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Mon 14/01/2008

きのう何食べた?(よしながふみ)

※この記事は、ゆすらうめ異聞の表ブログ「雑想記」から移植しました(笑)。


きのう何食べた? 1 (1) (モーニングKC)きのう何食べた? 1 (1) (モーニングKC)
(2007/11/22)
よしなが ふみ

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※まず初めに、お断り(笑)。

ご存知のとおり、わたしは重度の『春抱き』病患者で、岩城さん至上主義者です(笑)。そりゃたしかに、『春抱き』にはまる前から好きだった作家さんや作品(山田ユギさんなど)は、今でも大好き☆ですけど。でも根本的に、『春抱き』以外に心が動かされないので、ふつ~のBL読み(レビュー書き)としては、あんまり使いものにならないポンコツです(笑)。

おまけに、よしながふみさんのファンではありません(ファンの人、ごめんね~)。それをご承知の上で、以下を読んでやってくださいね♪

・・・って、ご丁寧に断るほどのモノを、書こうってわけでもないんですけど(苦笑)。

え~っと、まずは(笑)。このマンガは、面白いです(笑)。

そこはかとなくゲイ(←これがポイントね)で、さらりと洒脱で、実に庶民的で、肩に力の入らない乾いた笑いがあります。マンガ家さんとして、よしながふみって、「すごく上手い」んだなあって思いました。

(彼女の作品をコミックスで読んだのは、これがはじめて。たぶん、自分が買った雑誌の中で偶然にも連載していたりして、どこかで目にしたことは、以前もあると思いますけどね。)

このマンガは、ちなみに、いわゆるBLじゃないです(笑)。ほのぼの中年ゲイ・カップルの、実に地味でふつ~の生活をベースにした、癒し系お料理マンガ、です。なので、さらりと気負わずに、時にくすくす笑いながら、お気楽に読めてしまいました(笑)。

そうね、『春抱き』が丁寧に調理された、極上の子羊のソテー(ミントソース添え)だとしたら、この「きのう何食べた?」は、ほんわかシメジご飯、って感じでしょうか?(笑)

そう、あまりにも・・・素材も調理方法も目指すものも違うので、比較しようのない、まったくの別物なんですよね(笑)。でも、どちらも、それなりに美味しい。それでいいんじゃないかな?


☆ここから先、ちょっとネタばれありです☆


ストーリーは、とても単純。

筧史朗(43歳)は、ハンサムなゲイの弁護士。といっても、高額所得の渉外弁護士じゃなくて、いわゆる地味なマチベン。こすっからい・・・いやいや、浪費を嫌う極度の倹約家で(世間ではケチとも言う)、おうちご飯を作ることに生きがいを感じている(笑)。ちょい女王様タイプの、自称「どちらかといえばネコ」(笑)。

矢吹賢二(41歳)は、街の美容師さん。お洒落な着崩しと、きっちり計算された無精ヒゲの、心優しいゲイ(笑)。筧さんの同棲中の恋人。ささやかな日常にほんわりと幸せを感じるタイプの・・・ま、典型的な年下ヘタレ攻めくん、ですわね(笑)。

名前がかっこいいな、ってのが第一印象(わたしは極端な名前フェチです)。それから、40代のゲイ・カップルの(それなりにらぶらぶな)日常を、さらりと男性誌に描いてしまうという、よしながふみの勇気?と力量に、なんだか脱帽(笑)。

BLの世界では、なかなか描かれない(タブー感のある)中年ゲイの悲哀(髪の毛の残量とか、メタボ不安とかね)も、ここではごく自然に、当然のこととして描かれてます。この力の抜け方って、ある意味スゴイかもしれない(笑)。

・・・ああ、なるほどね~って、妙に納得しました(笑)。

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Mon 14/01/2008

最後のドアを閉めろ!

■1巻■

最後のドアを閉めろ! 1 (1) (ビーボーイコミックス)最後のドアを閉めろ! 1 (1) (ビーボーイコミックス)
(2007/03)
山田 ユギ

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唐突ですが。山田ユギさんは天才です。BL界の至宝です。

・・・って断言できちゃうもんなあ(笑)。

彼女の作品には駄作というか、「こんなのどっかで読んだことある」的な、平凡なBLマンガはありません。短編だろうと長期連載だろうと、彼女の創造するキャラクターには生活感があり、体臭(笑)がある。マンガに描かれていない部分の人生が、ちゃんとあることを感じさせる、ということでしょうか。

だから、作者の都合にあわせてお話が展開しないしない~(笑)。

恋にはいつだって不器用で、もどかしくて、かっこ悪くて。でもひたむきで、傷つくことを恐れない・・・そういう愛おしいキャラを描かせたら、ユギさんの右に出る人はいないですね。ギャグのノリもスピード感も、ほろりとさせる展開もある。純情な初恋も、ドキドキもののえろいマンガも描ける。

はっきり言って、あまたのBL作家とは格が違いますね。

そんな、自称☆スーパー山田ユギ教信者のわたしが、とにかくいちばん好きなのが、この「最後のドアを閉めろ!」です♪

彼女の作品はね、ほぼ無条件で何でも好きだけど、中でもこれはたぶん、現在までの最高傑作(きっぱり)。全2巻を続けて読んで、いや~~、もうマジではまって、何度も読み返す度に新しい発見をしました。最初から最後まで、とにかく飽きさせません。


■永遠のトライアングル(笑)■

主人公は、美人でお人よしで呑んだくれのサラリーマン、永井さん(27歳)。

黙っていればいい男なのに、オヤジギャグの炸裂する三枚目で、強気でお茶目なヘタレ。男女含め、1巻ではほだされまくって総受け?です(笑)。意地っぱりのくせに、いざ押し倒されると流されてメロメロで、無意識に腕が相手の首筋にするりと回っちゃうのが、カワイイというか、性悪というか・・・(笑)。

そんな永井さんの、本人も気づいていなかったひそかな恋心をあおってしまうのが、小悪魔・斉藤くん(25歳)。

大学の後輩で、勤める会社も一緒。天然ぶりっこ(途中からは意図的だとしか思えないけどね)、でも強烈にかわいい。「永井先輩」にべったりの割には、さっさと彼女つくって結婚しちゃうんですけどね(笑)。

・・・おまけに、こんな童顔のくせにバリタチなのよ(爆)。いや、最強ですな。

そして、斉藤くんの結婚式の晩に、ヤケ酒あおってぶっ倒れる永井さんを偶然見かけ、うっかり介抱する流れになっちゃうのが、斉藤くんの嫁さんの同僚で、元彼の本田賢三(25歳)。

ええ、そうです(笑)。いやみなくらいクールでかっこいい、ほ~んとに!理想のスーパー彼氏(でもえっち・・・笑。っていうか、そこがいいのね。間違いなく、ユギさんの創造した最高最強の攻めキャラでしょう)。

1巻のストーリーは、酔っ払ってうっかり?本田さんのキスに慰められてしまった永井さんが、わめいてあがいて、もだえて、飲んで葛藤した挙句、自分の性癖に向き合い、本田さんとの特別な関係を、自分に認めるところまで。

お互いそれまで、普通に異性と恋愛してきたので(っていうか二人ともモテるのよね)、芽生えた感情・欲望にとまどい、酒に逃げたり、ワタワタしてみたり、まあこれがね、ジタバタするのですが(笑)。でも最終的には、お互いの腕の中に収まってくれます。

誰にともなく、「俺はホモじゃねえ」と抵抗しつつ、身体が先に快感に溺れていく・・・そんな本田くんと永井さん。ほんとにこういうサラリーマンいるかも、と思わせてしまうリアルさがありますね(笑)。

「好き」も「愛してる」も一切ありません。

でも、気がつくとちゃんとカップルになってて、でもカップルになったらそれでハッピーエンドなわけじゃなくって、まだまだ試行錯誤の日々が続く。そんな二人の甘くない恋愛に、どっぷりはまってください♪

ましゅまろんどんのおススメ指数=☆☆☆☆☆(満点)

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