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Thu 26/03/2015

Tender Greens (be-boy GOLD2015年02月号) No.2

☆この記事は☆

2014年12月29 日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

日々更新の「雑想記」では、その名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。

カメラや写真、歌舞伎、スポーツ、時事問題などなど。

そうした記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して、この「恋歌」に転載しています。

特に元記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。







●さて

日曜日の朝。

惰眠をむさぼり、ようやく起きたのは午後1時すぎでした。

・・・朝じゃないじゃん(汗)。

いや、11時ごろに一度は起きたと思うけど。

アラームも鳴ったけど。

でもまあ、ダメでした(笑)。

ゆうべお茶会から帰宅したのが、11時いくらか過ぎ。

その後のダラダラと、ブログ書きと、写真の整理。

それだけであっという間に、午前3時くらいになりました。

(その日に撮った写真はその日のうちに吸い出してデータベースに落とす、という作業だけはサボったことがない! ・・・って、自慢になるんだろうか。)

なんというかね、お茶会の夜は、精神が高揚状態なのです。

10時間に及ぶ『春抱き』おしゃべりの余韻を引きずって、テンション高止まり。

それを段々と落ち着かせる、クールダウンする時間が要る。

だらだらタイム、けっこう必要なのです。

(という言い訳。)

結局、ベッドにもぐり込んだ頃には窓の外は明るかった(笑)。

だらだらぐずぐず、もたもたうだうだ全開です。

まあ、そんな日もあるよね。

たぶん。






●拍手とコメント

たくさん、ありがとうございました。

激励のお言葉は本当にありがたい。

ワクワクのご期待はちょっとコワイ。



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(2014/12/27)
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GOLDを読んだ方からの甘酸っぱい、複雑な思いのあれこれも拝見しました。

凄い、と。

そういう感想が多かった。

それは納得です。

たしかに、圧巻だったもの。


ちなみに、このブログ。

年末年始やお盆など、長期の休暇期間にはPVがガクッと落ちる傾向があります。

(PV=ページビュー。ブログを訪れたのべ人数、というか。)

もう何年も、だいたいそう。

ご家庭を持った主婦の方が多いからだろうなあ、と推察しています。

だけどさすがに、GOLD発売日の直後はちがいますね。

カウンタの数字、跳ね上がっています。

うぬぼれですが、多分みなさん、感想を覗きに来てくださってるんだろうなあ。

(昔はレビューをあっちこっちで読めたけど、今は書いてる人、少ないものね。)

気ままに、個人的な妄想を垂れ流してるだけだけど、それでも。

ありがたいことだと思っています。

しっかし!

今回の『春抱き』なー。

うむむ。

どうするかなー。

何をどう書いていいのか、自分でもわからん(笑)。

レビューは無理かも、とすら思う。

・・・うぐ。

難しいけど、でも、なんか書きます。

書いてみます。






●というわけで

恒例の? 超ダラダラ感想です。

ストーリーを追いかけつつ。

とりあえず、書けるところまで書くつもりで。



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※以下、ネタバレを含みます。

※いつものことですが、レビューは個人の主観的な、勝手な、自由な感想です。

※時と場合にもよりますが、愛にあふれるボケやツッコミ、矛盾や疑問点の指摘など、なんでもあり。

※稀にですが、自分自身が以前に書いたレビューとビミョーに食い違うことを、しれっと書いたりも???

※そういうのが苦手な方は、この辺で読むのをやめたほうがいいかも・・・(汗)。














シーン1

(野外ロケ地)

前回の最終シーン、そのまま。

「俺の本当の父さんなんですか」

訴えるような表情の紫衣翔くん。

コートの裾をひるがえして、立ち尽くす岩城さん

その彼の後ろに、香藤くん洋介くん

岩城さん以外は全員、『婆娑羅』ロケの衣装のままです。

誰かに聞かれやしないか、香藤くんは周囲を見渡します。

ふと、人の気配。

振り向いた香藤くん、顔色が変わります。


「ごめんごめん、立ち聞きするつもりじゃなかったんだけどねー」

カバ、こと千葉さん登場。

あー、もう。

なんかもう、リアルすぎてムカつく・・・(笑)。

ものすごーくイヤなヤツなんだけど、こういう男いるいる!

その生々しい(不快な)リアル感ときたら(汗)。

かるーい口調なんだろうなあ。

わざとらしい、申し訳なさそうな、善人ぶった(いやー、ほんの偶然だよー)表情。

(ときどきいるじゃない? 深刻な場面で深刻なふりすらできない、うわべだけの浅い感情表現しかできないタイプ。ああいう感じだと思うの。)

香藤くんに口止めされても、

「あ、そうなの? オッケーオッケー」

まるで心に届いていないのが丸わかりの、軽薄そうな言葉。

そのわりには、ぐいっと。

ねちっこい蛇のような視線で紫衣くんを見る。

(枕営業の獲物に肝心のところで逃げられて、「俺サマをおちょくっとんのかこのガキ」状態だものね。)

いや、むしろ蝦蟇(ガマガエル)か。

「将来ある紫衣くんにはヘビィな話だから、ねえ?」

って、やらしいのやらしくないの。

岩城さんたちの弱みを握ったことを知って、ご満悦の舌舐めずり。

態度も超えらそう。

(いや、まあ、もともとこの世界ではそこそこ権力を持ってるわけですが。)

「岩城くん、ピンチ過ぎて声も出ないって感じ?」

からかうような声、脳裏に再現できる気すらする。

社長のスキャンダルが、事務所の経営にどれだけマイナスになるか。

―――ねえ?

って言わんばかりのドヤ顔です。


もちろんこれは、強烈な当てこすりだ。

インタープロが、ここ数年どれだけ醜聞にまみれて来たか。

会社乗っ取り、狙撃事件、麻薬スキャンダル。

存続が危ぶまれるほどの危機を乗り越えて、やっと(おそらく)安定しはじめた、その矢先です。

「アンタの事務所、つぶすことも出来ちゃうのよ、俺?」

って、カバはそう言ったに等しい。

愕然とする岩城さん香藤くん

言うだけいって、ひらりとカバ退場。

あっさりと引いてみせるあたり、ホント、腹立つくらいソツがない。

カバは大きらいだし、彼の行動原理は唾棄すべきものだと思うけど。


でも、アレだ。

このえげつない業界を上手く泳ぎわたるってのは、こういうことなんだろうな。

たっぷり甘い汁を吸いつつ、決してそれだけの卑劣漢じゃなくて、実際にやり手なんだろうねえ。

(ある意味)勝ち組なんだろうな、って。

そう思わせるシーンです。


「なんで口に出した・・・っ」

香藤くん、紫衣くんに激怒します。

漏れたらマズイって、あれだけ注意したじゃないかって。

「だって・・・お二人が先にっ・・・!」

青ざめる紫衣くん。

脳内で、岩城さんと香藤くんの(前回で交わした)会話を反芻します。

「答えがそこにしか行き着かなかった」
「そこに行き着いたってことは―――」

なるほどなあ。

うまい。

前回のあの夫婦の会話。

疑惑の核心に切り込んでいるわけですが、たしかに二人とも、「そこ」としか言ってない。

(そこ=紫衣くんが岩城さんの隠し子かもしれない、という疑惑。)

一を言えば十を知る、夫婦ならではの呼吸。

こんな巧妙な伏線が張ってあったとは。

誰かに聞かれては困るから、というのもさりながら。

その場に洋介くんがいたから、という部分が大きかったかもしれません。

絶対に子供に聞かせる話じゃないもの。


実際、かわいそうに洋介くん

まだ小学生なのに、大人にだってキツイ修羅場を目の当たりにしてしまった。

呆然とするの、あたりまえだよなあ。

岩城さんと香藤くんの会話だけだったら、洋介くんは理解できなかったかもしれない。

「そこ」

が何を意味するのか、察するほどおとなではないでしょう。

(各種の状況証拠から、洋介くんはまだ、性的な知識をあまり持ち合わせていないのではないか、と推察します。男女間の性行為の意味とか、それを岩城さんと “洋二くん” が男同士でやってるだとか、そういうのをわかってるとは思えない。)

でも、紫衣くんは直球を投げたからねえ。

怒髪天!の香藤くんの動揺っぷりも、目の前で見てる。

さすがの洋介くんも、震えあがったみたい。


「頼む香藤、落ち着いてくれ」

このセリフ、好きだなあ。

渦中の人、岩城さん。

興味深いことに、彼がいちばん冷静でした。

いちばん周囲が見えてるし、何をすべきか考えている。

こうなったらハッキリさせる他ない、と。

紫衣くんに、宮城県の実家から母親を呼び寄せるように要請します。

DNA鑑定をするにせよ、まずは彼女の意図が知りたい。

用心のために京都ではなく、別の場所(大阪)で会うことにしよう。

「事実であれば受け入れよう」

毅然とした態度の岩城さん。

かっこいいなあ、と思う。


そしてそう言われた紫衣くんに、いささか同情もしてしまった。

これ、覚悟の言葉ではあるけど。

あたりまえだけど、岩城さんのいう 「受け入れよう」 は、紫衣くんがほんのり夢想していた、

“血を分けた実の父親との感動の出会い”

とはまったく違う。

義務とか責任とか、ケジメとか。

そういう話であって、肉親への愛情から出た言葉ではないもんなあ。

岩城さんが薄情だとか、配慮が足りないとかって話じゃないですよ?

今日の今日まで、その存在を知らなかった/望んですらいなかった 「息子」 の可能性。

いきなりそれにぶち当たって、どう反応しろというのか。

誠意をもって対応します、というのがやっとでしょう。

愛情って、オートマティックに湧いてくるわけじゃないもんね。


大いなる葛藤のただ中にいる紫衣くん。

彼の修羅場は続きます。

カバの前で)うっかり口を滑らせたのはたしかに彼のミスだけど、なにしろ18歳だ。

あんまり責められないよなあ。

実の母親に出生の秘密を暴露されてからというもの、ひたすら悩み苦しんだことでしょう。

岩城さんがホントの父親!?

都合よくいいところだけ見て、憧れる部分もある。

だけど香藤くんが指摘したとおり、それは紫衣くんの家庭の崩壊をも意味する。

うまく行ってるらしい父親との関係。

考えれば考えるほど、何が正しいかわからないよね。

今の状況。

全員が幸せになる方法は、たぶんない。

円満解決があるとは思えない。

だからキツイのだと思います。




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(2014/12/27)
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シーン2

(JR京都駅)

撮影が終わった洋介くん、東京に戻ることになりました。

新幹線のホームには、岩城さんとふたり。

洋介くんは沈みがち。

言葉も少ないし、岩城さんの顔をまともに見ようとしない。

京都に来たときは、遠足気分でぴょんぴょん跳ねてたのにね。

例のロケ地で、生々しい大人の話にうっかり触れてしまったから。

―――嫌われたのかもしれない、と。

岩城さんは危惧しています。

なにしろ赤ちゃんの頃から、いや生まれる前から、深くかかわって来た子だ。

岩城さんにとっては、目に入れても痛くないほど愛しい存在。

口止めをしなくちゃとは思うものの、どうにもぎこちない。

でも言わなくちゃ、と重い口を開いた途端。

「僕は言わない」

洋介くんはきっぱりとそう宣言します。

岩城さんが困ることなんだと、(香藤くんのあのときの態度で)わかったから。

絶対に言わないから、口止めなんてしてくれるなって。

思ったよりもはるかに敏い洋介くん。

岩城さん、ぐっと涙をこらえます。

「ありがとうな、洋介くん・・・」

うるんだ声が、聞こえてきそう。

こんな小さな子に気を遣わせてしまっている情けなさ、不甲斐なさ。

そもそも、そんな目に遭わせてしまったことへの申し訳なさ。

それから一抹の、こんなにも成長したんだ、という感動。

そんなところでしょうか。


車内に消えた洋介くん。

窓越しにやさしい表情を見せる岩城さん。

万感の思いを湛えて―――なんていうの、これ。

短いけど、とても印象的なシーンでした。

「あのお兄さんとは違う・・・」

洋介くんの呟き。

僕は、岩城さんを困らせたりしないって。

そう誓った彼。

ここね、ちょっとだけ考えちゃったよ。

紫衣翔くんがもし、岩城さんの息子だとしたら・・・?

洋介くんよりも、 “あのお兄さん” のほうが良くなったりしないよね・・・?

それが、洋介くんが抱え込んでしまった漠然とした不安。

これ、いったいどういう意味なんだろう?

あれ?

今まで、単純に考えていたんですよ(笑)。

洋介くんの岩城さんへの気持ち。

それはまあ、きれいなイトコのお姉さんへの憧れとか。

小学校で若い女性教諭にほのかにときめいてみたり、とか。

そういう類のものだと思ってました。

男の子にありがちな、一過性の、大人の女性への憧憬。

いつか卒業していく、幼くせつない感情。

そうだと思ってた。

今回のシーンも、そういうものなのかもしれない。

(岩城さんが女性に見えてるのか、とかいう点はスルーで。)

岩城さんの「最愛の子供ポジション」を奪われる不安に見舞われたのだとしたら、それで正しい。

でも、そうじゃないかもしれない・・・?

ひょっとしたら、ひょっとしちゃうの???

それはなんか、うーんと、困ったな。

―――いや、たぶん違うんだと思う。

考えすぎだよね。

邪推しすぎ。

香藤家のDNAが云々ってのは、ネタとしては面白いけど、それ以上はちょっと困りますもの。

うん。

・・・などと、ちょっと歯切れが悪いですね(苦笑)。


もっとも>>

センセのコメントは受けた!

(いや、そういう意味の受けじゃなくって!)

というか泣いた(笑)。

あの新幹線のシーン、ね。

ふと、思わず口をついて出たのが、まさに!

♪汽車はー 闇を抜ーけて ひかーりのうーみへー

だったからです・・・(汗)。

(この世代で知らない人はいないと思いますが、念のため、気になった方は こちら をどうぞ。)

岩城さん=メーテル幻想は、正しかったのか・・・!

衝撃だったわ。

少年の日の幻影かあ。

そういうことなら、わたしのひそかな懸念はアホなカン違いですね。

そっか、うん(笑)。


さらに>>

※超くだらないです。

車窓の向こうの、マリアの微笑みの岩城さん。

声は聞こえないけど、洋介くんへのねぎらいの言葉は伝わったらしい。

じっと見つめる洋介くん。

―――という、あの素敵なシーンで。

うかつにもわたしは、ええ、連想してしまいましたよ(汗)。

「お も て な し♪」

・・・(爆)。

ダメだ、なんか似合う。

バカじゃないの。

岩城さんがアレをやるところ、想像してしまった(汗)。

ご、ごめんなさい。






●以上

出だしの10ページ程度で、こんなに書き殴ってしまった。

申し訳ない。

佳境はこれから、です。。。


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タグ : 春抱き岩城さん香藤くんTender_Greensカバ洋介くん紫衣翔

EDIT  |  02:52  |  『春抱き』雑誌掲載分  |  Top↑

Sun 22/03/2015

Tender Greens (be-boy GOLD2015年02月号) No.1

☆この記事は☆

2014年12月28日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

日々更新の「雑想記」では、その名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。

カメラや写真、歌舞伎、スポーツ、時事問題などなど。

そうした記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して、この「恋歌」に転載しています。

特に元記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。






●さあ、

どうしよう。

どうしよう・・・(笑)。

こんなん、どうレビューを書けばいいの(笑)。

うーん。

困った。

困り申した・・・(汗)。

※以下、とりあえずネタバレなし。






●というわけで

さて、12月27日(土)。

be-boy GOLD (2015年2月号) の発売日でした。



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朝10時とほぼ同時に、駅ビルの書店にダッシュ。

例によって、GOLDはまだ陳列されていませんでした。

山積みの雑誌の束のどこかにある。

そのへんの書店のお兄さんを捕まえて、GOLDを出してくれ、と頼みます。

ヒモを切って、ビニールをとって、最初の一冊。

「・・・」

瞬間、ちょっと迷った。

いちばん上のやつじゃないほうがいいって、言おうかどうか。

でも、ヒモの跡も汚れもなかったので、まあいっか。

そう判断して、すかさずレジに並びました。

こんな時間だというのに、けっこう並んでる人がいるのよね。

「お待たせしました」

レシートに刻印された時刻は、10時10分。

まあ、いっか。



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GOLDを買って、まっすぐに改札に向かいました。

お茶会に間に合う時間ではあったけど、余裕はない。

電車を待つ数分のあいだ、ビニール袋のまま、雑誌を覗き込むように。

まるでイケナイことをしてるみたいなポーズで、GOLDをチラ読み。

(さすがに人の多い都心の駅のホームで、雑誌をとり出して読む勇気はない。のよ。)

こそっと。

人差し指と中指で、ページを上から開け広げるような感じで。

「うに・・・?」

ランダムに開いたページ。

そこにあった言葉のひとつに、

「うひゃ!?」

衝撃を受けました。

うっわー。

そうか、そうか。

そうなのか。


そ う 来 た か。


たまたま開いたページだったけど、それであとは察しがつきます。

そっか。

そうなのかー。

脳内でぐるぐる、いろんな妄想がまわり始めました。


そ う な る と・・・?


「電車くるよ!」

小鳥さんに言われて、あわてて雑誌をエコバッグに戻します。

わずか数コマ。

わずか数分のこと。

あとは、お茶会の会場までお預けです。

生殺し状態。

くう。

※お茶会レポートは、また別途。



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そんなわけで、『春抱き』です。

マンガの内容をネタバレしない範囲で、とりあえずの感想。

昨日すでに書いたことも含めて、まとめるとこんな感じ>>


1.表紙!

表紙ページ裏に、同じイラストがありました(笑)。

美麗な岩城さんのどアップ。

こちらはもちろん、コピー(テキスト)のいっさい載ってないキレイなイラストです。

すっごいボーナスもらった気分。

純度120%の岩城さん

とにかく美しい。

顔のどアップって、実はけっこう難しいと思う。

一般的には 「手抜き」 に見えてしまうしね。

(衣装や背景をあれこれ描き込むほうが、実際、いろいろと大変だろうとは思います。)

でもこの岩城さんには、そんなのカケラも感じさせない。

よどみない美しいライン。

男性らしい大きな、節くれだった大人の手。

尺骨の突起とかね、もうたまらんわ・・・(笑)。

首の筋肉と陰影。

白いシャツ。

そして岩城さん、赤が似合う。

(赤い服を着てるわけじゃないんだけどね。)

これだけで、710円の価値はあると思いました。


2.カラー扉絵

色味のバランスがとても美しい。

キレイとかカッコいいとか、そのへんはあたりまえなので書きません(笑)。

岩城さん、顔がちょっとちがって見えますね。

香藤くんの顔も微妙にちがう。

どこかアンニュイな雰囲気、悪くない。

岩城さんのチャームポイントは、くるぶし、鎖骨。

そして、意外と厚みを感じさせるお尻。

香藤くんのチャームポイントは、足の指、岩城さんの手を握った右手。

お腹のシックス・パック。

・・・は見事なんだけど、ちょびっと細すぎない・・・?

お茶会のメンバーがみんな、揃いもそろって

「細くない?」

と心配したのが印象的でした。

(はだけた白い上着に隠れている部分すべて、胴体だと仮定しても、という意味。)

肉食(腐)女子の宿命なのか何なのか、別にガチムチを求めてるわけじゃないけど、

“筋肉で鎧われたガッチリみっちり分厚いカラダ”

が見たいんですよね(笑)。

「この細さでは、岩城さんをお姫様だっこできるように見えないのでは」

という懸念が、頭をよぎったものと思われます。

ま、この辺は嗜好の領域ですね(汗)。

「受」

というエンブレム?っぽいものが、岩城さんを指している。

蛇足にもほどがある(笑)。

「なんでこんな変なモノがあるの?」

疑問に思ったのですが、これはあとで教えてもらいました。

この号が 「受キャラ特集号」 だけに、各作品の扉に、このマークがあるのね(笑)。

このマンガの受けはこの人ですよ、って。

あーはーはー(汗)。

ネタ企画だと思って、ここは笑うところなの?

(『春抱き』以外はほとんど目も通さないので、気づきませんでした。)


3.一挙掲載67ページ

これだけあると、読み応えがありますね。

内容的にもネタが軽くはないので、余計にそう思うのかも。

丁寧につくられているし、絵がきれいだ。

本当にいい。

いつもこのくらいたっぷりあるといいのに・・・(ムチャいうな)。

でも、終わってない。

完結してない。

だって、解決していないもの。

ここから次はどんな方向に飛ぶのか。

気になります。


4.えっち

あります。

はい。


5.カバ

います。

はい。


6.来年の『春抱き

発売日でいうと、4月と6月。

10月と12月。

全部で4回、GOLDに執筆予定なのだそうです。

明記されてるわけじゃないけど、いずれも『春抱き』だろうと予想しています(笑)。

おまけに、ALIVEの2巻も出るらしい。

うふふ。

いいっすね。



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●それでは、

ひとまず、このへんで。

『春抱き』はいつも、ファンの想像のナナメ上を行きます。

ときには、驚天動地の展開にハラハラしたことも(笑)。

前もそうだったし、今度もそう。

でも、不思議と、あるべきところに帰着する。

驚くけど、驚かない。

『春抱き』らしさ。

岩城さんらしさ、香藤くんらしさは変わらないから、そう思えるのでしょう。

では、またね。。。



タグ : 春抱き岩城さん香藤くんTender_Greensカバ

EDIT  |  23:48  |  『春抱き』雑誌掲載分  |  Top↑

Wed 18/03/2015

Tender Greens (be-boy GOLD2015年02月号) 前夜祭(笑)

☆この記事は☆

2014年12月26日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

日々更新の「雑想記」では、その名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。

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●うひゃひゃ♪

やっぱり。

やっぱり、でしたね(笑)。

そう来たか。

やってくれちゃったよね、うん。

もうね、ふやけた笑いが止まりません(笑)。



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どーん、と。

予想どおりだったので、思わず叫んでしまったよー。

なんて素晴らしい(爆)。


詳細は、こちらの過去記事へ>>

http://kyosukelove.blog58.fc2.com/blog-entry-3430.html

(予想が当たったことに関しては、まあ前号の流れから見て、誰でも想像はできたこと。あんまり大いばりするのも、恥ずかしいですね。)


キャッチコピー、あれだよね。

逆だろう、と思います。


かっこいい・・・。

のに、可愛い!!



が正しいと思うの。

だって男としてカッコいい、男性として立体感がある。

そこが魅力的なのが、まず基本。

その次に、だけど最愛のダンナの前では・・・ってね?

そういうことでしょう(笑)。



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しっかし!

ホントにやっちゃったんだあ。

いや、やられちゃった、かな。

岩城さん・・・(笑)。

うっとり。

しみじみ。

そして、なんか妙に気恥ずかしい。

おん年ン歳ってのは、このさい置いておこう。

そういう問題じゃない(笑)。

いまのわたしの気持ちは、

「そうでしょそうでしょ、そう来なくっちゃ♪♪♪」 が70%ほど、

「うっわあー、いいのコレ!?」 が20%ほど、

そして

「い、岩城さん、お気の毒に・・・(よよよ」 が10%くらい。

そんな複雑なオトメゴコロです。


GOLDを代表する受けキャラって、他にいないから、あたりまえ。

いや、GOLDどころか、全BL界を見まわしても、岩城さん以上の存在はめったにない。

そう、あたりまえ。

当然の、納得の表紙です。

うん。

そうなんだけど、でも・・・?

でも、でも、なー。

ふはは(汗)。

かくも奇怪なファン心理。



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それにしても、まったくもったいない。

惜しい。

(いや、これが見たかったんだから、惜しいってのはオカシイんだけど。)

でも、そう思うよね?

こんなお美しい岩城さんのお顔に、こんなに文字が載りまくるなんて。

先生。

GOLD編集部のみなさま。

お願いです。

この美麗なイラスト、なーんもテキストの載ってない本来の姿で見たいです。

欲をいえば、同じぐらいどアップの香藤くんとセットで♪

*:.。☆..。.(´∀`人)

来年あたり、イラスト集でも出しません???

カレンダーでもいいけど。

*:.。☆..。.(´∀`人)

ふふふ。

妄想は果てしなく広がります。



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あ、試し読みも見ました。

(公式サイトのセンセのコメントも読みました。)

といっても、あれじゃなーんもわからないよね(笑)。

わかるようなこと、見せてくれるわけないけど。

ただ純粋に、カラーイラストきれい!!

と、ひとまず言っておきます。

67ページでしょ?

表紙イラストでしょ?

おまけに巻頭カラー。


春抱き』祭りじゃありませんか。


いいねえ。

こうでなくちゃ。

ふふふ。





●というわけで

なんかもう、読む前からテンションおかしい(笑)。

明日これでどうなってしまうのか。

いまから心配です。

では、またね。。。


タグ : 春抱きTender_Greens岩城さん香藤くん

EDIT  |  02:45  |  『春抱き』雑誌掲載分  |  Top↑

Tue 17/03/2015

イヴのひそかな妄想

☆この記事は☆

2014年12月24日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

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●冬至が

すぎて、天皇誕生日が終わって。

なんだかあっという間に、今日はクリスマス・イヴ。

となると次はもちろん、アレです。

♪もういくつねると はつばいび・・・?

GOLD発売日、いよいよ12月27日ですね。

この4カ月は長かったような、短かったような。

いろいろありました。

なんとも言えないなあ。

例の描き下ろしショートマンガという、不意打ちみたいなラッキーがあったものの、久しぶりの岩城さんです。

テンダーグリーンの完結編。

楽しみすぎる。

くふふ。

それから、今度は表紙イラストもセンセなんですね。

遅いって笑われそうですが、これは今日になって知りました(笑)。

いま発売中のGOLD(12月号)が、

”featuring 攻” (笑)

で、やまねあやのさんの例の彼(名前わすれた)が表紙。

もうすぐ発売になる次号GOLD(2月号)は、今度は

“featuring 受” (笑)

で、センセが表紙。

つうことは、コンセプト的に対になってるようなので、アレですよね?


岩城さんの顔どアップが、ドーン!!


で、そこにデカデカと、


“受”


って文字がスーパーインポーズされてるってことで、よろしいですか?

そういうことになりますよね?

そうじゃないとおかしいですよね?

いやん・・・ (*/∇\*)

困ったなあ。

想像するだけで、もう呼吸困難になりそうです。

(*´д`*)ハアハア・・・


と、ここまで書いて。

当然の連想として、思い出したことがあります。

もう何年も前のGOLDの、まったく同じコンセプトの表紙。

あのときは、三人でした。

やまねあやのさんの彼と、鹿乃しうこさんの純佑くんと、香藤洋二。

(ここはあえて、芸能人として呼び捨てで!)

GOLDきっての攻めキャラ三人がずらりと並んで、あぶない色気全開で、

「生涯、攻める」

とか書いてあったような。

あれれ?

死ぬまで攻める、だったっけ?(汗)

とにかく、そんな感じの挑発的なコピーでした。

そのとき、

「ってことは、次回の表紙は・・・!?」

って、異常に盛りあがったんですよね(笑)。

岩城さんと、あと二人が誰か知らないけど、GOLD自慢の美人さんたちが並んで、

「生涯、受ける」

なんてホントに書いてあったら、もうどうしよう!

キャー!

卒倒するわ!!

・・・って感じで(笑)。

オバサンの血管が切れたらどうすんのよってぐらい、興奮した記憶があります。

なんてったってねー。

ほかに誰が並んでもいいけど、岩城さんだけはちがう。

存在感がちがう。

別格。

彼ひとり、まるっきり異次元のユニバース。

「あれれ? そこ、受けキャラが並ぶ場所ですよね?」

とか言われそうなぐらい、みっしりした男性としての色気があるでしょう?

つか、お仕事モードだと、完全に男でしょう?(笑)

ちゃんと、男。

そのへんに掃いて捨てるほどいるような、オンナノコの代用品みたいな受けとはちがう。

そんじょそこらの、カワイイだけが取り柄のオニーチャンとはちがう。

むふふ。

・・・それを、表紙で見られるなんて。

と、ものすごく楽しみにしていた記憶があります。


でもそれ、結局は実現しなかった。

とても残念だと思ったけど、あのころはそれどころじゃなかったしなあ。

それきり、なんとなく忘れていました。


で、今回。

もしかしてそれが、ちょっとカタチを変えて復活するのかもしれない。

変則的ではあるけど、あそこにやっと、戻るのかもしれない。

ちがうかな・・・???

そうだといいな。

以上、まあ、非常に個人的な思い込みです。

妄想、かもしれない(笑)。

ともあれ、もうすぐ岩城さんに会える。

岩城さんとしか書いてないけど、もちろん、香藤くんもね!)

くひひ。





●今回の

お茶会は、27日の予定です。

GOLD発売日の駆けつけ、ですね。

28日以降だとコミケと重なってしまうので、こんな日程になりました。

なお、もし希望者がいらっしゃるようなら、年末チャットルームを開設するかも?

28日~30日のどこかで。

最近さっぱり、カウントダウンもやってませんね(笑)。

未確定ですが、興味がおありの方はご連絡ください。





コミケといえば

そうそう。

なんか噂によると、今年はNHKまでが特集番組?記事?をやるんですってね。

一回で60万人を集める、一度に500億円もの経済効果があると言われているコミケ

その秘密をさぐる、みたいな感じらしい。

(また聞きなので、あいまいな表現で申し訳ない。)

もしもどなたかがコミケに行って、NHKの取材チームを見かけたら、ぜひ教えてください。

どういうアングルでニュースにするのか、ちょっと興味があります。

個人的には、NHKはけっこうオタク寄りのスタッフが多いと思う。

オタ志向と親和性が高いというか、そういう気配はあるんですよね。

とはいえ、そこはお堅い公共放送。

あんまり持ち上げるわけにもいかないでしょう。

コミケの “健全な” 部分のみを取り上げると、真実をゆがめて伝えることになる。

コミケの闇というか、違法スレスレの部分をどう扱うのか?

(違法にもいろいろあるけど、特に過激なエロは、コミケと不可分でしょう。)

まさか 「何10万人もヘンタイが集まる」 とは言わないだろうけど、でもねえ。

オタク=異常な性癖を持つ、みたいな偏見を助長するのも困る。

コミケ参加者は、きっと、

「お願いだからかかわらないで。放っておいて」

が本音だろうなあ。





●というわけで

では、またね。。。

タグ : 春抱きTender_Greens岩城さんコミケ

EDIT  |  20:38  |  『春抱き』その他  |  Top↑

Tue 17/03/2015

『春抱き』のショートストーリーを読んで (追記しました)

☆この記事は☆

2014年11月30日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

(「雑想記」ではその名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。その記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して、この「恋歌」に転載しています。特に記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。)

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。






☆二本目です☆



●まさかの

6ページ描きおろし。

おにゅーの岩城さん香藤くんと洋介くん。

某さまのご厚意で、思いがけず読ませていただきました。

(本当にありがとう!)

ひゃあ。

なんなの、これ(笑)。

ほわわんと幸せな気分です。

くひひ。

たったの6ページ。

だけど濃厚で、最高にステキな6ページでした。

いやん。

ああ、生きててよかった。


って、わけがわからないですよね・・・(汗)。


えっと。

ご説明します。

この『春抱き』ショート(と仮に読んでおきます)自体は、何週間か前のお話です。

たぶん。

何を今さら、と思われる方も大勢いらっしゃいますよね。

他のかたのブログやサイトなどで、すでに見聞きした方もおいでかも?

いや、それどころか、実物をお持ちの方もいることでしょう。

「遅いよ、ましゅまさん・・・!」

って笑われそうですが、でも。

本当に、この週末まで知らなかったんだもの(汗)。

しょうがないではありませんか。

というわけで、開き直ります。

「速報」の正反対。

まあ、「遅報」(というコトバはないけど)ですが、行きます。

Better late than never、ということで。

ここで初めてお知りになる方も、きっといると信じてますから(笑)。


11月の初旬に都内で開催された、アニメイトのイベント。

http://www.animate.co.jp/special/agf/pc/index.php

AGFと言ったら 「味の素でしょ?」 と真っ先に思うわたしでも、聞いたことがあります(笑)。

行ったことはないけど、その場で販売された限定グッズをいただいたこともあります。

そのイベントに、リブレ出版も出展。

(これはまあ、当然といえば当然ですよね。)

※イベント自体は必ずしもBLのみではない、と聞いています。

で、リブレさんの販売した、イベント限定本。

http://www.libre-pub.co.jp/agf2014/libre-premium-2014/

そこに、『春抱き』の描き下ろしショートも掲載されている、と。

そういうわけです。

正直、こんなにお値段するんだ!? とびっくり(笑)。

ページ数と執筆陣を見れば、それもそうかな、とは思いますが。

で、すごい売れ行きだったそうです。

あたりまえか(笑)。

ある程度は通販もあったようですが、それも終了。

今でもかなり問い合わせがあるらしく、来月からは、電子書籍で配信されるみたいですね。

(詳細は、上記URLにて。)


で、この6ページ。

※実際には、ちゃんとタイトルあり。

内容的に、次のコミックスに収録されるはず、です。

Tender Greens』 のある夜のひとコマ、プラス後日譚だから。

イベント限定本が手に入らない方も、だからきっと読める。

ちょっと待てば、きっと。

(と、かたく信じているわたしですが、単なる思い込みだったらごめんね。)


ネタバレはしません(笑)。

ものすごーくしたいけど、まだ読んでいない人も多そうだから。

ヒントは>>

浴衣、はじめて、夫婦水入らず。

・・・これでわかった方は、相当に勘がいい!


まず、洋介くんがカワイイ。

(そしてナチュラルに、ちょっと末恐ろしいかも!?)

岩城さん岩城さんすぎる。

つまりお母さんすぎて、女神すぎて、アホすぎる。

彼の 「物騒な××」 発言には爆笑しました。

そして香藤くんが、相変わらず野獣みたいにガルガルしてる(笑)。

洋介くんが相手だと、ホント理性が死にますね。

ほんのわずかなページ数なのに、濃ゆいよー。

ちょっとキュン。

ちょっとしみじみ、感慨深い。

しれっとお色気サービスもあって、ハラハラもさせてくれて、なおかつ愛すべきバカっぷり(笑)。

で、すっとーんとオチが決まる。

なんという平常運転。

「あー、これこれ!」

これなのよ、読みたかったのは!

こういうのが、『春抱き』の真髄なのよ!

わたしたちが愛してやまない『春抱き』の、まさに黄金パターン。

それがやっと帰って来た!!

・・・そう思わせる短編でした。

(眼はちょい大きすぎると思うけど。個人的に。)


うん、楽しかった(笑)。

たった6ページでこの盛り込みようは、スゴイ。

10月分が飛んだ(GOLDに掲載がなかった)代わりに、すごいサプライズをもらった気分です。


とにかく、ふたりが幸せでよかったなあ。

連載のほうは目下、どシリアスなところで止まってますからね(汗)。

あの重たいムードを払拭する、明るい展開にホッとしました。

後日譚がこれなら、大丈夫よね!

・・・ってことで。





●というわけで

とりあえず、ご報告まで。

イマイチ要領を得ないレポートですみません。

ホント、内容について語りたいこと、いっぱいあるんですけどね・・・(汗)。

もしご要望があれば、チャットルームを臨時に設置します。

おしゃべりしたい方は、メールでご連絡ください。





●では、

またね。。。

タグ : 春抱き岩城さん香藤くんTender_Greens描き下ろし

EDIT  |  03:32  |  『春抱き』雑誌掲載分  |  Top↑

Mon 16/03/2015

Tender Greens じゃないけど気持ちだけ Evergreen ゆす茶会レポ4

☆この記事は☆

2014年10月22日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

(「雑想記」ではその名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。その記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して、この「恋歌」に転載しています。特に記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。)

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。







●TBのお題から

「ごはんは硬め派? 柔らかめ派?」

おいしければ何でも。

・・・というのが本音ですが、しいていうと硬め派かなあ。

(実家の母がそうなので。)

といっても水をむりに減らすわけじゃなくて、「増やさない」程度です。

三合のお米に、三合分の水。

すりきり三杯というか、かろうじて必要な水量がある感じ。

ごく普通ですね(笑)。





●ぽよよん岩城さんに

たくさんの拍手とコメント、本当にありがとうございました。

喜んでいただけてとっても嬉しい。

感想のコメントひとつひとつが、ものすごく励みになります。

しばらくぶりに続きを更新して、いきなり “ああいう” シーン。

・・・ということで、若干のテレがあります(笑)。


旧作を読み返し、読み返しては修正と加筆を繰り返しています。

そんまんま出すって、どうしてもできなくって。

改善されてるのか、いじりすぎて改悪になっているのか。

そこはもう、自分ではわかりません(汗)。

可能なかぎり、当時の自分の書いたものを尊重したい。

その時点ではそれがベストだったはずだから。

そのときのパッションというか勢いというか、そういうのを失いたくないから。

そう思う反面、トシのせいもありますが、いろいろ手を加えたくて困る(笑)。

くどくどと、説明したくなる。

・・・ホント、エンドレスの葛藤です。

今後とも、うだうだ悩みつつ更新をつづけます。

ひろーい心で、待っていただければ幸いです。


なお>>

わたしなりの、二次創作の分類。

だいたい大きく分けて、三種類あると思っています。

1. 本編寄り。

2. パラレル。

3. ラディカル換骨奪胎。

こんな感じかな。

「本編寄り」

これは言葉のままの意味です。

原作のキャラ設定や背景、人間関係をそのまま借用して、お話を書くもの。

かつてよく書いた “すき間小説” は、この典型ですね。

例* ゆらめく情動。

「パラレル」

岩城さんと香藤くん(をはじめとする主要人物)の関係性自体はそのまま。

でも、それ以外の設定や背景をごっそり変えてしまうもの。

※用語の定義はあくまでわたし流です。

岩城さんがピアニストになったり、香藤くんがF1レーサーになったりするやつです。

「本編のふたりがもし、○○だったら・・・?」

という妄想が基本。

うちの長編小説はほとんど、このパターンかも。

例* さしもしらじな。

「ラディカル換骨奪胎」

設定や背景を変えるばかりでなく、主要な人物関係をも変えてしまうもの。

岩城さんは登場するけど、香藤くんと恋愛しないとか・・・?(汗)

要はキャラのみ拝借して、あとは何でもあり。

原作の設定にまったく拘泥しないお話。

(たとえば小野塚くんと宮坂くんを恋愛させるのも、わたしにとってはこの分類に入ります。)

ここまで行くのは、たぶん、書いてないんじゃないかなあ。


なんでひとは、原作から逸脱した設定の話を書くのか・・・?(笑)

「妄想しちゃうから」

としか、答えようがないですね。

想像力の翼。

そうとしか言いようがない(笑)。

ぽよよん岩城さんの場合は、

岩城さんがもし、AV男優とは対極にあるようなお堅い職業だったら・・・?

香藤くんとの年齢差がもし、もっとずっと大きかったら・・・?

という妄想が起点です。

(小鳥さんの「原作」の大元は、白衣を着た岩城さん、というリクエストですけどね。)

もともと(原作の)岩城さんは信じられないくらいウブだし、恋愛経験にも乏しい。

(女性経験、交際経験は十分あると思うけど、イコール恋愛経験値とは言えないよね。)

18歳で家出して、AVやっててもアレなんだから、

「象牙の塔にこもりっぱなしの学者だったりしたら、さぞかし!」

って、思うでしょう?(笑)

そういう妄想を、デフォルメしたのがパラレルです。

そう思っています(笑)。

恋人との年齢差にしても、

「いっそ、極端に年下の彼にしちゃったら!?」

って考えてるうちに、あんな感じになりました(笑)。

言うまでもないけど、ぽよよん岩城さんは、原作の岩城さんとは全然ちがう。

あたりまえですね。

でも、その出発点は岩城さん自身のもつ(原作にある)性質。

(この場合はウブというか、純情可憐でいじらしいところね。)

そこをちゃんと踏まえている限りは、どんだけパラレルに遊んでも、

「岩城さんは岩城さんだもん!」

と言えるんじゃないか。

・・・なんてね、都合よく考えております。

「こんなに違うのに、やっぱり岩城さんは岩城さんだなあ」

そう思っていただけるのが目標だし、理想です。





●さて

さらっと、簡単に(笑)。

8月のゆす茶会の夜の部の写真を貼っておきます。

シュラスコお肉祭りから、歌舞伎座散策。

タリーズでダラダラとお茶をしたあと、ふたたび銀座の街へ。

今度は、ガラリと趣向をかえて和食です。



DSCF6878pc1ssff.jpg


これは何だ・・・(笑)。

歌舞伎座の向かいにあるビル、ですね。

あそびすぎだ。



DSCF6884ssf.jpg


わりと最近、開店したばかりのきれいな創作和食のお店。

居酒屋さんですが、ちょっと小ぎれいでいい感じでした。

店内がやけに静かだったのは、時間が早かったからかなあ。

まあ、気にしないけど。



DSCF6881ssf.jpg


木の香りのする個室にあつまったのは、昼から居残った6名。

気ごころの知れた大切な仲間ばかりです。

それにしても、あれだ。

あれだけお肉を食べたのに、数時間後にまた食べるんかい!(笑)

ホント、みんなスゴイよね♪



DSCF6887ssf.jpg


※お料理に関しては、上のメニューをご覧ください。

とにかくお腹がいっぱいだったので、いちばん軽めのコース。

さっぱりしたお上品なお料理。

量はあくまで少なめ。

・・・そうじゃなかったら、ものすごく苦しかったと思う(笑)。



DSCF6888ssf.jpg


実をいうと、お安めのコースだったんですよね(苦笑)。

あんまり食べられないだろうから、ってのもあって。

だから、通常のディナーとしては物足りないかも、って思っていました。

(はじめてのお店で、予備知識もなかったし。)

だけど、いい意味で予想を裏切られました。

てきぱきとしたサービスも悪くないし、お料理の盛りつけも考えられている。

器もきれいだし、なにしろひと口ずつのわりには、意外と量がある・・・(笑)。

「ここ、いいよね?」

ちょっと嬉しかったなあ。



DSCF6892ssf.jpg


この焼き物のあたりで、小鳥さんなんかはすでにギブアップ気味。

「お腹いっぱい・・・」

健啖家とはいえない人なので、これはもうしょうがない。

つきあってくれて、ありがとうね。



DSCF6893ssf.jpg


焼鮎の押し寿司は、美味しかったなあ。

画像でみると、ほんのヒトカケラしかないみたいに見えるでしょう?

でも、案外ボリュームがあるんですよね。

うむむ。



DSCF6898ssf.jpg

米茄子のカマンベールチーズ味噌田楽。

「なんじゃそりゃ?」

という取り合わせですが、味噌とカマンベールって合うんですね。

発酵食品どうしの相性ってあるのかしら。

個人的には、甘めのお味噌ではなく、辛めの赤みそがよかったかも。



DSCF6905ssf.jpg


話題の中心は当然ながら、岩城さんの過去でした。

(あとはカバですが、そっちは置いておこう!)

三池霧胡さんって誰なのか。

その人とどういう関係だったのか。

まあ、核心はそこですものね。

「昔お世話になった人」

「そんなん(=昔の彼女)じゃない」

「俺の過去では一、二を争うみっともない話」

「おまえにはちょっと言いたくない」

という岩城さんの言葉。

(あたりまえですが、これが気休めやウソではないと仮定。)

その上で、紫衣くんが岩城さんの隠し子である可能性がある。

本当に、実際にあるのか。

あるいは、そうだと(紫衣くんの母親が)思っても仕方のない事情があったということか。

これがヒント。

そこにさらに、

“息子の芸能界入りに反対する母親が、岩城さんに迷惑がかかるから止めろと言った”

という事実が加わります。

18歳までなんの疑いも持たなかった息子に、

「おまえがお父さんと呼ぶあの男は、おまえの本当の父親ではない」

(別の言葉でいうと、ワタシは浮気しておまえを身ごもったのよ、と。)

と、暴露したわけです。

香藤くんが指摘したとおり、これは相当な爆弾発言ですよね。

紫衣くんの将来どころか、彼の(そこそこ円満だった)家庭までもぶち壊す可能性がある。

ふつうに考えたら息子と母親の関係も壊れるし、夫婦関係にも亀裂が入る。

取り返しのつかない発言。

それをなぜ、あえてやったのか・・・?



DSCF6907ssf.jpg


ここからは完全に憶測になります。

紫衣くんの母親は、彼が岩城さんの子供だと思っている。

そう思わせるに足る事情が昔むかし、実際にあった。

だけど、実際にはちがう。

(と仮定、という意味ね。)

―――となると、なんだろう?

たとえば・・・?

彼女がその頃ホントにAV女優だったとして、仲間うちで飲みに行ったとしましょう。

そこには岩城さんをはじめ、何人もの男女がいる。

岩城さんにとって彼女はギョーカイの先輩で、いつも世話になっていた。

やがて誰かのうちに転がり込んで、朝まで飲みまくった。

その過程で、ひょっとして酔って正体をなくした彼女、レ○プされたとしたら。

つか、ランコー的ななにか?

(酔ってOKしたとかふざけてたとか、誘ったとか誘われたとか。いろいろ想像はできるわね。)

仮に、結婚と引退が決まっていたとしたら。

朝になって彼女、ろくに記憶はないにせよ、事態を把握して真っ青。

彼女をやった男たちはみんなそそくさと逃げるとか、俺じゃないと否定するとか。

合意があったのかどうかも曖昧で、誰かを責めるのもむずかしい。

岩城さん自身はやってない。

やってないけど、止められなかった/途中でいなくなった/自分自身が泥酔してわからなかった。

とか、なんとか。

で、自責の念もあって、先輩(三池さん)に、自分が責任を取ると言ったりして・・・?

うむむ。

そんな妄想がわくのですが、さて。

あまりにも突拍子がない、よね(苦笑)。



DSCF6917ssf.jpg


まあ、ひとつの仮説です。

アホみたいですが、なぜか浮かんでしまったので(笑)。

やってないのに、やったと言う。

(からだの関係が一度もなかった、と言ってるわけじゃない。紫衣くんの出生にかかわるタイミングではちがう、というイメージです。)

ふつうならあり得ないけど、若さと正義感が暴走して、しかも恩のある相手だったら???

岩城さんなら、と。

どこかで思ってしまうのです。

逆バージョン?として、

“岩城さんのほうが正体をなくしてて、何があったのか覚えてない”

ってのも、ありうるのかな。


なお>>

「みっともない」発言に関しては、これに先立つ事件があったのだと推察します。

三池さんに、岩城さんが助けられた過去ね。

(以前レビューで書いた、AVデビューの際にたたなかった事件とか。・・・あはは。)

あるいは食うに困って、しばらく援助されてたとか。

(俗にいうヒモ?)

キャリアに絶望して自暴自棄になっていたときに、やさしく諭されたとか。

そういう「恩」が、あったのだと思っています。

・・・うくく。



DSCF6914ssf.jpg


ちなみに、お茶会のメンバーからは、

「三池さん悪女説」

も登場しました。

恨みや妬みがある、という説。

病的な妄想癖があるのでは、という説まで。

それぞれに一理あって、甲乙つけがたい。

女を悪くいうのは腐女子の常・・・ては、なくって!(笑)

彼女に好意的になれない理由は、やっぱり、「爆弾投下」があったからです。

ネットでたまに、 “托卵” なんてコワイ言葉を目にしますけど、不信感の根っこはそこですね。

それをやってのけたばかりか、息子にその事実を暴露する女。

「そんな母親はイヤだ!」

って、そりゃあ、思うよなあ(汗)。


などと。

おしゃべり三昧の一日でした。

お茶会、この日も盛況。

みなさま、ありがとうございました。





●では、

またね。。。

タグ : 春抱きTender_Greens写真お茶会

EDIT  |  09:29  |  『春抱き』その他  |  Top↑

Mon 16/03/2015

Tender Greens じゃないけど気持ちだけ Evergreen ゆす茶会レポ3

☆この記事は☆

2014年10月17日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

(「雑想記」ではその名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。その記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して、この「恋歌」に転載しています。特に記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。)

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。






●なんか

寒いですよね・・・(笑)。

朝晩の冷え込みがちょっとしんどい季節になってきました。

秋本番・・・?

いや、なんかちがう。

気持ちいい秋晴れ、プリーズ。





●そういえば

リクエストがありましたので、ちょっと大きめの画像を貼っておきます。

何に使えるのか、うむむ???

なんでしょう(笑)。

PCやスマートフォンの壁紙になると思いますが、若干サイズが足りないかも。

ガラケーの待ち受け画面か、あるいはPCのスクリーンセイバーなら何とか。

画質はすでにかなり落としているので、むりに拡大しないほうがいいと思います。



yusuraume_WP01s.jpg


浅草は隅田川のほとりです。



yusuraume_WP03s.jpg


こちらは湘南。



yusuraume_WP04s.jpg


そしてこれは京都ではなくて、鎌倉の竹林です。

報国寺というお寺ね。

(京都の竹林の写真も、そりゃ何度も撮ってますけど。)


サムネイルをクリックすると、大判画像にたどり着きます。

よろしかったら使ってやってください。


もし他にも、大きめで見たい写真があれば・・・って、いやいや。

素人の自己満足です。

あんまり調子に乗らないほうがいいわね、わたし(汗)。





●昨日の

お茶会レポのつづき。

お肉まつりのあとは、古典的に “銀ブラ” を楽しみました。



PhotoFunia-12f845aaSS.jpg


銀ブラ・・・(汗)。

※俗説があるようですが、もちろん大正時代から、「銀座をぶらぶらする」という意味ですよ。

死語だとは思いますが、でもこのコンセプト自体は、今もあるよなあ。

専門サイト?発見>>

http://www.chuo-kanko.or.jp/walking/ginbura/


あ、そういえば!

ひとりだけ、

「今からリゾート地でバーベキューに行ってきます!」

という猛者がおられました(笑)。

青春真っ盛り?のお若い方なので、元気なのは当然だけど、それにしてもスゴイ。

「うへえ、今からさらに肉か・・・!」

さすがにムリ、と思ってしまった時点でオバチャンの負けです。

若いっていいなあ。

彼女は、

「もう、お腹いっぱいなの・・・♪」

などと、イケメンの前で小食のカワイコちゃんの演技ができる、と喜んでいました(笑)。

(そりゃまあ、直前までシュラスコでお肉まつりをやってました、なんて言う必要はない!)

ふふふ、策士やね。

ヽ(*´∀`*)ノ

「では、電車の時間ですから!」

スカートの裾をひらりと翻して、かろやかに走り去った彼女。

(おいおい、あれだけ食べた後で走れるんかい!)

・・・ステキすぎる(笑)。

「『春抱き』話もそこそこに、お肉祭りのためだけに、彼女は来たのね・・・」

と、誰かがポツリ。

バカにしてではなく、感嘆してのことです。

えらい。

まさに、東京ぐるめ倶楽部ゴールド会員の鑑です。

イケメン・ハンティング、成功したのかな・・・(笑)。



DSCF6813kkssf.jpg


「ぷは~、お腹いっぱい~」

「食べすぎたよ~」

「おいしかったねえ」

「でも、くるしい・・・!」

などと、聞き苦しいグチ(おおむね)を言っていたのは言うまでもありません。

よれよれの(でも満腹で幸せな)わたしたち。

なんだかんだ、気分は高揚していました(笑)。


前回も書いたとおり、この日。

8月の最後の週末でしたが、びっくりするほど涼しかった。

夏の盛りのゆす茶会。

暑くて汗だくで、きっとしんどいんだろうなあ、という恐怖心を吹き飛ばしてくれました。

それだけで、もう、ありがたい。

そう思ったものです。


「で、次のお茶会は~?」

「なんだろう、食べ放題で、うむむ・・・」

「お寿司とか?」

「おー、いいねー」

わいわいガヤガヤ。

お仲間のひとりが、ずいっとわたしに迫って来ました。

「ましゅまさん、あのね?」

「は、はい?」

「次のお茶会、なにも12月まで待たなくってもいいのよ?(強気」

「・・・!」

ハッとしましたね・・・(笑)。

このところずっと、ゆす茶会は『春抱き』のGOLD掲載に連動してきました。

(昔からずっとそうではなかった。かつて長い休載中も、定期的に集まっていましたから。)

GOLDに『春抱き』が載る、偶数月の月末にお茶会

それがこの頃、パターン化してました。

というか、それでいいんだと思ってた。

どこか、そんな頻繁にゆす茶会を開催しても、ね・・・っていう気持ちがあったのね。

で、ほら。

10月(12月号)は『春抱き』がない = お茶会もない。

はなからそう決めてかかっていました。

でも、あれ???

そのM嬢も、そのほかのメンバーも、

「そうだそうだ」

みたいなリアクションでした(笑)。

あれ。

もしかしてみんな、楽しみにしてくれてるのか。

(いや、もちろん、イヤイヤながら仕方なく来てるとは思ってないけど!)

次の『春抱き』まで4カ月、ってのもツライけど、

「なにもお茶会まで、同じように間隔を開けなくてもよくない?」

って、みなさん思ってくれてるんだ・・・(笑)。

うわあ。

今まで、そんなふうに言われたことがなかったので、嬉しかったなあ。

幹事なんかやってると、アレです。

自分の好きなように、好きなペースで、好きな場所でパーティーを企画できる半面。

主導権を握るからこそ、

「わたしに声をかけられたら、みんな断りにくいだろうなあ」

という配慮?遠慮?も、どこかではたらく。

・・・たとえそれが、無意識でもね。

お茶会にみんながあつまって、わいわいおしゃべりしつつ、

「次は年の暮れ・・・またしても、冬コミとかぶっちゃうねえ」

なんて、当然のように話していました。

(仲間の中には、コミケ常連さんも何人かいます。)

そっか。

4ヶ月待たなくてもいいのか・・・(笑)。


・・・って!

そう思ったのは、8月の終わり。

今はもう10月半ばではありませんか(汗)。

ひゃあ。

どうしようかな・・・(笑)。





●それで

のろのろと銀座をお散歩。

(気持ち、すいていました。夏休み最後の週末だったのにね。)



DSCF6830ssff.jpg


おしゃべり。

なぜか、物価の話になったのを覚えています(笑)。

野菜が高いとか、お肉も高いとか。

※この日の参加者のうち、家計をあずかる主婦が2名。

それ以外もほぼ全員が独居ですので、食費や家計には関心があります。

「100グラム100円を切る豚肉なんか、もうめったに見なくなったよねー」

「そうそう。ホント、いろいろ高くって」

「紙類が高いよー」

「ティッシュ5箱198円とか、もはや存在しない!」

「昔は10個100円以下があたりまえだった、卵ですら・・・」

「消費税の増税も地味に効いてるよね・・・(汗)」

「うんうん」

「シロさんのさ、食費が月に25000円。あんなの、絶対にムリだ!」

「あー、わたしもそう思う」

「成人男子ふたりで、あの予算はねえ。結局ふたりとも、あんまり食べないのね」

「うんうん」

こんな感じ。

シロさんとは無論、イケメン弁護士の筧史郎さんのことです。

よしながふみさんのマンガ、「昨日何食べた?」の主人公。



銀ブラの果てに、歌舞伎座にたどり着きました。

このときはちょうど、出しもののない期間。

一ヶ月25日の興行がおわって、次の興行がはじめる前の合間ですね。



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でも、この威容を見るのはたのしい。

目的はそれと、興行のチラシを集めること。

そして、地下のショッピングです。



DSCF6840ssff.jpg


このときはちょうど、9月公演の特大ポスターが貼ってありました。

うるわしの孝夫ちゃんこと、仁左衛門の雄姿です。

孫の千之助(子獅子)と、「連獅子」を踊るというのが話題でした。

うう、かっこええ・・・(笑)。



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ここに来たら必ず、歌舞伎稲荷様にご挨拶。

興行の無事と、役者さんたちの健康安全を祈ります。



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これが、毎度おなじみの木挽町広場。

地下のショッピングエリアです。

今では、一種の観光スポットになっていますね。

歌舞伎をやっていないときも、ここはいつでも営業中。

(地下鉄のコンコース直結。)

歌舞伎グッズ、東京みやげ、飲食店などなどがひしめいています。

(歌舞伎役者グッズや歌舞伎関連の書籍などは、歌舞伎座タワー5階のショップへ。)

地味に便利なのは、コンビニやクロネコヤマト、トイレがあることですね・・・(笑)。



DSCF6849pc01ssf.jpg


歌舞伎座限定、石川五右衛門バージョンのくまモンもいるよ!

くまモングッズはけっこういいよ!(笑)



DSCF6855pc01ssf.jpg


高齢者が多いから?

あちこちに椅子があります。

これも地味に、便利だったりする(笑)。


今回はのんびりと、お店をひやかして歩きました。

興行のあるときに比べると、お客さんはやや少なめ。

とあるお店でセール中のTシャツやエコバッグに、マジではまってみたり(笑)。

まあ、それなりに楽しいところです。



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なぜアメコミ仕様・・・(笑)。

結局、木挽町広場のタリーズに入りました。

人数がすこし多いので、席を確保するのにちょっと時間がかかったけど。

ここ、いつも混んでいるんですよね。

「もっと広くつくるべきだったと思うの・・・」

入るたびに、そう思います。



DSCF6873pc1mssf.jpg


カボチャになってしまった・・・(笑)。

明るいカフェで、この辺から『春抱き』トークが熱を帯びてきました。

・・・はは、いいのか(汗)。



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こうして、銀座の午後はすぎていくのでした。

うむむ。

画像、ふざけすぎててごめんなさい(笑)。





●それでは、

またね。。。

タグ : 春抱きTender_Greens写真お茶会

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Mon 16/03/2015

Tender Greens じゃないけど気持ちだけ Evergreen ゆす茶会レポ2

☆この記事は☆

2014年10月16日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

(「雑想記」ではその名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。その記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して、この「恋歌」に転載しています。特に記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。)

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。






●ちゃっぷい!

台風一過で、秋晴れ。

・・・のはずじゃないの???(涙)

どういうわけか、完全にアテがはずれました。

「なんで???」

水曜日は、暑がりのわたしですらびっくりするほどの冷え込み。

涼しいんじゃなくて、寒い。

日中の最高気温が、せいぜい15度あるかないか。

いきなり冷えましたね。

うちのあたりでは、ほぼ一日中(今も)雨が降っていました。

そらもう、あきれるほど。

「ひい、さむいよー!」

思わずフリースを引っ張り出しました。

(小鳥さんは、たまらずコンビニでカイロを買ったそうです。)

深夜の今は、13度ほど。

・・・冬じゃんか。

ああ、明日は何を着ればいいのか。

今からホント、悩ましい。

みなさま、どうぞ暖かくしてお過ごしください。





●かなり

今さらですが、8月末のお茶会。

そのレポートが、中途半端のまま放置されていました(汗)。

ずいぶん経ったなあ。

一ヶ月半なんて、あっという間です(ひらきなおり)。

もういいか、とも思ったけど、あとで記録がないのも困るよなあ。

(って、あれ、誰が困るんだろう?)


一応、前回かいたのはここまで>>

Tender Greens じゃないけど気持ちだけ Evergreen (笑) お茶会レポ1


つづき、書いてみます。





●お肉フィースト

お肉をたっぷり食べようってことで、銀座のシュラスコのお店へ。

ブラジル料理、ということですね。

わりと老舗です。



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これは開店直前、お店の前で待っているところ(笑)。

東京ぐるめ倶楽部の常連メンバー、揃い踏み。

食う気というか、やる気満々です。

「予約だってしてるだろうに、なにも早々と並ばなくても・・・」

といってはいけない。

食べ放題というのは、あたりまえですが時間制限があります。

開店早々の時間帯を予約したので、開店の5~10分前には行ってないとフロアが混乱する。

(というか混雑する。)

虎視眈々と、ドアが開くのを待ちました。

ふふふ。



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開店と同時に、ドッと店内になだれ込み・・・!

・・・なんて、そんなお行儀の悪いことはいたしません(笑)。

そらもうね。

お店のスタッフ、そのへんは慣れたものです。

「9名でお越しのイワキさま~」

予約表を見ながら整然と、いちグループごと誘導してくれます。

通されたのは、ラッキーにも小ぢんまりした半個室。

「ああ、オバチャン隔離部屋ね・・・」

なんて思ってはいけません(笑)。

おしゃべりには、これでちょうどいい。

中には、まあ、サラダバーへの距離を気にする人もいたけどね!



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お肉じゅる~!(笑)


シュラスコ未体験のかたのために説明すると、だいたいこんな感じです。

☆たいていポッキリ定額制、時間制の食べ放題。

(ドリンクは別料金だけど、ワンドリンクは最初からついてくるお店が多い。)

☆お肉は調理場で焼きたてのものを、串に刺したバーベキュー状態でスタッフが運んでくる。

(いろんな部位が次々と運ばれてくる。ほしかったら「もっと」といえばいいし、要らなければパスする。ほしいお肉があれば、それをリクエストしてもいい。)

☆おかわり自由のサラダバーつき。

(けっこう豪勢な内容で、シチューやカレーがあることもあるし、サラダ以外にフルーツやケーキもある。)

お肉なしの、サラダバーだけの料金ってのも設定してあることが多いようですね。



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さて、焼きたてのお肉です。

じゅわ~っと旨い!(笑)

ほしいものをほしいだけ、食べることができます。

お肉、それも美味しいお肉が好きな人にはたまりません。


あ、そうだ。

一応いいわけをすると、お肉はその場で、その人のお皿の上で切り分けられるんですね。

(下の画像参照。)

実に豪快で、雑です(笑)。

盛りつけも何も、あったもんじゃない。

だからどうしても、お皿は肉汁で汚れがち。

ときどきお皿を替えてもらいますが、ある程度はしょうがないですね。

食べてるときはそんなの気になりませんが、写真で見ると、けっこう焦る!(笑)

「うわ、お皿キレイじゃないし!」

・・・とは思いますが、不可抗力です(汗)。

どうぞご容赦ください。



DSCF6795ss.jpg


顔を隠しちゃったけど、イケメンなブラジル人のお兄さん。

ニコニコ笑顔で、とてもかわいかった(笑)。

片手に大きな串とお肉、もう一方の手にはよーくキレるナイフ。

こんな感じで、串刺しのお肉がサーブされます。

肉のかたまりから、ナイフでそぎ落とすように、スライスしてくれるのね。

「一枚? もっと?」

とか聞いてくれるので、欲しければいくらでももらえます。

手を添えているのは、小鳥さん。

そぎ落としたスライスをトングで受け取ってあげる役目です。


ちなみに、中心はもちろん牛肉。

ヒレとかロースとか背とかその他いろいろ。

あまりに部位が多いので、テーブルにはたいてい説明イラストがありますね。

ほかには、豚肉や鶏肉もときどきやって来ます。

豚バラ肉のブロックに、胡椒と岩塩を振っただけのやつなんか、ものすごくおいしかった!

変わり種としては、たとえばチーズを焼いたもの。

これがなぜか、めっちゃ人気がある。

あるいは、バナナを焼いたやつも登場します。

ねっとり濃厚で、これもまた食べてみる価値あり。



DSCF6790ss.jpg


あ、奥に見えてるのがチーズですね。

一辺3センチ角くらいのかわいらしいサイズ。

そっけない見た目よりずっと美味しかったです。


さて、このお肉。

このひとかけらだけで、200グラム以上あったのでは・・・(汗)。

これはでっかいピースですが、たいていは薄切りなんですよ。

きれいなスライス。

だから、ものすごい量を食べている、という感覚はあんまりない。

数口で食べ終わって、また次をもらって。

・・・そんな感じなので、自分が食べている量がわからなくなります。

おそろしい。

え、カロリー???

そういうのを気にする人は、シュラスコなんか行っちゃダメよ(笑)。



DSCF6792ss.jpg


で、ただでさえお肉でお腹いっぱいなのに、サラダも食べる。

というか、食べずにはいられない(笑)。

お肉ばっかりではさすがに、ちょっと、辛いのでね。

口直しという意味でも、野菜は必須です。



DSCF6793ss.jpg


思い出した、これ、豚バラだ(笑)。

塩分ちょっと濃い目だったけど、カリカリの外側と、とろとろ柔らかい内側。

絶妙でした。


ところで>>

ここにアップしたお肉の写真は、登場した部位のすべてではありません。

サンプル画像でコレ。

うむむ・・・(汗)。



DSCF6798ss.jpg


『春抱き』話も、しました。

したんですよ、ホントに(笑)。

でも、ねえ。

時間制限のあるランチだし、個室といっても、お兄さんが入れ替わり立ち替わりやって来ます。

せわしないこと、この上ない。

GOLDの切り抜きを取り出して、あわててまたしまって。

何か言いかけて、またやって来たお肉に目を奪われて。

その繰り返しでした(笑)。


もっともこれは、最初からわかっていたこと。

このゆす茶会を企画するにあたって、

「お肉メインのランチにするのはいいけど、そのかわりおしゃべりは二の次になるよ?」

というのは幹事のわたしも言ったし、みんな知ってたと思います。

「おいおい、色気よりも食い気なのかい!?」

呆れられそうですが、なにしろお茶会は一日中ありますからね・・・(笑)。

時間切れで追い出されたら、どうせみんなでカフェに行くし。

その後は、個室で夜のお食事もあるし。

帳尻は合うからいいよ、という判断でした(笑)。



DSCF6799ss.jpg


さて、これはデザートの一部。

手前がチョコレートファウンテンをくぐらせたマシュマロ。

奥が、とにかく絶品だったキャラメル・プディング。

というか、カタラーナってやつかな。

もともとプリン大好きなわたしには、これはたまらない味でした♪

うっとり。

エスプレッソ・マシーンもあったので、これで食事はカンペキ。


みんな、本当によく食べました。

わいわい賑やかに、食べ続けました(笑)。

小食の方もいらしたけど、結構がんばったと思います。

元を取るとかとらないとか、そういう話じゃない(笑)。

純粋に、めったにない「いくらでもお肉を食べていい機会」を楽しんでいたように思います。


前回、このメンバー(の一部)でシュラスコに行ったとき。

不覚にも体調不良に見舞われて、死にそうになったわたしですが、今回は無事にクリア。

具合の悪くなった人はゼロ。

・・・ほっとしました(笑)。





●そんなわけで

お肉祭りの実況中継みたいになっちゃって、すみません(汗)。

お肉があまり得意でない方なら、写真を見てるだけで胸焼けしたりして・・・?

申し訳ない。

室内が暗く、写真は明るめに色を濃い目に撮ったので、ややギラギラして見えるかも(汗)。

ホンモノはずっとナチュラルで美味しそうです。


『春抱き』要素が少ないけど、それはアレです。

すでに書いたレビューに、お茶会で話したことをけっこう取り込んでいるからです。

小ネタはありますので、それは別の機会に。

以上、お茶会の昼の部でした。





●では、

続きはまた。。。

EDIT  |  05:24  |  『春抱き』その他  |  Top↑

Sun 15/03/2015

Tender Greens じゃないけど気持ちだけ Evergreen (笑) お茶会レポ1

☆この記事は☆

2014年09月10日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

(「雑想記」ではその名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。その記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して、この「恋歌」に転載しています。特に記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。)

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。






●重陽の節句

ということで、菊の写真を。



IMG_1700ssf.jpg



これを撮影したのは、香取神宮です。

何年か前の秋のことでした。

その日のぷち旅行のことは、とっくにブログに書いたと思ってたけど、見当たらない(笑)。

きっと書こうと思って、つい忘れてしまったんだと思います。

いつか、また写真と一緒に書けるといいなあ。



IMG_1689ssf.jpg



自分で撮った(膨大な量の)写真データベースを探していて、気づいたこと。

意識したこともなかったけど、多分わたし、菊の花がそれほど好きじゃないんですね(笑)。

キライ、じゃないですよ。

ただ単に、あんまり興味がないらしい。

・・・自覚していませんでした。

でも、探してみると、菊の写真が少ない。

たとえば同じ秋の花でも、曼珠沙華の写真は何百枚もあるんですよ(笑)。

萩やコスモスも結構ある。

野ブドウやムラサキシキブ、その他いろいろ。



IMG_1720ssf.jpg



でも、菊は意外と?ありませんでした。

※いわゆる大輪の菊。菊花展などで見られるもの。

キク科の人気園芸種、たとえばマーガレットやガーベラなら、あるんですけどね。

「日常生活で、大輪の菊なんかあんまり見かけないし・・・」

とも思ったけど、もしも好きなら、自分でもっと観に行く気がするのよね。

それをしないってことは、そういうこと。

・・・だと思ってしまいました。

無意識のうちに、選別してるもんだなあ。





●結局は

スーパームーン、見損ねました。

ま、次の機械を待ちましょう。

お天気は・・・なんか、はっきりしないですね。

晴れないし、雨も降らないし。

暑いよりはいいのか・・・(笑)。


DSCF6980ss.jpg


きれいな空がないだけで、気分もイマイチ乗りません。

どういうんでしょうね。


DSCF6980hhffss.jpg


この写真は、何日か前に撮ったもの。

上がほぼ、撮ったまま。

下の画像はそれに色をのせて加工しています。

どっちにしろ、(計画的な)失敗写真(笑)。

夕陽に直接レンズを向けたら、派手にハレーション起こすに決まってる。

光芒や、レンズフレアがほしかったので、わざとやりました。

※よい子は真似をしてはいけません。

というか、いくら液晶画面を通してとはいえ、太陽に直接カメラを向けるのは避けましょう。

目をやられてしまいます。

バリアングル液晶だとしても、同じこと。

ましてファインダーに片目を押しつける昔ながらの?一眼タイプなら、もっての他です。

どうやって撮るのかというと、あてずっぽうです(笑)。

いや、ホントに。

だいたいの構図をイメージしたら、目をそむけたまま、両腕でカメラを掲げます。

ちらりと、カメラが真っ直ぐかどうか横目でチェック。

あとは運だのみでシャッターを押します。

アングルが少々ななめになっても、あとで補正できます。

トリミング前提で、ほしい絵よりもやや大きめ(広角寄り)に撮るといいかも。

まあ、エラソーなことを言っても、この程度の写真なんだけどね(笑)。





●簡単に

8月30日に開催された、お茶会のようすを報告します。

今回の主目的はですね、


「肉を食べる!」


でした(笑)。

もう何度も書いていますが、ゆす茶会の常連さんたちはとにかく、食べるのが好きです。

東京ぐるめ倶楽部、という別名があるほどです(笑)。

(たまにホントに、この「東京ぐるめ倶楽部」主催の集まりもあります。)

ありがたいことに、みなさん健康でよく食べる。

おいしいものが大好きで、幸い深刻なアレルギーや好き嫌いもない。

10人からいて、これは本当に幸運だと思ってます。

三度のご飯よりも『春抱き』が好き。

それは間違いないんだけど、食べることは 僅差の2位 という感じ(笑)。

岩城さんと香藤くんについて、熱くひたすらしゃべり倒すのと同じくらい、

“この仲間たちと美味しいものをたっぷり食べる”

も大事なのですね(笑)。

そういう意味では、二重の同志・・・なんだよなあ。



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<写真は、今回のランチお茶会の会場となったシュラスコのお店>



そしてほぼ全員、見事な肉食でございます。

※若干の例外あり。

女ばっかりだし、この年齢だし、

「そろそろ枯れてもいいのでは・・・」

という考えが脳裏をよぎらなくもないけど、どういうわけか、みなさん健啖家です。

よく食べよく飲み、よくしゃべり。

・・・といいたいところだけど、飲むほうは控えめだなあ。

酒好きの同志は少数派で、飲まない派がマジョリティです。

もちろんカワイコぶってるわけではなく、本当にお酒が苦手なだけ(笑)。

飲み放題の居酒屋さんでも、ソフトドリンクが主流。

その点だけは女子会らしいと、個人的には思っています。


お肉をがっつり!

「いい歳の女性が集まって、もうちょっと遠慮というかカッコつけというか、ないわけ?」

いかにもお下品ではありませんか、などなど。

眉をひそめる向きもあるかもしれません。

想像ですが>>

常連さんたちはですね、いつもこうではないんじゃないか、と思います(笑)。

職場や同窓会や親戚の集まりなど、他のシーンでは、もうちょっとしおらしくしてる、かもしれない。

必要に応じて、もうちょっと大人の女性らしく、お上品に振る舞っている・・・かもしれない。

※わたしの想像にすぎませんが。

なぜって、女性はわりとTPOに敏感ですからね(笑)。

周囲から浮かないように、その場にふさわしい態度をとるくらい、なんでもないはず。

女性は環境の動物だからです。

これを擬態とよぶのか、空気を読むというのか、それは知らん(笑)。

でも社会人として機能できる人は、それをちゃんとこなせるのではないか、と思っています。



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<写真は、レストラン開店前に銀座をぶらぶらしたときの風景>



で、ゆす茶会です。

なぜこの集まりでは、みなさん擬態を用いないのか(笑)。

あまり体裁を取り繕うことなく、素のまま?に近い状態でいられるのか。

これは断言しますが、毎回ほぼ同じメンツと、一回10時間あまり、ずっと一緒に過ごすのです。

密室で、あっつーいオタク話を延々と。

それを、長い方の場合はすでにもう10年近く、やってるんですよ。

どんなに芝居がうまくても、誤魔化しきれるものじゃありません(笑)。

それだけつきあって、猫をかぶり続けられるわけがない。

「よそゆきの姿」はもちろん、自宅でひとり寛いでいるときとは違いますよ(笑)。

でも、気取ったりカワイコぶったりは不毛です。

化けの皮ははがれてしまうでしょうし、だいいちそんなことしてたら、自分がしんどいでしょう。

だから、わりと素顔のおつきあい。

そうやっていると思います。


で、なぜか???

それは言うまでもなく、おつきあいの根っこに『春抱き』があるから、です。

腐女子が全部、肉食とは限りません(笑)。

とってもかわいくてお上品で、ふわふわした腐女子も世の中にはきっといる。

わたしの周囲にはいないけど。

腐女子=肉食、ではない。

だけどひと口に腐女子といっても、『春抱き』好きはちょいと違う。

春抱き』好き=肉食。

この等式は、かなりの確率で成り立つんじゃないかしらん。

・・・統計的な裏づけ皆無だけど(爆)。


と書くと、反発なさる方もあろうかと思うけど、考えてみてください。

ひとりでこっそり『春抱き』を好きで好きで、たまらなく好きだと思ってるうちはいい。

思うのは自由だし安全です。

ネット同人ではまっているうちは、まだいい。



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<写真は、なぜか銀座で孤独にひたる小鳥さん>



でも、ゆす茶会に参加するということは、これはステイトメントです(笑)。

宣言。

カミングアウト。

自分の顔と名前をさらして、『春抱き』が好きだとリアルに公言するわけですからね。

その辺の単なるBLじゃなくて、『春抱き』ですよ?(笑)

よりによって、岩城京介と香藤洋二ですよ?

サイコーにやらしくて、サイコーにえろくて、サイコーに美しい。

サイコーにカッコよくて、サイコーに「どこのジャパンだよ!?」で、サイコーにわけわかめ。

世紀の傑作。

希代の問題作。

こんなとんでもないモンが、世の中にどれだけあるっていうの。


いい歳をした立派な社会人やってる女性たちが、

「岩城さんサイコーです! 何よりも好きです!」

ってね、ネットで知り合った素性もよくわからない同志相手に、宣言するわけです(笑)。

(・・・あ、ごめん。ひとり、香藤くんファンもいるんだった。)

あの濃厚ないちゃいちゃとか、らぶらぶとか、ちょめちょめとか含めて、みんな。

リスキーだと思いません?

恥をさらす覚悟がなければ、早々できるもんじゃありません。

気分だけでいえば、江戸時代の隠れキリシタンが自己の信仰を告白するようなもの、かも。



DSCF6761ss.jpg

<写真は、オサレな銀座のビルのディスプレイ>



世間ではよく、

「学生のうちに親友をつくっておきなさい」

「社会人になってからでは、本当に心をさらけ出せる友人を見つけるのはむずかしいから」

なんて言いますよね。

それは、真実だと思うの。

大人になって、仕事も家庭環境も学歴も収入も趣味嗜好も、どんどん多種多様になってきて。

しがらみや過去が増えれば増えるほど、そういうのを無視して忌憚なくつきあえる人って、なかなか出会えないから。

でも、『春抱き』はスゴイよ(笑)。

年齢とか出身地とか職歴とか配偶者の有無とか。

全部ぜーんぶスルーして、仲間をハートで結びつけてしまう。

鷲づかみ、ってやつ?


『春抱き』が好きだって、大好きだって公言することは、さ?

おかしな喩えですが>>

30年、40年から生きてきて、ほぼ初めて会った赤の他人に向かって、

「わたし、せっ○すのときは○○の体位がいちばん感じるの!」

といきなり報告しちゃうみたいな(笑)。

そのくらいの “清水の舞台から飛び降りる” 感があるんじゃないか、と・・・(笑)。

※喩えです。

※あくまで喩えです。

※そのような会話を実際にしたことはありませんよ。念のため!

なんせ、ヤドカリえっちがいちばんエロいよね、とか。

いやいや、いっちばん岩城さんがヤラシー!サイコー!なのは剥奪者でしょう、とか。

もっとも深くつながってるのはどう考えても××のシーンだよね、とか。

そういう話だって、しちゃうわけだもん(汗)。

※そういう話 「も」 する、ということですわよ、おほほ。



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<写真は、ひと足早く到着したお茶会仲間のM嬢と談笑する小鳥さん>



ま、アレだ。

中高生の女の子が、彼氏とどこまで行ったとかいかないとか、赤裸々にしゃべっちゃうのと似てるかもね。

「絶対ヒミツだよ!!」

の、濃厚な少女だけの世界(笑)。

秘密と官能とカタルシス。

ある意味それを、今になって再現してる・・・のかもしれません。

『春抱き』を読んで、あるいは凡百のBLを読んで思ったこと、疑問に感じたこと。

今まで誰にも言えなかった、聞けなかったこと。

そういうのを何でも気兼ねなく口にできてしまう。

そういう結びつき。

そんな関係性ができてしまったら、今さらカッコつけるもへったくれもありません。

なんせ、心のいちばん奥にある無限の欲望や愛情や妄想を、口にしてよい環境です。

それを自然に、煽りも茶化しもせずに、受け止めて反応する仲間たちです。

(なにを言ってもいいのだけど、なんでも話すわけじゃない。・・・わかる?)

けっこうな絆だと思いますよ(笑)。

それに比べたら、食べ物の嗜好を語るなんて何でもない。

たぶん。

そういうことだと思います。

・・・きっと。





●あれれ?

なんかうっかり、延々と語ってしまいました(汗)。

相変わらずしゃべりすぎだ、わたし。

さらっとすすめるはずが、申し訳ない。

長くなりすぎてしまったので、お茶会の様子はまた後日に回します。

すみません。

では、またね。。。

タグ : 春抱きTender_Greens写真お茶会

EDIT  |  05:22  |  『春抱き』その他  |  Top↑

Sun 15/03/2015

Tender Greens (be-boy GOLD2014年10月号) ゆす茶会編

☆この記事は☆

2014年08月31日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

(「雑想記」ではその名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。その記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して、この「恋歌」に転載しています。特に記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。)

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。






●さて

秋のように涼しい銀座でした。

八月最後の週末。

気のせいか、人出はやや少なめ。



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気温はおそらく、25度もなかったでしょう。

少なくともこの日は朝から晴れ、空には夏の雲が出ていました。

さわやかな風が渡る八月の銀座って・・・(笑)。

※上記の写真は、お茶会メンバーズの一部です。

「こんなに涼しい真夏のお茶会なんて(涙)」

「お肌さらさらで汗すらかいてないとか、信じらんない・・・」

日傘も用なし。

電車の中では、ききすぎた冷房を心配する始末。

ほんとうにラッキーでした。


お忙しい中あつまってくださったみなさま、ありがとうございました。

お陰さまで、相変わらずあっという間の10時間あまり。

楽しくすごすことができました。


で、さ。


【カバ注意】


なんだかんだで結局、


カバに始まり、カバに終わったよね・・・(汗)。


お茶会の話題という意味でも。

今回の連載の内容という意味でも。

イヤだいやだ、と連呼しつつ。

「この顔と唇にモザイクかけるべきでは!?」

「少なくとも目に黒い線は必須でしょう!?」

「グロ注意って、書いておいてほしいよね」

気持ち悪いだの、生理的にムリだのと悪口雑言の限りを尽くし。

でも最初から最後まで、話題の中心はカバ氏だった。

(一応むだな言い訳をすると、ふだん他人の容姿を貶めるような発言をする人たちではありません。)

それなのに、あの人は無理。

ほんっとに無理。

みんなわりと本気で嫌がっている。

ゾワゾワと鳥肌がたつほどなのに、話題はいつもそこに戻る。

どうして?

いいのか、それで・・・?

カバのインパクトが強烈すぎて、どうしようもなかった。

おそるべき破壊力だ。

怖すぎる。

あぐぐ。


【カバ注意】


そういえば、

「カバっていうより、ガマガエルとか、ウシガエルとかのほうが相応しいのでは」

という発言もありました。

同種のコメントも、いくつかいただいています(汗)。

イボガエルなんぞという、聞いただけで悪寒がこみ上げる生き物に例える人も・・・(汗)。

どういうカエルなのか。

知らなかったわたしは、好奇心に勝てずに画像検索を敢行しました。

やめておけと、あんなにアドバイスされたのに。

結果・・・?

「うぎゃあ!」

ええ、死ぬほど後悔しましたとも。

強烈でした。

こわすぎる。

なるほど、ねえ・・・(汗)。

こっちのほうがたしかにドンピシャですが、でもあんまりにもオゾマシイ。

(ここに画像を貼るのもイヤ!)

こんなもん、毎回うっかり連想したくない。

リアルすぎて逆に禍々しいので、ごめんなさい!

このブログでは、これからもカバで行きたいと思います・・・(苦笑)。





●推理

三池霧胡ってのは、どういう人物なのか。

岩城さんとその昔、どういう関係であったのか。

なぜ、息子に出生の秘密?を暴露したのか。

このあたりに関しては、当然ですが、ずいぶんと話がつづきました。

推理、というより憶測のレベルですが、いずれ詳細を書きたいと思います。

結局のところ、岩城さんは紫衣くんの父親なのか。

父親でないとしたら、紫衣くんの母親はなぜそう信じるに至ったのか。

あるいは、息子に嘘を教えたのか。

紫衣くんの父親は、それを知っているのか。

立ち聞きしていたカバは、仕入れたばかりの極秘情報をどう利用するのか。

岩城さんと香藤くんは、それをどう阻止するのか。

どの辺が落としどころになるのか。

―――考えることは、いくらでもある(笑)。

妄想は尽きませんね。

ぐふふ。





●それにしても

涼しいなあ。

それだけで世界はうつくしい。



DSCF6803ssf.jpg



「続きは4カ月後だけど、お茶会は4ヶ月も空けなくてもいいのよ?」

ですって。

「へ?」

この方々、何を言ってるの(笑)。

「10月にお茶会をやるなら、来てあげてもよくってよ」

とか、いったい何を言いだすのか・・・(笑)。





●では、

中途半端ですが、今回はこれで。

つづき、あとで書きます。。。

タグ : 春抱きTender_Greens写真お茶会

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Sun 15/03/2015

Tender Greens (be-boy GOLD2014年10月号) No. 4

☆この記事は☆

2014年08月30日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

(「雑想記」ではその名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。その記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して、この「恋歌」に転載しています。特に記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。)

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。






●ところで

唐突ですが、盆踊り。

あなたにとって盆踊りの曲、といえば何を思い浮かべますか???

過日たまたま、そんな話題になりまして。

それで知った、というかあらためて気づかされたのですが、出身地によってかなり違うんですね。

地域色がけっこうある。

考えてみれば、当然ですね(笑)。

あたりまえのことですが、意識したことなかったなあ。

なんせ子供のころの記憶だし、大人になってからはさっぱり縁がなかった。

夏祭りも盆踊りも、ながーいことご無沙汰です。

(自分に子供でもいれば、ちがったのかもね?)

だから、あらためて考えたことがありませんでした。

で、盆踊りの曲目。

わたしの地元でかかっていたのは>>

★炭坑節 (超のつく定番)

★東京音頭 (同じく定番中の定番)

★大東京音頭 (こっちは珍しいというか、たまにかかるイメージ)

★八木節 (いちばん好き、というか太鼓がかっこいい!)

★北海盆歌

★ハラハラ音頭

このくらいだったと思います。

ようつべで盆踊りソングをチェックしたけど、他にピンと来るものはありませんでした。

小学校のころから大学生くらいまで、ずっと。

ほぼ毎年のように行ってたから、たぶん記憶は正しいんじゃないかな。

子供のころは、午後9時ごろに無料でふるまわれるアイスキャンディーが目当て(笑)。

中高生のころは、まあ、友だちや気になる同級生に会いたくて、とかさー。

(浴衣を着てたのは、このくらいまで。)

それ以降は、ほぼ主催者サイドのお手伝いでした。

弟が櫓のうえで太鼓をたたく人で、そのサポート。

(主催の商店街のおっちゃんに、体力がありそうだから太鼓をたたいてみないか、と誘われて始めたのが高校生のころ。「カッコいい!」と女の子にもてるのに味をしめて、サラリーマンになっても長いこと太鼓やってました。くす。)

で、調べてみて知ったのですが、もしかしてハラハラ音頭って珍しいの・・・?

ご存知の方、いらっしゃいますか?

他の曲はともかく、ハラハラ音頭がほとんど見つからない(笑)。

こうなると妙に気になります。

うーむ。





●明日は、

というか、もう今日ですね。

朝から晩までずーっと、お茶会です。

おいしいものを食べながらしゃべるだけですが、とにかく体力が要ります。

楽しいけど、ハードワーク(笑)。

強靭な喉も必要ですが、これはまあ、なんとかなるものです。

(10時間はしゃべり倒すので、帰途につく頃には声が嗄れているのが通常です。)

がんばらなくちゃ。





●そんなわけで

Tender Greens 3 は、いつまで続くのか(汗)。

レビューというよりも、コマを追いかけてコメント垂れ流しだけど。

でも、そろそろ終わりです。

そのはずです。

そうであってほしいです。

よかったら、読んでやってください。



※以下、ネタバレだらけ。

※Disclaimerは、初回に準じます。











シーン4

『婆娑羅』の収録現場。

今度はスタジオではなく、野外ロケのようです。

これは、陣屋のセットかな。

相変わらず、黒い長マントを背負ったデスラー総統みたいな香藤くんの信長。

正統派の美青年、といういでたちの紫衣翔くんの森蘭丸。

モッチーこと持宗監督の指示を受ける、奇妙丸の衣装をつけた洋介くん。

インタープロ社長こと岩城京介は、ここでは直々に新人・森口洋介の介添えをつとめます。

(マネージャーが付き添っているというより、お母さんが一緒にいるみたいな雰囲気だけど。)

少し離れたところには、ジト目のカバ

顔を合わせられない紫衣くんは、内心ひやひやものでしょう。

「頑張れよ、洋介」

香藤くんの激励に対して、洋介くんは目も合わせない。

あまりにもそっけない態度。

彼の幼い心の中で、伯父さんは(暫定)「敵」認定されちゃってるからね・・・(汗)。

むろん香藤くんは、それを知るべくもない。

「なーんかこないだから、感じ悪いんだよなあ、洋介のやつ」

なにかあったのか、と岩城さんに尋ねるけど。

そうです。

―――岩城さんの様子もおかしい。

どこかぎこちなく、屈託を抱えているように見える。

その理由も、香藤くんは(この時点では)知らないんだよなあ。


さて、いざ撮影です。

セリフもなく、ただそこにいるだけの奇妙丸。

森口洋介の初仕事。

「ん?」

モニター画面を眺めていたモッチーに、びくりと反応する岩城さん

洋介くんがどう評価されるか気になって、そわそわする様子がかっわえー!!

お受験の息子を見守るお母さんみたい。

今回のこのコマ、岩城さんベストショットかも・・・(爆)。

岩城さんの緊張っぷりに、隣りの金子さんが苦笑してるのもいいなあ。

「森口くんに感心した」

と、モッチー。

子役の陥りがちなトラップに洋介くんがはまってないことを、素でベタ褒めです。

「もしかして岩城くん、何かしましたか」

そう聞かれて岩城さん、すっごい嬉しそう。

それもそのはず。

限りある時間の中で、洋介くんに懸命に稽古をつけたのは岩城さんです。

「付け焼刃」の演技指導に応えた洋介くんも、すばらしいし。

取りも直さず、それは岩城さんの実践的な演技理論が正しかった、という証左でもある。

二重の意味で、うれしいよね。

(いや、洋介くんの疑似ママとしての部分も含めると、三重の喜びかな。)

岩城さんが「芝居のいろは」を教えたときいて、

「無理にでも台詞を差し込めばよかったな・・・ 見てみたかった」

というモッチー。

相変わらずさらっと、ものすごい殺し文句を吐くよなあ(笑)。

つか、この人。

自分がどれだけ岩城京介を好きなのか、ひょっとして自覚がないのでは・・・(汗)。

岩城さんへの絶対の信頼。

その薫陶を受けた(これから受ける)洋介くんへの期待。

その様子を、一歩ひいたところで紫衣くんは見ていました。

―――ああ、またあのブラック紫衣くんだ。

どす黒い嫉妬にさいなまれている顔、してる。

前途洋々たる洋介くんへの嫉妬や憎悪が、そこにはある・・・のでしょうか。




シーン5

さて、無事に撮影は終了。

洋介くんは無邪気に、岩城さんに駆け寄ります。

「よくやったぞー? 監督も誉めてたよ」

(この岩城さんの、いかにも子供相手のしゃべり方ね。いつかきっと、思春期をむかえた洋介くんが、子供あつかいを嫌がる日が来るような気がするわ。)

「え〝」

香藤くんは意外だったみたいね(笑)。

まさか初モッチーで、いきなり甥っ子が誉められちゃうとは思ってなかったんでしょう。

なんだかんだ、和気あいあいの三人。

・・・まあ、家族だもんね。

「すいません、お先失礼します」

いたたまれなくなった紫衣くん、いきなり逃げ出します。

「あっ」

ここで、まさかの急展開。

「ちょっと待って、紫衣くん!」

あわてて彼の後を追ったのは、なんと岩城さんでした。

「え、なに? なんで岩城さん?」

香藤くん、驚愕。

動揺しつつ後を追いかけようとする彼を、二度目の「まさか」が襲います。

ガシッ!

香藤くんの腕をつかんで必死で離さないのは、洋介くん。

「岩城さんとこ行くなら、ちゃんと謝るって僕に約束して!!」

なんせクソ伯父が、最愛の岩城さんを泣かせたって憤慨してるからねえ。

(いや、それはある意味、正しいんだけど!)

香藤くん、二度目の驚愕。

(アタマ真っ白になりつつ、「たしかに泣くほど抱いたけど」って、アナタ・・・! うぷぷ。)

幼い洋介くん、すごいなあ。

小学生だよね。

大人の事情はなーんにもわかってないけど、でも、彼は正しい。

根本的なところで正しい。

男が女を泣かせたらアカン。

うん、そのとおりだ。

小さくても、岩城さんのナイトなんだなあ。

まさにミニ香藤くん。

香藤洋二の永遠のライバルになるのか・・・かわいすぎる(笑)。


二重のショックを受けた香藤くん。

でもそのお陰でようやく、事態を把握したようです。

様子のおかしい岩城さんと、不機嫌な洋介くん。

その原因があの夜にあるのだと、やっと気づくんだね。

「もしかして岩城さん、あのときの電話を聞いてた・・・!?」

もちろん、あれです。

深夜、紫衣くんにホテルに来るように指示してた、あの会話。

「まさか、俺の浮気を疑ってるんじゃ・・・」

ガーン。

ここで香藤洋二、この日三度目の驚愕。

修羅場に突入、というべきか。

ぷんすか怒ってしがみつく洋介くんを、軽々と抱きあげて、

「子供が大人の事情に口はさむんじゃねーよ!!」

苛立ちまぎれの怒号一喝。

でも、表情がすでにパニックしてるよね。

急ぎ足で、紫衣くんと岩城さんのあとを追いかけます。

その只ならぬ様子を、ちらりと。

木立の間から偶然、見かけたのが・・・ええ。

カバですよ、もちろん。

ホントにもう、今回はカバ無双だよなあ。


さて、現場からすこし離れた木立の合間。

紫衣くんと向き合った岩城さんが、もう、なんというか。

「間違っていたらすまない―――」

言葉づかいは彼らしく、おだやかだけど。

でも、岩城さんだからなあ。

「もしかして君は、三池霧胡さんの息子さんか?」

わお。

言った。

単刀直入に、ズバリと核心に切り込んだよ(汗)。

誰もが、予想もしなかった岩城さんの言葉。

紫衣くんも、やって来た香藤くんも、あっけにとられます。

香藤くん、顔色が変わってる。

そりゃそうだよね。

「三池は、母の旧姓です・・・が・・・」

さすがに紫衣くんも、しどろもどろだ。

・・・にしても、この答えが伏線か?

姓は確かにそうだけど下の名前はちがう、というニュアンス。

(母親の現役時代の芸名、知らないのでしょう。知らない上にこんなヘンテコな名前ってことは、やっぱりAV・・・?)

紫衣くんも香藤くんも、みんな心が嵐の真っただ中。

その中でひとり、岩城さんだけが落ち着いていました。

「やはりそうか・・・」

渦中の人なのにね。

穏やかというか、どこか諦念を滲ませているようにすら見える。

そっと。

香藤くんが岩城さんに近づきます。

なにを言ったらいいのかわからない、そんな顔をしてる。

いくらなんでもおかしいだろ、と岩城さん。

―――ああ、そうか。

(ごめん岩城さん。岩城さんがバカじゃなくてよかった、とか思ってしまったよ・・・!)

前回のえっち場面での、あの香藤くんの動揺っぷり。

尋常ではない苛立ち。

昔の彼女を疑ったり、養子ネタに過剰反応したり。

のほほんと湯治がてら京都にやってきた岩城さんにとっては、訳のわからないことだらけだった。

なんで香藤くんがこんなに荒れているのか。

なんでこんなに余裕がないのか。

―――その答え。

「すべてを繋ぎ合わせたら、答えがそこにしか行き着かなかった」

というのが、岩城さんの結論でした。


そうか。

それで、わかりました(笑)。

あの晩、おかしいと思ったんだよね。

香藤くんが深夜、紫衣くん(とおぼしき人物)に呼び出されて、去って行った。

それを見た岩城さん、真っ青になってくず折れたでしょう?

あのひどい動揺。

「いやいや、いくら何でも、あの程度の電話でいきなり香藤くんの浮気を疑うもん?」

「それで倒れるほどショックを受けるって、どんだけ香藤くんは信用がないの?」

(しかもあれ、がっついた香藤くんに激しく抱かれた、その直後じゃないの!)

って、思いませんでした?

とおい昔、「レゾン・デートル」の岩城さんは、記事ひとつで大泣きしたけど。

今の岩城さんは、そう簡単にはうろたえないでしょう。

なるほど。

あの岩城さんの動揺は、

「紫衣くんが岩城さんの子供ではないかと、香藤くんは疑っている(もしくは知っている)」

という衝撃の事実に思い至った、その瞬間なんですね。

自分に隠し子がいるかもしれないという衝撃。

それを(自分より先に)香藤くんが知ったかもしれないという事実。

そりゃ、崩れ落ちるよなあ。


「じゃあ、岩城さん・・・」

おずおずと、香藤くんが口を開きます。

このときの香藤くん、今まで見たことがないくらい、辛そうな顔をしている。

本当は聞きたくない、知りたくない。

否定してほしい、関係ないって言ってほしい。

でも、もう誤魔化せない。

だから、

「そこに行き着いたってことは・・・ 心当たりがあるってこと、だよね・・・?」

いちばん知りたくないことを聞くって、辛いなあ。

自分を切り刻む言葉を待つ心境って、とても計りしれないものがあります。

ぐっと、唇をかむ岩城さん。

香藤くんのほうを見ない。

言葉は―――出て来ない。

息がつまりそうな場面に、洋介くんはただ立ち尽くしてる。

ここまで来てとうとう、紫衣くんが覚悟を決めます。

じゃあ岩城さんが、

「俺の本当の父さんなんですか・・・?」

絞り出すような問いかけ。


その一部始終を、ちょっと離れたところで聞いているカバ

「へえ・・・」


って、おい!!


ガ━(゚Д゚;)━ンゴ━Σ(゚Д゚;)━ンギ━Σ(゚Д゚||;)━ン!!!

ここで「つづく」って、どういうことなの(爆)。

(((((((;´д`)))))))

おいおいおい~。

待ってくれよ、勘弁してくれよ~。

・・・と。

全世界320億人の『春抱き』ファンが、絶叫したにちがいない。

<この続きはGOLD2月号(12月27日発売)にて!!>

って、なんなのそれ(爆)。

ここで話をとめておいて、4ヶ月の焦らしプレイ。

ドSにもほどがあると思うんだ、うん。

・・・ひどい(涙)。

(ρ_;)。。。





●そんなわけで

あと4カ月、元気で生きなければなりません。

みなさまも、健康で長生きしてください。

この後の展開をいろいろ想像はしますが、今なにを言ってもなあ。

あぐぐ。

では、またね。。。


タグ : 春抱き岩城さん香藤くんTender_Greensカバ

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Sat 14/03/2015

Tender Greens (be-boy GOLD2014年10月号) No. 3

☆この記事は☆

2014年08月29日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

(「雑想記」ではその名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。その記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して、この「恋歌」に転載しています。特に記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。)

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。






●すみません・・・

ひとつ前の記事。

結局、なんか最初のシーンの描写だけで終わってました(汗)。

関連して思いつくことが多くて、脱線しまくりでした。

あれじゃストーリー、わかりませんね。

レビューになってないし。

うぬぬ。





●それでは

とりあえず、気を取り直して(笑)。

続きをなんとか書いてみようと思います。

たらたらと。



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それにしても、相変わらずのGOLD。

他の作品には反応できないなあ。

どうしてこんなに格差があるんだろう。

昔はもうちょっとレベルが高くて、そこそこ読ませる作品も複数あったように思うけど、気のせいだろうか。

萌える萌えない以前に、まずもって読む気がしません。

絵がダメ。

なんかもう雑で、線がキタナイ。

げんなりしてしまいます。

背景をみっちり描き込むのは時代遅れなのかもしれないけど、それにしてもなー。

きれいな線とか、きれいなトーンワークとか、ないのか。

美を感じないというのは、致命的です。

たぶん、調べものもロクにしてないよね。

テキトーなデッサンで、車も建物も、食料品も資料なしで描いてるように見える。

服のシワや、体重がかかったベッドの沈み具合もテキトー。

今の世の中、ネットで一瞬で調べられるのにな。

お話にこだわりが見えない。

どこにもない作品を生み出してやろう、という気概を感じない。

さくさく読めて、特に心に引っかかることもなくて。

どこかで前に読んだことがある気がする。

そういう、翌日にはどんな話だったか忘れてしまうような、うっすーい作品に見えてしまう。

春抱き』と比べると、なんでも薄く感じるのか・・・(笑)。

(ま、BL史上に残るであろう希代の名作と、ページを埋めるだけの駄作を比較しても意味がないけど。)

そういうのがいいのか。

そういうのが求められているのか。

オバチャンにはわからん。

こういうのは個人の趣味だし、いいも悪いもない。

そのときどきの流行りすたりもあるって、わかってますけどね。


「単に、好みの作家や作品以外には興味がないだけやん」

そう言われると思うけど、どうだろうなあ。

たしかに深刻な『春抱き』バイアス、かかってるけど。

それ以外のすべてを拒絶するほど、視野が狭いとも思ってないんだけどな・・・?

好みの話(主観)と、作画やストーリーづくりの「技術」の話(客観)は、別物だと思うけどなあ。

特に好きじゃないけど、うまいなあと唸らされる作家さん。

コミックスを買ったりはしないけど、雑誌に載ってたら喜んで読む作家さん。

絵はイマイチでも、話づくりのうまい作家さん。

逆にストーリーは平凡なのに、目をみはるほど美しい絵を描く作家さん。

・・・そういう作家さん、いっぱいいるじゃん(笑)。

お茶会でも、

「今のあの連載の話は好きになれないけど、絵はめっちゃくちゃ好みだよー」

なんて話が出ることはあります。

どこかひとつ、スゴイ! と思える点があれば評価はできる。

スゴイ! を発見したら、頭ごなしに否定はしない、と思うのです。

うーむ。

これも老化現象なのかもねえ。


「結局、32ページに710円かあ・・・」

というのは、お茶会の参加者の多くがつぶやくこと(笑)。

もったいない、と思ってるわけじゃないですよ。

その価値があるのは間違いないけど、ただ、なんていうの?

コストパフォーマンスが悪いよね、と。

そこはまあ、否定しがたいところです。





Tender Greens 3

※以下、ネタバレありです。











シーン2

場面はガラリと変わって、岩城さんの旅館。

深夜。

広い居間に、香藤くんがひとり。

浴衣姿で、岩城さんが取り置いてくれた食事を肴に、お酒をちびちび飲んでいます。

小皿に盛ったおばんざい数種と、小鉢と、あとはおむすび。

夜食ですね。

ひとり・・・?

ひとりぽつん、というのがちょっと意外でした。

当然のこと、岩城さんはそこにいると思ったけど。

まさかケンカした・・・?

(若干の言い合いはあったけど、別にケンカってほどじゃなかったと思うけど。)

それとも前回の、あのやや強引なえっちの後で、飛んじゃった・・・のかなあ。

事後お風呂に入って、それから

「少し疲れた。休ませてくれ」

みたいな感じだったのかも?


襖(ふすま)の向こうは寝室。

洋介くんと枕をならべて、岩城さんは休んでいたようです。

面白いと思ったのが、この襖ね。

ほんの、わずか。

おそらく数センチ・・・もないくらいなんだけど、開いてるんですよ。

居間は煌々と灯りがついていて、もちろん寝室は暗い。

だから光の筋がすっと一条、寝室に差し込んでいるわけですね。

―――ああ、これ。

もしかして岩城さんがそうしたのかな。

几帳面な岩城さんのことです。

襖をテキトーに閉めて、すき間なんか残すわけがない。

なのに開いてるってことは、わざと、ですよね?

ぴしゃりと閉じて、居間にいる香藤くんを完全にシャットアウトするのではなくて。

あえてわずかにすき間を残して、つながっているんだろうな、と。

そう感じました。

つながってるよ、そばにいたいんだよ、というサイン?

寝室からわずかに香藤くんが見える、という安心感。

香藤くんに、洋介くんと一緒の寝室で何もないことを見せる、という効果も・・・?

(なにかあるわけないけど、香藤くん、過剰反応してましたからね。安心させるために。)

襖がちょっと開いている。

たったこれだけのことに、すごい萌えを感じてしまった。


なぜそう思うかというと、わたし自身がそれをよくやってたから(笑)。

色気も何にもない、きょうだい間の話ですが。

実家のわたしの部屋と弟の部屋は、ひろい和室を襖で仕切ってあったのですよね。

どういうわけか非常に仲のよい兄弟だったので、襖はいつも、ほんのちょっとだけ開いてました(笑)。

この香藤くんと岩城さんのように真ん中ではなくて、端っこだったけど。

(ベッドから見て)頭のてっぺん、5センチぐらいかなあ。

そこが開いていて、光が漏れてくる限りは、話しかけてもOKのサインでした(笑)。

特にそう取り決めたわけじゃないけど、自然と習慣になってました。

ケンカ中や、機嫌の悪い際には、これがピシャリ! と閉じられていた。

「話しかけてくんな」

の意味です。

襖の隙間からそろっと手を出して、ひらひらと手を振る。

「なに?」
「英語の辞書貸して」
「ほい」

とか、そういうコミュニケーション。

はっきり言って、今まですっかり忘れてたよ、こんなの・・・(笑)。


閑話休題。

岩城さん、悪夢にうなされて目が覚めます。

どうやら若い頃の記憶。

とにかく売れなくって、AVを紹介された時代の夢、らしい。

そりゃ寝ざめ、悪いよなあ。

寝汗をかき、息を乱した岩城さんの浴衣がはだけて、あらら。

香藤くんがつけた真新しいラヴバイトがいっぱい・・・あうう・・・(汗)。

なんて悩ましい。

それ、洋介くんに気づかれそうでコワイんですけど?


「あ、香藤は・・・」

香藤くんの姿を探し、隣室の気配にほっとして起きあがる岩城さん。

ああ、そうか。

すいません、さきほどの推理は訂正します(笑)。

この感じからすると、岩城さん、たぶんえっちの後で気を失っちゃったのね。

(お風呂に入ったのかどうか、そこは気になる。)

それで香藤くんがぐったりした岩城さんを寝室に運んで、布団に寝かせたのでしょう。

隣りの洋介くんを起こさないように、そーっと。

(そのシーン、見たかった!!)

じゃあ、襖をわずかに開けておいたのは、香藤くんだ。

岩城さんの様子が見える/気配がわかるように。

ゆらり立ち上がった岩城さんは、浴衣を着直して居間に行こうとします、が。

ここで、香藤くんのスマートフォンに着信。

相当におそい時間です。

香藤くんは声をひそめ、

「こんな時間に」
「は、今から?」
「無理に決まってんだろ。岩城さん来てるの、知ってんだろうが」

会話の断片が聴こえます。

思わず、立ち聞きするかたちになった岩城さん。

電話の相手が泣いているらしいこと。

降ろされる、と言ってるらしいこと。

高校生だということ。

―――ああ、紫衣くんなのか、と岩城さんが思ったところで、

「しょうがねえな、わかったよ。俺のホテルで待っとけよ、今から戻る」

わお。

衝撃の問題発言!?

香藤くんの言葉に、岩城さんは呆然とします。


そのまま香藤くんが手早く着替えて、出て行く気配。

まさかの展開。

足音が遠ざかったところで、ガタン!

崩れ落ちるように座り込んだ岩城さんのたてた音に、洋介くんが目を覚まします。

「岩城さん、大丈夫・・・?」

(しかしミニ香藤くん、ホントかわええなあ。)

真っ青になりながら、岩城さんは何とかごまかします。

が、洋介くんはわかっちゃうのね。

岩城さんがものすごいショックを受けてることに。

その原因が、今までそこにいた気配のある「洋二くん」であろうということ。

「もしかして岩城さん、洋二くんに泣かされたの・・・?」

さすがに鋭い。

これで洋介くんも、ひとつ葛藤を抱えてしまったね。

(ところで、このくらいの年齢の子が、自分の伯父とその男性の恋人との関係をどう理解しているのか。気になるところではあります。学校でからかわれたりは、しそうだしね。)




シーン3

深夜、京都市内のホテル。

今度はカラオケでなく、香藤くんの部屋です。

パニック気味の紫衣くんと、ため息をつく香藤くん。

手狭なホテルの室内で、可能なかぎり二人が距離をとってるのが可笑しい・・・(笑)。

いや、わかるけどさ。

紫衣くんが、ことの顛末を説明したようです。

カバに食事に誘われてついていったこと。

その後ホテルまで同行したものの、怖くなって逃げたこと。

仕事に差し障るのがこわくて、断れなかった。

カラダを要求されて断って逃げたのはいいけど、今後どんな報復が待っているのか。

―――それでビビって、香藤くんに助けを求めたらしい。

アホやなあ、とは思うけど、まだ18歳だからねえ。

パニクってもしょうがないような気がします。


このシーンの香藤くん、ものすごく冷静でカッコいい。

やっかいだなあ、という嫌そうな顔を隠さないところもいい(笑)。

キツイことをズケズケいうけど、それも若い紫衣くんのためだもんなあ。

頼りになる先輩でいいよなあ。

冷静・・・というか。

今回の出来事って、アレです。

紫衣くんにとっては人生最大のピンチだろうけど、香藤くんの見方はちがう。

芸能界に長くいる彼にとって、枕営業を巡るいざこざなんてのは、ドライな言い方をすれば、

「別に珍しくもない話」

なんだろうと思います。

実例もこれまで、いくらでも見て来てるんでしょう。

本当にこれっぽちも、 “そういうこと” を求められる可能性を考えなかったのか?

ウブな反応の紫衣くんを、むしろ意外だと思ってるふしも。

香藤くん、辛辣です。

いまどき子役だってもうちょっとスレてる、って(汗)。

金子さんに相談もせずに食事に行った時点で枕上等だろう、って。

紫衣くん、ぐうの音も出ません。

そして香藤くんの、「枕は否定しない」発言。

おお!?!?

と思ったけど、なるほど、そういうことか!

死ぬほど努力して、それでも芽が出なくて、本当に切羽詰まってやむなく脱ぐ。

その屈辱をあえて受け入れ、それでも貪欲に夢をあきらめない。

―――ああ、そうなのね。

香藤くんは、岩城さんのAV出演をそう捉えているんだ。

はじめて知ったわ。

食っていくために、日銭を稼ぐためにAVに出ること。

ズルして、他者を出し抜いてでも仕事がほしいから、力をもった人間と寝ること。

枕って、裏口入学みたいなもんじゃない?

不正の一種だと思うので、AVとはちがう気もするけどねえ。

もっとも、安易なまくらはダメだと言ってるから、

「岩城さんのようなケースならOK」

ということでしょうか・・・(汗)。

まあ、ともかく。

このコマの香藤くんが超絶かっこいいので、それで流そう。

※厳密にいうと、カバが紫衣くんにしたのは、権力をチラつかせた脅迫に近い。

まして相手は未成年ですから、「出るところに出」られたら困るのはカバのほうでは・・・?

(淫行条例は18歳未満が対象なので、これには当たらないけど。)

「これはもう事務所の問題だ」

金子さんに話しておく、と香藤くん。

ついでにふと、紫衣くんに尋ねます。

父親とうまく行ってないのか、と。

香藤くんは、紫衣くんが父親と不仲だから、岩城さん=理想の父親像に夢を見てると考えていた。

だからこそ、岩城さんの “疑似息子” ポジションにいる洋介くんに嫉妬したんだ、と思ってた。

でもどうやら、少しちがうらしい。

父親が禿げてるとか、背が低いとか、いろいろ言ってますけど(笑)。

要するにこれ、紫衣くん、岩城さんにひと目ぼれしてない・・・???

はじめて生身で見た岩城さん。

その美貌と若さに圧倒され、あの遺伝子を受け継いでいれば、と憧れた。

―――そういうことのようです。

ストレートに岩城さんを誉められて、うれしくなっちゃう香藤くんが可愛すぎる。

「おい香藤、そこはガルガル警戒するところじゃないの?」

目の前の18歳美少年は、40をすぎたオッサン相手に目がハートになってるよ???

・・・と思ったけど、まあいいや(笑)。


紫衣くん、わりと普通の子なんだよね。

これだけ整った顔立ちで、まして好きで芸能界に入って来たくせに、なんか天然っぽい。

おっとり、といえば聞こえはいいけど、脇が甘いという気もする。

そしてなんだかんだ、お父さんとの関係は悪くないらしい。

それを知って、ふと笑う香藤くん。

まだ10代で、素直に親に感謝できるのってあたりまえじゃないぞ、って。

それはおまえが幸せだってことだよ、って。

―――わお、貫禄の兄貴ヅラ(笑)。

じゃなくて!

さすが香藤くん、いうことがいちいち鋭い。

やや心をゆるした感はありますね。

最初こそ

「とろいなー、大丈夫かなー」

と若干、紫衣くんを面倒くさがっていた気配があるけど。

どうやら紫衣くんを、少しは気に入ったみたい。

(香藤くんは本質的にひとの世話を焼くのが好きだから、負担に感じないんだろうと思います。)

紫衣くんは単純に、やさしそうな岩城さんに憧れちゃってるけど。

「洋介が横にいたからなあ」

そういう香藤くん、すごくやさしい顔をしてました。

岩城さんにめろめろ、って顔だ(笑)。

岩城さんが洋介くんに甘々なのに、ときに嫉妬しちゃったりもするけど。

その一方で、彼が子供相手に見せる慈愛あふれる表情に、デレてもいるんだろうなー。

「岩城さんが父親だったら、衝突して相当苦労したかも」

と、香藤くん。

岩城さんは似てる人間とは衝突する、って。

(それはつまり、暗に、紫衣くんが岩城さんに似てる部分があると・・・?)

たしかに岩城さん。

最近かなり丸くなったけど、もともと人間づきあいが得手なタイプじゃないですよね。

家族とあれだけやりあった過去もあるし、香藤くんとも最初のうちはケンカ腰だった。

不器用で、自分の感情に蓋をしてしまいがちで。

・・・その歴史を知ってる香藤くんならでは、の発言ですね。

「表面的なことだけじゃなくて、もっと大事なことに目を向けろよ」

という香藤くん。

岩城さんが背が高いとか、髪の毛フサフサとか。

そういう(遺伝子の恩恵の)部分に目を奪われてる場合じゃないよって。

うん、たしかに。

紫衣くんが言ってること、けっこう浅い・・・のよね(苦笑)。

父親像に関する複雑な思いがあるのかと思いきや、そうでもないみたいだし。

まあ、彼はほんの18歳だ。

それもフツーの家庭で(=しあわせに)育った18歳なら、こんなものかもね。

香藤くん、ホント岩城さんのことになると饒舌だ(笑)。

こんなふうに「岩城さんを語る」機会、なかなかないのかも。

紫衣くんにアドバイスしつつ、ついでにノロケを聞かせてるような気も・・・?(汗)

と、まあ。

修羅場からはじまって、このシーンは案外とおだやかに幕を閉じました。





●すまん

続きは、また後で・・・!

タグ : 春抱き岩城さん香藤くんTender_Greensカバ

EDIT  |  22:20  |  『春抱き』雑誌掲載分  |  Top↑

Sat 14/03/2015

Tender Greens (be-boy GOLD2014年10月号) No. 2

☆この記事は☆

2014年08月29日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

(「雑想記」ではその名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。その記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して、この「恋歌」に転載しています。特に記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。)

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。






●お天気!

今日も一日、かなり涼しかったですね。

こうなるとどうも調子が狂う(笑)。

おかしい、絶対におかしいと。

独りでいいながら過ごしています。

快適なのに、どこか居心地が悪いのはなぜだー。


WS000631.jpg


一日中、気温が19度~21度だものね。

本来ならこれ、爽やかで心地よい・・・春だか秋だかの気候でしょう。

けっこう雨がちなので、湿度は高めですが。


WS000633.jpg


だいたい、にゃんなのコレ。

夏の天気図じゃないよなあ、としみじみ。

いちばんコワイのはもちろん、暑さのぶり返しです。

身体が、ここ数日のひんやりに慣れてしまってるから、きついだろうなあ。

でも、きっと帰って来るよね。

残暑のヤツ。

きゅるる。





●短時間に

たくさんの拍手とPV、ありがとうございます。

支持というか、激励コメントにも感謝してます。

あまり中身のない速報でホント、申し訳ない・・・(汗)。



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今回はねえ、ものすごーく書きづらい(笑)。

感想というかレビューというか、名称はともかく、

「さて困った。なにを書いたらいいんだよ・・・!?」

一読して、そう思ってしまいました。

なぜでしょう。

なにも感じなかったわけじゃないですよ(笑)。

起承転結の、「転」。

面白いんだけど、なんていうか・・・途上、なのよね。

ひとつの物語のほんの断片。

(まあ、いつもそうなんですけどね。)

そういう意味ではカケラであり、必然的に中途半端なわけで、

「これだけを肴に、どこまで書けるものか?」

考えてしまうのだと思います。

いっちばんオイシイところは、次回(最終回)のお楽しみ。

それを読む前に、何を言えと・・・?


とかなんとか、いいつつ。

とりあえずはあらすじだけでも、書いてみよう。

以下、そういうわけでネタバレありです。


※いつものdisclaimer =
とても私的な感想を忌憚なく好き勝手に書き散らしています。
ツッコミや疑問やその他いろいろ、ときには愛情あふれる批判(笑)もあり。
そういうのがお嫌いな方はスルーしてくださいませ。














Tender Greens 3

あらすじです。

本当にあらすじだけ、のつもりなんです。

あらすじを追う流れの中で、なにか余計なコメントつけちゃうかもしれないけど。



シーン1

京都の水炊き・鶏料理のお店。

(京都で有名な水炊きのお店つうと鳥彌三、鳥岩楼、とり安・・・? いや、これは鳥初のような気が。)

小ぎれいな料亭の個室。

身体を固くしてうつむく紫衣翔くん。

その向かいにはカバ、こと「婆娑羅」のエグゼキュティブ・プロデューサー千葉氏。

煮えてるお鍋を前に、彼はお仕事の電話中。

かるーい口調で話してるのは、洋介くんのこと。

(この腹立つくらい軽く、若者っぽいしゃべりがさ、なんかね、バブルを知ってるテレビマンって感じ!)

すでに奇妙丸役に決まっていた子役を降ろし、「レッスンもまだ」という洋介くんをゴリ押ししたカバ

その一連の流れが何とかうまく収まって、ご満悦の様子です。

そらまあ、話題性は十分だもんね。

「さ、食べよ食べよ」

軽妙なノリで紫衣くんを促し、箸をとりあげるカバ氏。

「キャスト変更ですか・・・」
「ちょっと岩城くんにもったいぶられちゃったけど、なんとかねー」

さらりと、洋介くんがいかに恵まれたポジションにあるか、説明する彼。

(人気役者ふたりの強力なコネや、事務所の全面的バックアップなど。)

“当分は話題性だけでも仕事が殺到する”

というカバの洋介くん評に、紫衣くんは苛立ちと嫉妬を覚えます。

洋介くんがうらやましいのでしょう。

(そういえばインタープロのオフィスでも、彼に嫉妬してる子がいたね。デビューもしてないのに、本人の知らないところでこうやって人を恨みを買う。・・・こわいものだ。)

たかが18歳の少年だ。

カバにとっては、彼の葛藤を煽り、利用するなんて造作もないことでしょう。

ニヤリ、と。

カバのクチビルのアップとか、なにこの暴挙!? げえっ)

つか全体的に、カバ度が異様に高い。

閲覧注意、と書いておくべきでは!?

トーンの貼られた左手で、紫衣くんの太ももの上の右手をぎゅっと、握りしめます。

きゃあ!

いきなりカバ、来たー!

ポパーイ、たーすけてー!!

(と、脳内オリーヴの悲鳴が・・・!)

ゾッと、すくみあがる紫衣くん。

きれいな顔があまりの恐怖、つうか悪寒だろうけど、ひきつってます。

「不安だよねえ・・・? 焦るよねえ? わかるわかる」

あああ、猫なで声なんだろうな。

下から覗き込むカバ。

舌舐めずりしてそうなその視線が、完全に紫衣くんにロックオン。

ぎょええ。


【カバ注意】


※これ、わかるひとはわかるよね・・・(笑)。

ここから、カバの怒涛の攻めが始まります。

これがまあ、巧みなんだ。

きわめてイヤらしい、卑怯な手段だけど、いかにも手慣れていてスムーズ。

相手に考えるスキを与えない、一気呵成の速攻です。

攻略に不可欠なのは、自信と勢いなんですねえ。


正直に、言いましょう(笑)。

カバって『春抱き』史上最悪の、見てるだけでキモイおっさんだけど、さ。

正視するのもツライけどさ。

それでも、この老獪な口説きのテクには感心してしまいました。

(うっかり)やるなあ、って。

どこか脳裏で思ってしまったもん(爆)。

「枕営業」の噂って、芸能ゴシップではときどき聞くでしょう?

小説やマンガでも、繰り返しそういう状況は描かれている。

でも実際に、どうやってやるのか?

権力者が、力のないものを慰みものにするって、いったいどうやってそういう方向に持っていくのか。

どう口説き、どう脅し、どう手玉にとるのか。

その具体例をですね、この数ページで垣間見てしまった・・・!

そんな気分です(汗)。

アーキモチワルー。

手際が良すぎて、鳥肌。

「コネがないなら作ればいいんだよ」

いや、もうね、たしかに仰る通りだわな・・・(遠い目)。

絶体絶命の村井くんに果てしなく同情しつつ、

「相手が悪いわ、これは・・・」

ついそう思ってしまいました。

ごめんよ紫衣翔。

カバだかイボイノシシだか知らないけど、これに狙われたらもう・・・(汗)。



それにしても、あれだ。

※以下、考えようによっては暴言(ほめてるつもりなのですが)。

昔むかし、『春抱き』の連載が始まったころ。

「新田祐克って、女のひと描けないよねえ・・・」

と思ってました(汗)。

初登場のころの清水さんとか、香藤くんのお母さんとか見ると、もう

「おいおい、オカマかよ?」

みたいな感じで(汗)。

BL描くひとって、大概そういうもんだって思ってた。

(山田ユギちゃんあたりは例外かな、と。)

でもいつの間にか、気づいたら、世にも美しい女性を描くようになっていた。

これはマジすげえ、と思ったのは『僕声』の、えっと・・・誰だっけ(爆)。

黒髪のほうの彼の彼女(途中から元カノ)。

それから、公使閣下の奥様/白石くんのお姉さん。

あんまり美人でびびったものです(笑)。

同じく昔むかし、子供を描くのも苦手なんだなあ、と思ってた。

岩城さんとお兄ちゃんの子供のころの絵というのが、ほぼ子供に見えなくて焦った・・・(汗)。

と思ったら、あっという間に子供もかわいーくなった。

ひなちゃんも洋介くんも、とても自然で愛らしかった。

「おお、お子さまがかわええ!」

感動しました。


そんな感じでどんどん進化し発展して来たと思うけど、ついに!

ついに!

新田祐克は、新境地を開いたのね。


それが、まさかのブサメン。


これだけは絶対にないと思ってたわ(笑)。

彼女は美形しか描かない、ないし描けないのだと思っていました。

オッサンはいろいろ登場したし、必ずしもイケメンではなかったと思う。

でもそれは、普通のオッサン。

身体の厚みや髪の具合が、いかにもオッサンだった。

しかし、キモメンなあ・・・(笑)。

開拓しちゃったもんだ。

いわゆる女性が「生理的に受け付けない」と嫌いそうな、見事なブサ。

驚いたなあ。

ホント、ここ数年でいちばんの衝撃だったかも。


しかもこれが、どういうわけかリアリティがあるんですよね。

会ったこともないけど、

「いるいる、こういう人、絶対にいるよ!」

確信できるくらい、不気味なまでに生々しい。

だあ。

虫酸が走りそうなリアリティって、なんなの(汗)。

いや、言っときますけど、加齢臭なんかないと思うよ?

だってこの人、ギョーカイ人だもの。

お洒落や身だしなみに、お金と時間をかけてるのは間違いない。

エステ行ってネイルサロン行って、高級セレクトショップで服をそろえてるんだと思う。

ジムにも通うし、オーガニックにこだわってたりするかもしれない。

似合わなすぎ?

うん、それはもう(笑)。

じゃあ、痛すぎるカン違い男かというと、それも違う・・・かも?

自分をイケメンだと信じ込んでいたなら、それはたしかに超絶イタイけど。

このカバは、そこは履き違えてないように見えるんですよね。

でも、自分の「魅力」を知ってる。

自分の持ってるカネ、つうか権力の魅力を最大限に利用するすべを知ってる。

それでいくらでもかわいこちゃんを釣り上げられると、長年の経験で知ってる。

そんなふてぶてしさ、したたかさを感じます。

カバ、恐るべし。


つか、ちょっと待て。

なんだってわたしは、カバなんかについて熱く語ってるんだ(爆)。

うげえ。





●とりあえず

お後がよろしいようで・・・(汗)。


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