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Mon 15/06/2015

Tender Greens (be-boy GOLD2015年02月号) No.13.3

☆この記事は☆

2015年01月16日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

日々更新の「雑想記」では、その名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。

カメラや写真、歌舞伎、スポーツ、時事問題などなど。

そうした記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して、この「恋歌」に転載しています。

特に元記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。








●さて・・・

お便りやコメント、ありがとうございます。

みなさまの感想や疑問の中から、ごく一部を例によって抜粋します。



>『春抱き』歴が浅いから

意外と?あったリアクションが、

「私はそんなにショックを受けなかった」

「他のファンの方が動揺し、拒否反応を示しているらしいのが衝撃だった」

「もしかして自分が『春抱き』ファンとして新参者だから、思い入れが足りないのか」

という類のコメントです。

うーん。

究極的には、超がつくほどつまらない回答ですが、

「人それぞれでしょう」

としか言えません(苦笑)。

ファン歴の長短と、『テンダー・グリーン』に対する反応に関連性があるとは思えない。

というか、あったらコワイ。

(^~^;)

だが、しかし!

みなさまの長ーいお便りをたくさん読んできて、感じたことはあります。

※以下、あくまで私見&試論です。

昔っからファンであった人ほど、その人なりの『春抱き』観が出来上がっている。

固定観念、といってもいいかな。

春抱き』ってこういうもの。

岩城さんってこういう人。

香藤くんならきっとこう言う、こうする。

つきあいが長いぶん、よーく知ってる旧友みたいな感覚になってるんですよね(笑)。

そして古いファンほど、こう言っちゃ何ですが、昔のことを忘れがちです。

※悪口じゃないよ!

※あくまでそういう傾向があるよね、という話です。

最後にコミックス、それも最初の数巻を、読み返したのはいつ???

(もちろん、常にコミックスを丹念に繰り返し、繰り返し読んでいる古参ファンもいるでしょうが。)

なんたって、AV男優やってた人たちです。

疑似か本番かはどうでもいいけど、カメラの前で性○見せてセックスしてお金をもらってたわけ。

スキャンダル気にして女抱いてないんだろ?

なんて台詞からは、性欲処理のためのセックスはフツーって考えが見える。

香藤くんのセリフですが、岩城さんにも共有されてる認識なのは明らか。)

ヤリ捨て御免、ってやつですかね?(汗)

頼まれれば、単なる知人(とその未成年の恋人)ともその場でセックスできちゃう(未遂だったけど)。

誘われて、興味本位で乱○パーティーにも行けちゃう。

ドラマ撮影中のレ○プ、なんてとんでもない展開もありました。

(これは後に岩城さん自身が、無理やりされた行為であったと認めています。)

つまり、この二人。

けっこう無茶苦茶というか、倫理観に問題のあるヤリ○ンだったのよ・・・(汗)。

もし貴女が20年くらい前の彼らと知り合ってたとして、交際したいと思いますか?

思わない、って人のほうが多いのでは?

そういうことです(苦笑)。

そういう “都合の悪い過去” をね、古いファンは上手に忘れてます。

記憶の片隅に押しやって、なかったことにしてる。

なんせ、長いつきあいです。

すっかり貞淑な人妻になった、きれいなきれいな岩城さん

成熟した大人の男の魅力いっぱいの、イケメン&極上ボディの香藤くん

真摯で情熱的な恋愛模様。

―――ここ何年も、こういうふたりしか見てないですからね。

今の姿に慣れきって、今の姿があたりまえになっているんですよ。

『春抱き』はそういうもんだ、って思ってるの。

そういうファンにとって、『テンダー・グリーン』はキツイ。

むかしの岩城さんの無軌道ぶりやルーズな下半身(笑)を、その結果を見せつけられて、

「イヤ! こんなの岩城さんじゃない」

思わず、目を覆いたくなるんじゃないかと思います。

その気持ち、すっごくわかる。

お世辞にもキレイとは言えない彼らの過去を、今さら突きつけられたくはなかった(苦笑)。

そういうことじゃないかしら。

決して『春抱き』は、聖人君子のいい子ちゃんのお話じゃないんですけどね。

対照的に、最近ファンになった人。

こういう読者は『春抱き』を、コミックス1巻から現在まで一気に読んで来ています。

「ひょえー」

「うっわー」

感動したり驚いたり、首をひねったりしながら、時間を駆け上がって来たわけでしょう?

ふたりの人生の記録を、早回しで再生してるような感じ。

そういう人にとっては、岩城さんたちのムチャクチャな過去も、わりと鮮明な最近の記憶です。

「思えば遠くへ来たもんだ」

的な感慨を抱きはするだろうけど、不都合な過去もちゃんと覚えてる。

昔のツケが回って来たことも、今度はこう来たか、と思えるのかも。

だから、比較的ショックは少ないんじゃないかな・・・?

なーんて。

そう推察しています。



>困ったことがひとつ

似たような感想を、何人かの方からいただいています。

で、笑いました(笑)。

そういう見方もアリだよなあって。

今回まさかの展開があって、翔くんが岩城さんの前に現れて。

それですっかり、岩城さんを見る目が変わってしまった、って。

「ショックはそんなに受けなかったのですが、ただ、問題が・・・!」

そうそう、わかります(笑)。

コミックスで過去のエピソードを読み返すと、どうしてもふと、脳裏を横切ってしまうんですよね。

「やっだあ、岩城さんってば、もう・・・!」

「この世の片隅にはすでに翔くんがいて、アナタもうお父さんなのに・・・!」

チャラチャラした年下の男の子にのぼせ上がって、翻弄されちゃって!

あーんなことや、こーんなこと。

世間様の目も憚らず、いちゃいちゃらぶらぶ、好き放題やってたんかい!!

・・・って、思いますよね(笑)。

ヾ(´▽`;)ゝ

思っちゃうよね・・・(汗)。

そんなこと言っても、ご本人は知らなかったんだし!

って理性ではわかってますが、微妙にもやもやしちゃう。

|||(-_-;)||||||

知らなかったころの自分にはもう、絶対に戻れない。

そう考えると、ホント、センセも大胆なことをしてくれるものです。

ふう。



>事務所

岩城さんが事務所を離れるのではないか、という予想。

何人かの方からいただきました。

いずれそういうことはあるだろうなあ、とは思います。

もともと、個人事務所を立ち上げるつもりだったわけだし。

思いがけずインタープロ買収に至ったのは、行きがかり上というか、

“売り言葉に買い言葉”

の勢いでしたものね。

卑怯なケンカを売られて、岩城さんの正義感に火がついた結果です。

それはそれでカッコいいけど、本来のぞんでいた独立じゃないからねー。

いずれ、ホントの独立が来るとは思います。

未公開株式、どうするかねえ。

独立資金をつぎ込んだらしいから、現金化しないと、(再)独立できない気もする。

誰に譲渡する?

清水さんに社長の座を譲って独立ってのもありかな、なんて思わないでもない。

(清水さんは岩城さんについて行きたがるでしょうが、ほかに適任がいないので。)

(その場合は岩城さん=大株主、清水さん=社長か?)

そうそう、香藤くんと共同の事務所という夢もありますしね。

このあたり、わからないことだらけです(笑)。

今後、明らかになっていくことを期待します。


今回の件。

わたしもちらりとは、思いました。

これで紫衣くんがらみのスキャンダルが起きた(起きそう)なら、

「社長を退任する」

って言いだすかもしれないな、って。

(カバにはそのあたりの弱点を、すでに指摘されていますしね。)

でも、どうなんでしょう?

仮に「隠し子スキャンダル」が持ち上がったとして、どのくらいダメージなんだろう。

今の状態のままなら困りますが、岩城さんたちはすでに動いています。

カバの口は(とりあえず)霧胡さんが封じた。

サンライズの社長にはまもなく会うから、今後の対策を協議できる。

業界・マスコミへの根回しも、水面下で始まるかも。

打てるだけの手は打つ。

霧胡さんの夫との面会と意見のすり合わせが、やっぱりカギになりますね。

リークされたら、マスコミにどういう説明をするか。

あらかじめ合意しておかないといけないでしょう。

弁護士に入ってもらって、霧胡さん夫婦の「声明文」を準備しておく。

(家族からの簡単な説明と、プライバシーを尊重してほしい云々という感じの。)

岩城さんは記者会見だろうから、何をどこまで言うか決めておく。

そういう手はずさえ整えれば、スキャンダルはスキャンダルじゃなくなる、かもしれません。

・・・って、都合がよすぎますか(汗)。

この件の「有名人」(=ニュースバリューのある人)は、岩城さんだけだ。

(翔くんは無名の新人だし、その両親は一般人だから。)

要は岩城さんの “乱れた過去” が、ネタになるわけです。

でも今回に限っていえば、身ごもった女性を捨てたとか、不倫したとかじゃない(はず)。

若気の至りだったけど、今は当事者がみんな納得した状態である、と。

そのへんをうまく説明できれば何とかなる、と。

そう考えるのは、甘いですかね・・・(汗)。

うむむ。

甘いんだろうな。


まあ、わたしが ↑上↑ に書いたのはベストケースです。

関係者が全員ハッピーになるシナリオですが、そんなに上手く行かないよなあ。

①根回しや関係者の合意ができる前に、スキャンダルが漏れる。

②霧胡さんの名誉を守るために、岩城さんが泥をかぶる覚悟をする。

①はともかく、②がありそうで笑えない・・・(汗)。


翔くん誕生の経緯をもしバカ正直に公表したら、霧胡さんの無軌道な過去もバレてしまう。

掘り返されたらマズイこと、たくさんあるでしょう?

(ヤクザもんの愛人だったとか、仕事を取るためにいろんな男と寝てたとか。)

今はフツーに、地方のサラリーマンの人妻ですものね。

霧胡さん自身が「今さらどうでもいい」と思ってたとしても、岩城さんは頑張っちゃうような気がするのよ。

恩人だから。

そして彼女の名誉を守ることは、彼女の夫と息子を守ることにも繋がるから。

「妻がとんでもないアバズレだった」

なんて世間に知られたら、夫の名誉も傷つくじゃない?

岩城さんはそれを、何があっても阻止しようとするんじゃないかねえ。

恩返しの意味も込めて。

そしてもちろん、翔くんのことがある。

彼はすでに母親のロクでもない過去を知ってるけど、それが公になるかどうかは別問題でしょう。

母親がびっちだったとか、他人に知られたいはずがない。

さらに、もうひとつ。

自分が、愛も責任もないテキトーな男女の一夜の行為から偶然、生まれた命だって。

誰にも望まれてなかったって。

翔くんがそれを(ある程度)知ってしまっているのは、きついですよね。

残酷ですらある。

(それを教えたのは岩城さん自身なので、そこは後悔のしどころかも?)

もう取り返しがつかないけど、マスコミにその事実を知らせたくはなかろう。

(知らせる必要も義理もないけど、説明がなければ詮索されるだけですよね。)

当然ですが、

「好きでもない女が自分に知らせずに勝手に産んだ子供なんです」

―――とは、口が裂けても言えまい(ありえない)。

関係者のためにも自分自身のためにも、その真実は永遠に封印されるでしょう。

となると、何だ?

「その頃の俺はまだ無名で食っていけず、やむなく彼女と子供と別れた」

「若気の至りだった、後悔している」

みたいな路線になるのかな・・・?

いや、妊娠は知らなかった、でもいいのか。

「すべてを呑み込んで(翔くん)を受け入れてくれた○○氏には感謝している」

とか何とか。

男として無責任だったとか非難されるだろうけど、赤裸々な事実よりはだいぶマシでしょう。

うむむ。

さて、どうなることやら・・・?

香藤くんがあんまり、苦しい思いをしませんように。

(と、逃げる。)


個人的には>>

岩城さんはもうちょっと長く、社長として踏ん張るんじゃないかと思ってます。

しがみつく必要はない。

でも、途中で投げ出すのはちがうと思う。

というのも、『テンダー・グリーン』。

若手の育成に力を入れたいって、前向きなビジョンを語ったばかりです。

あれは岩城さん、本気だと思うのよ。

責任感のつよい彼が、そうあっさりと言ったことを忘れるとは思えない。

ましてインタープロは、洋介くんと契約したところ。

洋子ちゃんが、なぜ岩城さんの事務所を選んだか説明してましたよね。

あれだけ信頼されちゃってるのに、放り出すわけにはいかないでしょう。

いろいろ考えると、なんかね。

当分は社長業と兼業かな、と思います。


妄想レベルですが>>

サンライズ社長との会見がホント楽しみ(笑)。

社長さんから見ると、岩城さんって

「同業者であり、よその事務所の看板であり、うちの看板の嫁さん」

ですよね(笑)。

同業って意味じゃライバルだけど、香藤くんの大活躍に不可欠な貢献者でもある。

(内助の功、ともいう。)

ぜひとも突っ込んだ、ざっくばらんな話をしてほしいものです。

ψ(`∇´)ψ

ついでにその席で岩城さんが、将来的なビジョンにも触れてくれたらサイコー。

(=香藤くんとの共同事務所の設立。)

まあ、それは望みすぎかな(汗)。



>こればっかりは分からないよ

の「これ」は具体的に何を指しているのか?

という追加の質問が、くだんのSさまから。

細かいとこ、突っ込んで来るなあ・・・(笑)。

To be perfectly honest, I'm not 100% sure!!

Whether it means 'what it feels like to be a parent' or 'what I would do if I were you',
it essentially amounts to the same thing, I suppose.

That bit of conversation between Iwakisan and Kato-kun (inside the Aston Martin) is
somewhat ambiguous, in the way typical to the Japanese language.

Iwakisan goes, "can't believe it's real - what, my own son? Well, not sure... if I ever feel
positive about that kid the same way I feel about Yosuke."

Kato-kun nods, "of course not, I know. As a man myself - I can totally relate to your
anxiety and confusion. Things might have been different if it's the woman you once loved
who had given birth to [Sho Murai]... I guess, given what goes on in the world [e.g. child
abuse, neglect], just because someone is your natural child doesn't mean you are
programmed to love him automatically."

This is then followed by the bit I translated for you before.

As you can see, Kato-kun's lines do not entirely make sense. His logic goes slightly
awry - perhaps because there are words he leaves out, thinking and stopping
in mid-sentence.

BTW - he says almost in passing "the woman you once loved", but OMG, just how much
effort and perseverance is required on his part just to utter those words!!

というわけです。

おわかりいただけたでしょうか。

(ちなみにわたしの書いてるのは英語で、米語とは表現・文法・句読法など異なります。たぶん。)






●では、

またね。。。



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タグ : 春抱き Tender_Greens 岩城さん 香藤くん 紫衣翔 三池霧胡

EDIT  |  03:18  |  『春抱き』雑誌掲載分  |  Top↑

Mon 01/06/2015

Tender Greens (be-boy GOLD2015年02月号) No.13.2 追記あり

☆この記事は☆

2015年01月15日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

日々更新の「雑想記」では、その名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。

カメラや写真、歌舞伎、スポーツ、時事問題などなど。

そうした記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して、この「恋歌」に転載しています。

特に元記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。







☆二本目です☆

※大幅に追記しています。




●ふと

思ったのは、あれだ。

8月までの『テンダー・グリーン』での、わたしの予想。

「いやいやいやいや、ホントに岩城さんの息子のわけないじゃん!」

―――って。

そらもう、自信たっぷりに公言してたもんです(笑)。

で、思いっきりはずれちゃった。

あぐぐ。

惨敗です。

ナンテコト。



未練がましいことを書くと、ね?

霧胡さんの過去とか、岩城さんとのかかわりとか。

ストーリーの骨格というか、大ざっぱなラインは合ってたと思うの(笑)。

※つよがりです。

※単なるつよがりです。

※完全につよがりなので、つつかないでね(笑)。

おおまかな予想は外れてなかったように思うけど、なんせアレだ。

「結論」がまちがってたんだから、どうしようもない。

ぐうの音も出ない、って感じです(笑)。



で、その予想外の結果を受けて、ファンがびっくり!

まさかの展開にあ然、呆然、阿鼻叫喚。

どよめきは全国、津々浦々にとどろきました。

今でもわたしのところには、このお話をどう受け止めたらいいのか、って。

さまざまに思い乱れる読者さんからのコメントが、たくさん寄せられます。

もう何十人分だろう。

そのくらい、衝撃だった。



でもなんか、ふと思ったのよね。

もし仮に、『テンダー・グリーン』の結果が、

「なーんだ! やっぱり違うんじゃん!」

「よかったー!」

だったとしましょう。

泣いたり喚いたり飛んだり跳ねたり、傷ついたり暴れたり。

えろえろあり、うだうだあり、ハラハラあり。

すったもんだの挙句に、元のふたりに戻る。

はっぴーらぶらぶ、絶好調!

ふたりの関係は前とまったく同じ!

・・・という終局を迎えたとしたら、どうだろう。

大山鳴動してネズミ一匹。

いわくありげに登場した紫衣翔くんは、元の木阿弥。

それはそれで、『春抱き』の黄金パターンにはちがいない。

ファンは喜ぶと思います。



でもそれって、なんていうの?

まるっきり今まで(10巻くらいまで)と、同じことの繰り返しなんじゃないか。

予定調和。

すでに答えのわかっている練習問題。

ファンの予想を裏切らないといえば聞こえはいいけど、同時にマンネリでもある。

あるいは、別の言いかたをしましょう。

隠し子騒動が持ち上がって大騒ぎしたけど、結局なにかの間違いだった。

世の中は元通り。

―――って話を書くなら、二次創作でも用は足ります(笑)。

なんせ 「想定の範囲内」 なんだから、ファンでも似たような話はつくれちゃうもの。



黄金パターンは黄金パターンで、それはそれで素晴らしい。

でもそれは、「水戸黄門」ルートでもある。

手を変え品を変え、小手先の変化を加えたところで、結局は王道ワンパターン。

それでいいのか。

春抱き』は心地よいポジションに落ち着き、ずっとそこに停滞するのか・・・?

(そのポジションには安定した人気と、売り上げと、固定ファンがついてくるわけですが。)



でもさ、ここ数年の『春抱き』を見ていればわかる。

あのふたりは今日も明日も生き続け、生きてる限り、前に進み続ける。

岩城さんは社長になり、もう若くはないことを痛感する事態になった。

ふてぶてしい自信が身について、後進の育成にも意識が行きはじめてる。

(だいたいアストンマーチンほしがるなんて、オッサンの証拠さ!)

香藤くんはいつの間にかトラウマを乗り越え、今では押しも押されぬ事務所の看板になってる。

もともと敏い人だったけど、彼の目配りと脳みその回転スピードは驚異的だ。

小さかった洋介くんは、自分の意志で芸能界にやって来た。

そういえば、雅彦お兄さんもずいぶん歳をとったよなあ。

もう50代ですよね。

(しみじみ。)



そういうふうに俯瞰してみると、今回の騒動も違う目で見られる気がしませんか(笑)。

ああ、これが『春抱き』なんだなあって。

やってくれるよ、まったく(笑)。

今さらながら、センセは凄いや。

いつだって予想のはるかナナメ上を行く超展開。

今回は特に、攻めてる気がします。

ファン受けがいいのがわかってる必勝パターンに依存せず、あっさりファンの予想の裏をかいてくれる。

あらたな難関を用意して、岩城さん香藤くんの人生にさらに負荷をかける。

わたしたちは、翻弄されまくりです。

まったくもって心臓に悪い!

ファンが悲鳴を上げて右往左往するのを、きっとね、にんまり眺めてると思うんだ(笑)。

してやったり、的な黒い笑いで。

(ファンも高齢化してますので、センセ、是非ともお手柔らかに・・・!)

ぐぬぬ。



と、まあ。

ふと考えたわけでした。

それでいいんだなあ、って。

お粗末さま。




追記>>

便宜上、「隠し子」騒動と表現していますが、アレです。

隠し子っていうのはふつう、「その子供の存在を父親が公にして(認めて)いない」って意味ですよね。

結婚せずに別れた彼女が産んだ子とか、既婚者なら愛人に産ませた子とか。

今回の岩城さんのケースのように、

「産んだ張本人が口をつぐみ、子供の存在を実の父親に知らせることなく離れて行った」

場合は、どう足掻いたって、父親はその子の存在を知りようがない。

そういうのは隠し子とは言えないよなあ、と思います。

(しいていえば、「隠され子」じゃないかしら。変な言葉だけど。)

知らなかったんだもの、責任も罪悪感も持ちようがない。


この辺、しみじみと思うのよ。

妊娠と出産って、男性にとってはまったくの「他人事」たりえるんだなあって。

男性の性と女性の性は根本的にちがう。

・・・って、あたりまえなんですけどね(汗)。

種を提供するほうの性は、お下品な言いかたをすれば、出したらそれで終わり。

(出すという意味では自○とかと同じで、その行為は日常生活の一部=特別なイベントでも何でもない。)

男性が妊娠や出産に特別の意味を見いだせるのは、それが自分の愛した女性のことだから。

特別な女性と自分との間に生まれる命だから。

他ならぬ自分の妻のことだからこそ、はじめてそこに継続的なかかわりを持てるってことか・・・?

(それですら世間では、妊娠した妻への配慮が足りない夫の問題がよく取り沙汰されますが。)


まして、岩城さんの場合。

まだ未熟でお子さまメンタリティで、世間もろくに知らず、考えも浅薄だったころの話です。

そんな若者はザラにいるので責める気にはなりませんが、まあ、無責任だったのよね。

セックス=気持ちいい。

その程度の意識だったろうと思います。

相手は当時のマネージャーで、職場の先輩的な立場。

岩城さんの昔語りを聞くかぎり、けっこうプライベートに立ち入った関係ですよね。

なにくれとなく面倒を見てくれる姉御的な人。

相談相手であり、愚痴聞き役であり。

上京して友だちのいない/人付き合いのうまくない岩城さん(推定)にとって、安心して本音をさらけ出せる唯一の、年上の友人・・・みたいな部分もあったんじゃなかろうか。

一種の同志で、頼れるお姉さん。

・・・ね?

わたしが、カラダの関係が一度っきりじゃなかったんじゃないかと推測するのは、この辺が理由です。

当時の岩城さん。

本人は自力で必死で生きてるつもりだったと思うけど、けっこう心理的に、霧胡さんに頼っていたんじゃないか。

そこから一線を越えるのは、あんまり高いハードルだとは思えないのです(汗)。

(その頃の彼らが棲息していた芸能界の底辺あたりの性道徳とか、はなはだいい加減だったと思うし、今の岩城さんからは考えられないくらい性的にだらしなかった、と思ってます。)

もっともこの点に関しては、わたしは完全にマイノリティのようです。

「たった一度のあやまち」説がファンの間では、たぶん主流でしょう。

(センセですらそういうふうに描いてるフシがありますし。)


あ、すみません。

脱線しちゃった・・・(^~^;) 。

岩城さんと霧胡さんの関係の本質でしたね(汗)。

どこか似た者同士だったと思うし、まあグダグダの部分もあったかもしれないけど、あれだ。

それでも岩城さんにとって、彼女は恋愛の対象じゃなかったんだろうなあ。

さんざん一緒にいて世話にもなって、彼女の女性としての魅力も見えているのに。

どういうわけか 「恋愛相手として見る」 という観点だけがすっぽり抜けていた。

―――そんな気がするの。

今なお岩城さんは、彼女を恩人と言って憚らない。

よくよく考えれば、すっごい的外れというか、間抜けな話です(苦笑)。

たしかに彼女は、彼によく尽くしてくれた。

でも、自分でスカウトしてきたタレント(=若くてお人よしの田舎者、ただし美形)に手をつけて、勝手に子供まで産んじゃうトンデモ女性だよ?

今ごろになって秘密をもらして自分の人生を脅かすんだもの、岩城さんにしてみれば、

「騙された」

って怒ってもいいような状況でしょう。

「大恩ある霧胡さん」なんて、ホント、よく思えるもんだ・・・(笑)。

でもそれが、岩城さんなんだよなあ。

香藤くんも苦労するよね、こういう嫁さんもらっちゃうと!)

そういう人なんだ。


そして同時に、それが岩城さんの霧胡さん認識の限界なのでしょう。

恩人。

恋愛感情が当時カケラでもあれば、そして今それが少しでも残っていれば、こんなふうに言わない気がする。

(わずかでも)恋人関係だったという認識があれば、逆に恨みつらみも出て来ようってもんです。

“俺も考えなしだったとは思うけど、貴女だってずいぶん酷いじゃないか”

って感じの。

(恋人であれば年齢差も立場も超えてイーブンになるだろうし、もっと感覚が近いだろうと思うので。)

でも、きれいさっぱり、ないんですよね(笑)。

その昔、俺が世間知らずだったせいで申し訳ないことをした、って。

ホントにそこしか覚えてない岩城さん。

ある意味、彼女にとってこれ以上に残酷なことはない。

女性としての彼女は、まるっきり見えてなかったわけだから。

「そんなんじゃないよ。昔お世話になった人だ」

って香藤くんにいったときの、あの穏やかな笑顔が思い出されます。

そういえば昔そういう人がいたなあ・・・っていう、遠い記憶。

完全に過去の人。

20年ちかく会ってないんだから、それも当然ですよね。

うむむ。

この事実を霧胡さんが知ったら、よけい面倒くさいことになりそう。


なお、翔くんですが。

どなたかの質問にあったけど、彼は自分で 「母親似」 だと言ってますよ。

香藤くんは彼を見てもいっさい反応しなかった。

綺麗な顔してる、と思ったくらい。

(もっともモッチーの好きそうなタイプだとも言ってるので、間接的に、岩城さん系のルックスだと認めてはいるのかも。)

岩城さんは翔くんを見て、霧胡さんの面影をみとめた。

でもそこ止まりで、自分との関係性など疑いもしなかった。

こうした事実をまとめると、翔くんの容姿。

岩城さんには似ていないのだと思います。

今後の展開でたとえば、そうねー。

もしも雅彦お兄さんと会わせる機会があったら、ちょっと面白いかもしれない。

高校生のころの岩城さんの面影があるのかどうか。

それがわかるのは、お兄ちゃんぐらいでしょう。

そして香藤くんにとっては、あんまりありがたくない状況よね。

今後どうなるのか知らないけど、岩城さんと翔くんの「つきあい」はずっと続く。

徐々に親しくなったり、家に遊びに来たりすることもあるかもしれない。

そのたびにそこに、霧胡さんの面影を見るわけです。

どれだけ割り切ろうとしても、やっぱり複雑だろうなあ。

事務所の後輩としてつきあう程度なら我慢できても、それ以上はね。

やっぱり香藤くんの受難は続く・・・(汗)。


ついでに、もうひとつ。

翔くんが「源氏物語」の薫や匂宮になったら・・・というくだりね。

ご質問をいただいて、まどろっこしい言いかたをしたと反省しました(笑)。

あれはもちろん、将来的なスピンオフの可能性を指しています。

『春抱き』版 「宇治十帖」 がいつか出るかもしれない、という意味。

主人公たちの高齢化(笑)にともない、『春抱き』にも後継者問題が生じている。

(とファンは思っていないかもしれないけど、作者や編集者はそう感じているのでは?)

翔くんや洋介くんの登場は、『春抱き』若返りプロジェクトの一環でしょう。

どういうカタチのスピンオフにせよ、あれだ。

『春抱き』関連作品として世に出すなら、岩城さんや香藤くんとのつながりは必須です。

だから、実の息子なんじゃない?

(香藤くんには気の毒だけど、彼のほうにも隠し子が・・・! という展開はさすがにあざといので、甥っ子くんで代用してるのだと思います。)

この先どうなるか、そちらも気になりますね。







●えっと・・・

以下、英語で。

And before I shoot off to bed tonight, S-san from China sent me a few questions.

I hope to deal with your queries some other time - don't know when - but do let me know
if you prefer to have them explained in English or in Japanese.

On the translation front, I set out below what I consider to be a fair representation of
what Iwakisan and Kato-kun each said in the 4th and final instalment of Tender Greens.

「お前に一途過ぎていっそ笑える・・・」 (岩城さんのセリフ)
"I have to laugh at myself for being so desperately crazy about you."

「こればっかりは分からないよ、子育てなんてした事ないし」 (香藤くんのセリフ)
"I have no idea what I would do if I were in your shoes and suddenly faced with 'my own
[biological] son' totally out of the blue. It's not as if I have ever brought up a child, you know,
[so I don't know what it's like to be a parent to begin with]."


以上、日本語理解の助けになりますでしょうか(笑)。






●では、

またね。。。



タグ : 春抱き 岩城さん 香藤くん Tender_Greens 宇治十帖

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