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Wed 12/08/2015

昔は入り浸っていたのになあ

☆この記事は☆

2013年10月25日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

日々更新中の「雑想記」では、その名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。

カメラや写真、歌舞伎、スポーツ、時事問題、本やマンガのレビューなどなど。

そうした記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して(あるいはそういう記事がメインのブログをまるごと)、この「恋歌」に転載しています。

特に元記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。







●これは

以前どこかで読んだけど、面白い話ですよね。

スペインの「ハポン」400年経てDNA鑑定へ

スペイン南部の小さな村を中心に、「JAPON」という姓を名乗るひとたちがいる。

それも一人や二人じゃなくて、何百人も。

ハポン=そのものずばり、「日本」です。

歴史のロマンを感じません?(笑)

過去にはこんな記事も>>

皇太子さまを大歓迎 「ハポン(日本)」姓の人々が暮らす町

サムライの銅像も立つ、400年前からスペインで暮らす日本人子孫の集落

DNA鑑定の結果、もしかしたら、日本に親戚(遠戚?)がいることがわかるかもしれない。

スペインにやってきたご先祖さまの、日本でのルーツもわかるかも。

ものすごくおもしろいなあ、と思います。


そういえばイギリスで、似たような話を聞いたことがあります。

スペインの無敵艦隊、アルマダってご存知ですか。

16世紀終盤、無敵艦隊がイングランドに侵攻しました。

詳細はめんどくさいので省きますが(笑)、要はイングランドとスペインの戦争です。

イングランド王座にはエリザベス一世(プロテスタント)。

大国スペインを率いるのは、もちろんフェリペ二世(カトリック)。

当時の国際情勢というか、国力の差は歴然としていて、イングランドは圧倒的に不利なはずだった。

まして、攻めのぼって来たのは無敵艦隊と恐れられたスペインの大船団です。

イングランド、絶体絶命!

・・・のはずだったのですが。

これが不思議なことに、イングランド艦隊が大健闘。

英仏海峡を転々と転戦しながら勝ち続け、かわし続け、最後には勝ってしまいました。

アルマダの海戦

まさかの敗北を喫した無敵艦隊。

長い航海による疲弊と食糧不足で窮地に陥り、必死でスペインに帰還しようと試みます。

が、船は破損してるわ悪天候に見舞われるわで、大混乱。

結局、なんとか生きてスペインに辿りついた兵士は当初の半分以下だったそうです。

戦闘で死んだ兵士よりも、難破による水死、餓死、病死、漂流先での虐殺などで死んだひとのほうが多かった。

イングランド艦隊も無傷ではなかったけど、スペインにとっては悲劇的な敗北だった。

―――とまあ、そういうことがあったのですね。

え?

これとハポンさんネタと、どういう関係があるのかって?

実は、本題はここからです(汗)。

海戦と難破の場所を見ればわかりますが、主にスコットランドとアイルランド。

このあたりの海岸には当時、かなりの数のスペイン兵士が漂着しました。

溺死したり、上陸地で虐殺された兵士も多かったけど、全員が死んだわけではありません。

(なんせアルマダには、数万人もの兵士がいたんだもの。)

どうにか生き延びたスペイン兵もそこそこいた、と推察されます。

地元の人に助けられたり、匿われたケースもあったんでしょうね。

どうしてそれがわかるのか?

これが面白いんだけど、答えはシンプルです。

スコットランド人やアイルランド人に、ときどきいるんですよ。

真っ黒な瞳と、真っ黒な髪の毛を持つひとたちが。

ケルト民族には暗い色の髪の毛の人も多いけど、そういうのとは違う。

うまく説明できないけど、明らかにエキゾチックに見えるのですね。

※スコットランド人もアイルランド人もケルト民族です。

珍しいよね、と言うと、

「たぶんスペイン人の血が入ってるから」

なんて話が出て来るわけです。

つまり、アルマダの兵士たちの子孫だから、というわけ。

実際にDNAなどで確認された事実なのかどうか、わたしは知りません。

もしかしたらパブの与太話の延長かもしれないけど、でも、そういうことを耳にするのは事実。

聞かされるってことは、そういう伝承があるってことなんだろうと思ってます。

DNAのいたずら・・・?

今から500年も前の、遠い歴史上の出来事。

難破船から命からがら逃れて、運よく助かった異国の兵士たち。

彼らが存在した証拠が今、こんなかたちで目に見えるって、面白いと思いませんか?

「歴史は生きている」

過去は今とつながっているんだと、そういうときは実感します。





●ときどき

話題にしてますが、本屋さんのお話。

消える書店:ネットに負け相次ぎ閉店 地域中核店も

町の本屋さんのサバイバル、ますます深刻になってますね。

(チェーン店ではない、個人経営の書店ね。)

どうすればいいんだろう?

このご時世でも流行っている本屋さんには、いったい何があるんでしょう?

ネット通販と電子図書。

この二つに、どうやったら太刀打ちできるんでしょう。


逆に今、なぜわたしたちは昔ほど本屋さんに行かなくなったのか?

これを考えてみると、ヒントがあるかなあ。


ひとつ、ロケーションと営業時間。

リアル店舗に出向く気になるためには、便利な場所になくちゃいけない。

通勤・通学のついでにちょっと立ち寄れる、便利なロケーション。

あるいは休日、街中をぷらぷらしてたら目につく位置にあるかどうか。

都心の大型駅ターミナル構内に本屋さんが増えてるのは、このせいか?

それから田舎の本屋さんは、閉店時間が早いですよね。

部活や塾で遅くなったり、残業や飲み会で遅くなったら、本屋さんには行けない。

そこをなんとかしないと、寄りたくても寄れません。


ふたつ、店舗の規模。

規模イコール、品揃えです。

わたしが子供の頃は、小さな本屋さんがいくつもありました(笑)。

ふつうの民家の一階を改装した程度の、狭い本屋さんもちらほら。

むろん品揃えは非常に限られていて、ないものは注文するか、別の本屋を見に行くか。

それが当時は、あたりまえでした。

でも今、そういうお店はまず生き残れないですよね。

たとえものすごく便利な場所にある本屋さんでも、品揃えがさびしかったら行かない。

ハナから行かない。

もしかしたら探してる本があるかもしれないけど、それでも行かない。

「あの店に行っても、どうせないだろうな」

という予断があるからです。

もっとも、これに関しては本屋さんに勝ち目はない・・・かも。

アマゾンをはじめとする巨大なネット書店の、あの膨大な倉庫のスケール。

海外の出版物や古書までも、一気に検索できるシステム。

あれに対抗できるリアル店舗なんて、絶対にないでしょうから。

唯一、可能性があるとしたら、高度な専門化しかない。

ニーシュ(日本語で「ニッチ」)マーケットを狙う、ということです。

規模とは関係なく、

「あの店に行けば、きっとある!」

と思わせる店づくりをできたら勝ち。

コミックスや同人誌を専門的に扱うお店が堅調なのは、そのせいでしょう。


みっつ、お取り寄せ。

欲しい本がお店になかったら注文して、「入荷しました」の電話を待つ。

かつては、それが普通でした。

一週間後だろうと二週間後だろうと、待つしかなかった。

そういうもんだ、で済んでいたのですね。

(まあ、文句をいうクレーマーもいたのかもしれないけど。)

でも今は、「そういうもん」じゃないでしょう?

上記リンクの記事の中で、いちばん違和感を覚えたのがそこです。

「お客さんが待ってくれなくなった」

って愚痴をこぼされても、それはお客さんのせいじゃないよ、と思いますよね(笑)。

かつては本を注文したら一週間、二週間があたりまえだった。

でも今は、ネット通販があるんですもの。

在庫がある限り、たいていの本はその日のうち/翌日には届く。

ちょっと地方の場合だって、二日後くらいには届くのでは・・・?

ロンドンにいた頃、アマゾンは「GOLD」を発売後4~5日で届けてくれましたもの(笑)。

これって、あれです。

かつて東海道新幹線の「ひかり」は、ものすごく早く感じた。

でも「のぞみ」が出来てからというもの、「ひかり」が遅く感じられてしょうがない。

まして「こだま」は、ホントにホントにとろい。

―――これと、同じ。

お客さんが本屋さんに注文しなくなったのは、一週間にも及ぶ待ち時間を

「そんなもんだ」

とは、もはや思えなくなったからです。

なにが早くて何がおそいのか、その基準が変わっていくのはしょうがない。

「アマゾンなら明日とどくのに」

は嫌味でも悪態でもなく、単なる事実を述べてるだけ。

時代のニーズに対応できなくなったのは、本屋さんのほうだと思います。


よっつ、清潔感。

現代人がどんどんキレイ好き、神経質になってる・・・のかもしれない。

そう思うけど、本屋さんで困ることがあります。

昨日今日、発売されたばかりの本や雑誌なら、いいんです。

そうじゃない本を探してるとき。

たとえお目当ての本が見つかっても、買わない、買いたくないときがあります。

それは、本の汚れ。

日焼けや、ホコリ、手あか、こすれ、染み、折れ目。

「あー、ダメだこりゃ」

って、がっかりしてしまう。

自分だって本屋さんでは、気になる本を手に取ってるわけだから、矛盾してるかもしれない。

でも、ダメなんですよね。

せっかく新品(のはず)の本を買うのに、汚いのはイヤだよ・・・(汗)。

よほどレアな本や雑誌で、その最後の売れ残り?を逃したら手に入らないなら、買うかもしれない。

そうでなければ、やはり諦めます。

「ネットで買うか・・・」

そう、ネット通販の利点のひとつが、「本がきれいなこと」。

たまにハズレもあるみたいですが、おおむね、まっさらな本が届きます。

倉庫からシュリンクラップされて梱包まで、触れる人数はごくわずか。

そりゃ、黄ばみもホコリもないはずです。

雑誌なんかだと特に、店頭においてあるものとの差が歴然としてますね。

正直この点では、リアル店舗が「悪い」わけじゃない。

リアル店舗であること=実際に本を手に取ってたしかめられる、だものね。

でも、ダメなときはしょうがないのです(苦笑)。


いつつ、中古市場。

今と昔でとてもちがうことのひとつが、古書市場の開放。

・・・じゃないかと思います。

昔だってもちろん、古本屋さんはあったけどさ。

でも、一般人が日常的にそこに売買に出向く、という場所じゃなかった気がします。

でも、ブックオフは中古市場を変えましたよね(笑)。

本がほしい、と今わたしたちが思うとき。

新品を買うか、中古を探すか、という選択肢があるんだもの。

(もちろんネットでも同じことができる。)

好きな作家さんの新作なら、もちろん新品を買う。

とりあえずちょっと読んでみたい程度なら、ブックオフでもいいかな、と思う。

実際ブックオフには、つい最近に発売された本でも並んでるからなあ。

古書へのアクセスがカンタンになったことで、実質的な「価格破壊」がやって来た。

定価を「高い」と感じる人が現れるようになった。

(再販価格については、またいつか別の機会に。)

本屋さんにとっては、これは辛い状況だと思います。


むっつ、電子図書。

これはもう言わずもがな。

今はまだ一部のみだけど、いずれ「紙の本」に固執しない世代が育ってきます。

液晶サイズ?

画質?

もちろん紙のメリットは山ほどあるけど、こだわらない人はこだわらないのよね。

ちょうどYouTubeが普及して、音楽や映画が売れなくなったように。

つべレベルの(あまり上質とはいえない)音質や画質でも、見られればいいって人は多い。

本に関しても、同じことがいえる・・・かも。

いつか。

※わたしは守旧派というか、紙の本大好き派です(笑)。


以上。

町の本屋さんを応援したいと心から思うけど、先行きは不透明ですね。

「本屋さんに行かないとできないこと」

「本屋さんに行きたい、と思わせる工夫」

活路をどう見出すか、これからだ大変だと思います。





●では、

また。。。

タグ : 書店

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