな本田くんと永井さん。ほんとにこういうサラリーマンいるかも、と思わせてしまうリアルさがありますね(笑)。

「好き」も「愛してる」も一切ありません。

でも、気がつくとちゃんとカップルになってて、でもカップルになったらそれでハッピーエンドなわけじゃなくって、まだまだ試行錯誤の日々が続く。そんな二人の甘くない恋愛に、どっぷりはまってください♪

ましゅまろんどんのおススメ指数=☆☆☆☆☆(満点)

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