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Wed 31/08/2011

大阪松竹座 七月大歌舞伎

☆この記事は☆

2011年7月21日のブログ「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、そのままコピーしたものです。






●そういえば

土用の鰻、食べてないや・・・(笑)。

東京に戻ったら、美味しいのを食べに行きたいなあ。

(小鳥さんいわく、野田岩と前川の一騎打ちだそうですが。)

※あまりにそれも定番すぎる気がするので、その他のアイディア募集中。



●さて

毎度おなじみ、関西に来ています。

台風の進路に悩み、さんざん大騒ぎした挙句、予定通りの旅となりました。


tenki10.png


あ、このマークは、昨日の朝のお天気ね。

朝はまだ台風の名残りの雨が降っていましたが、あとは終日、曇り空でした。

4時に起きて、5時すぎの電車に乗ったのですが・・・風が冷たかった!

あとで調べたら18度くらいだったそうで、びっくりです(苦笑)。

(いつもそのくらいだといいのに!)

小田原からの新幹線はガラガラでしたが、定刻どおりに動いてくれれば問題ナシ♪

どうせ爆睡してましたので、何もわかりません(苦笑)。

京都駅でドア故障で数分ロスしたのを除けば、予定通り新大阪に到着しました。

朝も早くから、出迎えてくださった某お嬢さんに感謝!

で、なんでそんなに頑張ったのかというと。


kabukiosaka01s.jpg


ええ、またしても、孝夫ちゃんです。

今年はすっかり、彼の追っかけと化しているような・・・(爆)。


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孝夫ちゃん、もとい天下の色男・片岡仁左衛門丈と、そのご兄弟(兄上の我當、秀太郎)、息子と甥っ子たち(孝太郎、進之介、愛之助)が珍しく揃い踏みするとあっては、観ないわけにはいきません。

演目もいずれも人気の名品ばかりで、昼の部と夜の部、できれば両方見たいくらい(笑)。

「ったく、こんなにお金を遣わせて・・・!」

そう、責任は他者に転嫁しましょう♪

・・・(爆)。

結局は、夏ならではの怪談狂言が観たくて、昼の部に行きました。


RIMG0821.jpg


おまけの鉄ブタ、大阪バージョン(笑)。

鉄ブタは地方色が出ていて楽しいので、気づけばどこでもけっこう撮影してますね~。


★播州皿屋敷(ばんしゅうさらやしき)

ご存知、「いちま~い、にま~い・・・」のお菊さんです。

非道の悪役に愛之助、彼になぶり殺しにされるお菊さんに孝太郎。

怪談ですし、歌舞伎ですので、様式美の世界の中ではあるのですが・・・いやあ、もう。

外は真っ昼間だというのに、思いっきり妖しげなSMワールド全開!(爆)

詰る、貶める、叩く、蹴る、縛る、水で責める、突く、切る、貫く。

無実の罪を被せられ、振られて逆上した悪い男に責め殺されるお菊さん。

・・・残虐ですが、どこか悠然としたペースで美しく、おまけにすすり泣く胡弓の音がBGM。

苛めるほうが何しろ、うっとりするほど美形の愛之助ですので、たちが悪いですね(苦笑)。

幽霊と化した(そりゃそうだ)お菊さんの宙吊りという仕掛けもあり、異色の作品です。

これでもか、のサービス精神にあふれている・・・かも(笑)。


★素襖落(すおうおとし)

新歌舞伎十八番=つまり古典、いわゆる松羽目ものの舞踊劇です。

(松羽目ものというのは、文字通り、舞台背景に大きな松の絵が描かれているお芝居で、能や狂言の作品を歌舞伎に持ってきたものが多いです。)

・・・って書くと堅苦しそうですが、大笑いできるコメディです(笑)。

http://www.kabuki-bito.jp/theaters/osaka/2011/07/post_27-Highlight.html

芸達者な三津五郎さんが、酔った間抜けの太郎冠者を、楽しそうに演じてました。

もっとも。。。

正直にいうと、舞踊劇ってのは往々にして、現代の感覚でいうと非常にスロー。

お話の展開が遅いので(ストーリーは二の次なので当然ですが)、たまに眠くなります(苦笑)。


★江戸唄情節(えどのうたなさけのひとふし)

がらりと変わって、これは世話物。

情感たっぷりの悲劇なので、最後には涙うるうるしちゃうと思います(苦笑)。

あらすじは上記リンクを追っかけてもらうとして、思った以上に良いお芝居でした。

元やくざで今は天才的な三味線弾き・弥市に、孝夫ちゃん。

彼の恋人(後に女房)できっぷのいい柳橋の芸者に、時蔵さん。

弥市の腕前に惚れて何かと面倒を見る人気歌舞伎役者に、三津五郎さん。

同じく、若手の人気役者に愛之助。

(劇中劇として、三津五郎さんと愛之助の連獅子が見られる特典つき!)

孝夫ちゃんの三味線の腕前は、一度は(うんと若い頃、役者で食べていけなかったので)それでプロになろうと思っただけのことはあって、さすがにお見事でした。

でも、それよりも、

「おまえがいなかったら、俺も生きてはいられないよ」

と病床の妻を抱いては繰り返す、弥市の愛情深さが素晴らしい。

二人あんまりらぶらぶなので、これで悲劇じゃなかったら、ばかっぷる!と突っ込むところです。

(色っぽい時蔵さん大好きですが、この役はやはり玉三郎で見たいぞ~!)

ラストシーンは「冬蝉」とか、あるいは「ウェストサイドストーリー」を髣髴とさせました。

ぜひもっと、上演してほしいです。



●そのあとは

なんとも涼しい道頓堀沿いに、お洒落なレストランへ♪


RIMG0874_20110722093943.jpg


歌舞伎のあとでうるうるモードのまま、大阪お茶会です(笑)。

大阪のお姉さま方が、わざわざわたしに会うために時間をつくってくれました。


RIMG0836.jpg


そして悪夢、いや悪魔の誘惑、デザート・ビュッフェ(笑)。

正直、これだけレベルの高いケーキや軽食のバイキングは、めったにお目にかかれません。


RIMG0854.jpg


これでも、並んでいたデザートの一部なんです・・・(苦笑)。


RIMG0857.jpg


そしてアヒルと目が合い・・・ダメだ、ごめん、ホテルオークラ惨敗(爆)。

※先日、小鳥さんと行ったアフタヌーン・ティーのこと。

たいへん美味でした・・・食べすぎたけど。


RIMG0864.jpg


これ、なんだと思います?

このレストランのおトイレ(への通路)です。

なんか・・・すでに異世界!(笑)

大阪って、面白いなあ(あれ?)。


RIMG0889.jpg


レストランのあるホテルのフロントには、これ。

幻想的・・・?

シルバーとクリスタルでできた、現代アート風の・・・盆栽?(爆)

見上げるほどの大きな作品で、ものすごく綺麗でした。

では、また♪

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EDIT  |  23:39  |  歌舞伎・コンサート  |  Top↑

Wed 24/08/2011

映画「小川の辺」 片岡愛之助♪

☆この記事は☆

2011年7月21日のブログ「ゆすらうめ異聞 雑想記」のエントリーを、ほぼそのままコピーしたものです。







●やっと

台風一過・・・かな?


tenki15.pngtenki10.pngtenki06.png


やれやれ。。。



●さても

映画「小川の辺」を観て思ったこと、気になったことをつらつらと書こうと思います。

http://www.ogawa-no-hotori.com/index.html


※かなりのネタバレを含みます。

※わたしは藤沢周平の原作を読んでいません。故に物語の展開に関する疑問などは、あくまでこの映画を観た限りでは・・・ということになります。


あらすじ自体は、わりとシンプルです。


☆江戸時代、とある藩があった。

☆ひとりの藩士(これが佐久間森衛=愛ちゃん)が、「殿様の誤った農業政策のせいで凶作が続き、民が苦しんでいる」と厳しく批判した。諫言には、藩主に多大な影響力を持つ侍医を排除する狙いがあった。

☆佐久間はこの後、妻を連れて脱藩する。

☆藩主は激怒するが、家老らの進言もあって最終的には(佐久間の言い分を取り入れた)新政策を打ち出し、侍医を遠ざける。

☆ただし、脱藩者は処罰されなくてはならない。かくて戌井朔之助(ヒガシ)は上意により、親友かつ妹婿でもある佐久間を討つための旅に出る―――。

と、こんな感じです。



●映画は

半ば和風ロードムービー的で、美しい日本の風景をたっぷり、そこを黙々と歩くヒガシの憂愁とともに見せてくれます。

じゃあ、基本的に上意討ちの話かというと・・・どうなんでしょう。

そのわりには、クライマックスであるべき真剣勝負のシーンはやけにあっさり、拍子抜けするほど早く終わっちゃうからなあ(笑)。

「脱藩した佐久間を討つ」、というのが話の縦糸とすれば、横糸にあるのは一種の「三角関係」なんですね。

朔之助と、その妹・田鶴(たず)と、奉公人ながら幼い頃からふたりと一緒に育った新蔵。

いかにも優等生タイプの長男・朔之助に対して、田鶴は気が強くて負けず嫌い。助け起こそうとする兄の手を振り払って睨みつけるような、激しい気性です。

兄にしてみれば可愛げのない、扱いにくい妹だったらしく、この兄妹の関係は必ずしもうまく行ってないという印象。

たぶん―――愛情がないわけではなく、そりが合わないんでしょうね。

お兄ちゃんはもっともっと(お兄ちゃん風を吹かせて)妹を可愛がりたいのに、子供の頃からそれをさせてもらえず、言ってみれば「片思い」に近い感覚だったんだと思います。

(兄妹でどうこう、という疾しい意味じゃないですよ。)

その田鶴は、本当は新蔵が好きだった。

新蔵になら(兄とは違って)素直になれたし、実際お嫁に行く前には、かなり大胆に新蔵に迫ってもいる。

そこで二人が道ならぬ契りを交わしたかどうか、映画では描かれていませんが、多分そこで終わり=未遂だったんじゃないかなあ。

新蔵もおそらく田鶴に想いを寄せていたのでしょうが、身分の差を乗り越えて(=主家を裏切って)一緒になることはできない、と思いとどまったように見えました。

その辺の二人の感情のひだを、朔之助がどこまで知っていたのか―――すべて気づいていたとは、ちょっと思えないけど―――ともあれ、彼は新蔵を供に連れて旅をする。

やがて二人は、佐久間が田鶴と隠れ住んでいる、小川の辺のあばら家を見つけるわけです。



●この映画を

ひと言でいうと、物足りない、でした(笑)。

いや、もったいない、かなあ。

いい役者をずらり揃えて、素晴らしい映像に恵まれ、世界観も何も本当にいいんですよ。

いいからこそ、惜しい、と思ってしまうのね。

さんざんバカにしていた(失礼!)ジャニタレ・・・といっても、ヒガシはもうオジサンですが、彼の演技も、武士としての佇まい(特に横顔、横からの立ち姿)も美しくストイックで、実にはまっていました。

声がいいなあ、と思ったのも初めてです(笑)。

愛之助は当然ながら、江戸時代の武士にしか見えない存在感で(意外と出番は少ないんですが)、地味に素晴らしかった(笑)。

特に、最初に登場するシーンの低い、ひく~い声!

ゾクリと来るほどの、まるで初めて岩城さんの声を聴いたときみたいな衝撃を味わいましたよ・・・うふふ。

ホント、あれはお勧めです(笑)。

菊地凛子も、その他の役者さんも、あるいは子役に至るまで、みんなとてもよかった。

だから余計に、惜しいのです。



●この映画の

問題点・疑問点は以下のとおり。


☆朔之助と佐久間の関係

映画CMによれば「親友」であるはずの、この二人。

世代の近い同僚であり、剣の好敵手であり、姻戚でもあるはずなんですが、残念ながら映画を見る限りでは、この二人にそれだけの強い友情、絆があるようには見えないんですよ。

幼馴染み、親友という設定なのかもしれないけど(原作にはそう書いてあるのかもしれないけど)、映像ではそれは殆ど伝わって来ない。

そこを丁寧に描いておかないと、佐久間を討てという命を受けた朔之助の苦悩が、わからないですよね。


☆朔之助と田鶴の関係

どうやら子供の頃から、ぎこちなかった二人の関係。

上記のとおり、わたしはこれを「真面目で親の敷いたレールの上をきっちり歩く良い子の長男と、そのことに無性に苛立ち、何かと反発してしまう妹」だと解釈しましたが、さて。

本当にそうなのか、それとも確執に特別の理由があるのかは、いまひとつはっきりしません。

田鶴が兄と同じように剣術を習い、いざとなれば(夫の仇としての)兄と対峙することも辞さない―――というのは、この時代、かなり「普通じゃない」気がするので、もっと根深い原因があるのかなあ。

(実際、ヒガシを見る菊地凛子の目はほとんど憎しみをたたえていたので、余計にそう思います。)

勝手に想像すればすむことですが、できればこれも、緻密に描いて欲しかったと思います。


☆佐久間のキャラと脱藩の謎

曲がったことが嫌いで、堂々と正論を口にする佐久間。

―――という設定なんですが、それにしても、どこか矛盾を感じるんですよね。

いきなり過激な政道批判なんてしたら、自分や家族にお咎めがあるばかりか、自分の意見を受け入れてもらえない=間違った政策はそのまま、になりかねません。

それじゃ文字通り、不毛ですよね。

もっとクレバーな解決策があっただろう、と思わずにはいられませんが、これはまあ・・・彼は直情型なのだ、と言われたらおしまいかな(笑)。

少なくとも、彼の行動があまりにも突飛に見えないように、佐久間が以前から民百姓の苦境に心を痛めていたとか、ご政道を正そうともっと穏便な手段を講じていた(でも上手くいかなかった)とか・・・あればよかったかも、とは思います。

で、もっと謎なのが、彼の出奔。

命も惜しまず(自分だけでなく家族にも累が及ぶリスクも覚悟の上だったはず)、お殿様への意見書を出した彼が、どうして脱藩するんでしょう・・・?

脱藩は死罪。

死罪を恐れて―――のわけ、ないですよね。

お咎めを恐れる人ならば、そもそもあんな命知らずの意見書は書いてないでしょうから。

(それに脱藩なんかしたら、それこそ親兄弟までがその罰を受けるかもしれません。)

しかも、いろいろあったものの、最終的には佐久間の意見が正しかったことを、藩主自らが認めているんですよ?

藩のために諫言をした張本人が、今さら嫌気がさして逃げ出した・・・なんてことも、非常に考えにくい。

じゃあ、なぜ???

つまり、こういうことです(笑)。

藩主の怒りを買うことを承知の上で、命を投げ出して厳しい政策批判をした侍が、どうしてスタコラと逃げ出すんでしょう・・・?

はて、原作を読めばわかるのかなあ。


☆佐久間と田鶴の関係

これはまあ、なんというか・・・(笑)。

この時代、自由な恋愛なんてそうそうないでしょうから、(新蔵に恋している)田鶴が佐久間に嫁いだのは、おかしいこととは思いません。

でも、田鶴ほど気性の激しい女性が、「妻だから」という理由だけで脱藩者に同行し、あまつさえ兄に刃を向けるものかなあ。

なにかそこに、通い合う情があってほしいと思うのは身勝手でしょうか(笑)。

じゃないと、ほら、新蔵の腕の中で泣き崩れる田鶴を観てさ、なんだか・・・愛ちゃんが可哀相になってしまったので(汗)。



●え、

文句ばかり?

いやいやいや、そんなつもりはないです(苦笑)。

この映画はとにかく、静謐な美しさに満ちている。

淡々と言葉すくなに、とある侍の人生の苦渋に満ちたひとコマを、さらりと描いている。

派手なアクションも、わざとらしい盛り上がりも極力避けて、ミニマムな説明だけで物語をあぶり出そうとしている。

・・・それは、わかるんですよ。

でも、あっさりしすぎてるんじゃないかと、そんな気がしたんですよね。

登場人物の押さえた感情表現、それはいいんだけど、「何を」押さえているのかは、きちんと背景を書きこんでくれないと深みが出ないよ、という感じでしょうか。

観客の想像にゆだねるのもいいけど、もっと丁寧に、人物を浮き彫りにするエピソードを積み重ねてくれたらよかったのに、と思います。

(ほかにも、小さな伏線の取りこぼしが幾つか。知りたい欲求だけが膨らんでいきます。)

ああ、もったいない・・・(笑)。

―――と思ってしまうのは、もしかしたらわたしが、非常に濃い、あまりにも濃すぎる『春抱き』の信奉者だから、かもしれません(爆)。



おススメ度=★★★

キャストおいしい度=★★★★

萌え度=★

情感たっぷりの映像度=★★★★

EDIT  |  23:35  |  映画レビュー  |  Top↑

Wed 10/08/2011

シネマ歌舞伎 女殺油地獄

☆この記事は☆

2011年6月26日に、ブログ「ゆすらうめ異聞 雑想記」のエントリーをコピーしたものです。







●じいさんの魔性の太腿

・・・(爆)。

いや、それは、あの。


RIMG0819.jpg


幸いにも、曇り空で(比較的)涼しかった今日の都心。

(たぶん、気温はせいぜい25度くらいじゃないかな?)

満を持して(なんの?)、築地の東劇に行って参りました。

日曜日の朝から、よりによって「女殺油地獄」・・・って、スゴイ題ですよね(苦笑)。

オンナゴロシアブラノジゴク、ものすごく濃いというか、おどろおどろしいというか(笑)。

※近松門左衛門のつけたタイトルだよ~。


onnnakoroshi_postermini01.jpg


当然?ながら、孝夫さん目当ての女性たちが大挙して押し寄せて・・・は、いませんでした(爆)。

東劇、もっと混んでると思ってたのに。

(あ、念願のチャリティ・ポスターは、無事に手に入れました♪)


RIMG0811.jpg


これは・・・なんだろう(笑)。

東劇の入口で吉右衛門さんのポスターを見かけ、思わず見入っている小鳥さんです。

なにも、こんなウツクシイ姿でしゃがみこまなくても・・・ねえ。

おまけ>


RIMG0823.jpg


これは、かつて歌舞伎座があった場所です。

今は、新歌舞伎座の建設予定地ですね。



●実を言うと

シネマ歌舞伎はこれがはじめて。

もともと舞台で上演されたものを映像で見ることに、あんまり積極的ではないのです、わたし。

批判的、ってわけじゃないけど、でも・・・退屈しません?(爆)

NHKなどで放映される歌舞伎(舞台を録画したもの)って、中途半端な気がするんですよ。

舞台の上でのお芝居なのに、その臨場感は(液晶スクリーン越しでは)感じられない。

かといって、「映像作品」としてはワンパターンで面白くない。

(舞台を基本的にそのまま録画してるので、映画やテレビのような見せる工夫はないわけですので。)

だから・・・つまんない、と思ってしまうときもあって(苦笑)。

もちろんファンとして、「記録」として残しておきたい、というのはわかるんです。

自分の手元に(DVDなどのかたちで)あれば、何度も見られる、所有する喜びはあると思う。

でも、わざわざお金を払って映画館で見たいかというと・・・?

と、思ってたんですね。

そんなわけで、孝夫さんのポスターに魅かれて、はじめてのシネマ歌舞伎へ。

ライブで2年前に実際、自分で見た舞台なので、なつかしい気分もありました。

・・・で、結論をいうと、けっこう良かったのです(笑)。

上にわたしが挙げた問題点、

「臨場感に乏しい」
「映像作品としてのクオリティ」

が、完全に払拭されたわけじゃないけど、随所に工夫が見られました。

客席の最後列から眺めているような、「定点観測」みたいな視点から始まるんですけど、お話がすすむにつれて、カメラがじわじわと舞台に近づき、主要な登場人物の表情をアップで捉えていく。

クライマックスのとても凄惨な殺人シーンに突入するころには、しっかり感情移入して、ハラハラ見ていました(ハラハラというのは、着物がはだけてほとんど半裸に見える孝夫さんに関してです、爆)。

世話物で、登場人物の数も限られているせいか、「映画」としてのリアリティがあるんでしょうね。

万人受けするとは思いませんが、孝夫さんがお好きなら、逃す手はありません(笑)。

役者さんが、どれだけ細やかな表情で、目つきひとつで演技をするものか・・・たとえ、舞台の細部まで観客が見ていなくても、どれほど全身全霊で芝居をするものか、それが見られるという意味でも貴重です。



●それでは、

へろへろにつき、この辺で。。。

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