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Tue 31/12/2013

隙間を埋めようと・・・ (バイオレンス・リリック 後編)

☆この記事は☆

2013年10月31日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

(「雑想記」ではその名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。その記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して、この「恋歌」に転載。・・・記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっています。)

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。








●めちゃくちゃ

たくさんのコメントと拍手、ありがとうございます。

感想もまちがいのご指摘も、みんな感謝しております!(笑)

毎度のことながら、レビューというか、まあ、ツッコミ&妄想たれ流しですね・・・(汗)。

好き勝手なこと叫んでるなあ、とは思います。

いずれにしても、あくまで現時点でのわたしの感想。

まだまだ読み込みが足りない(浅い)部分もあるかと思いますが、そこはひらにご容赦。

今後なんども読み返すうちに、意見が変わることもあるかもしれません。

気づいてないことにも、気づくかもしれない。

スルメのように何度よんでも面白いのも、『春抱き』の魅力ですよね(笑)。

それからもちろん、書き足りないこともいっぱいあります。

書けない、書くべきではないこともいろいろ。

あれだけ文字数かいても、尚あれもこれも、まだ書き尽してない気がしてます。

あのコマ、その言葉。

ひとつひとつ挙げて語るのはさすがに無理なので、流しちゃってる部分もあります。

と、いうわけで!

ともあれ、ありがとうございました。




●さて

すみません。

モッチー問題(なんだそりゃ)のレビューはまだ書いていません(汗)。

書き終わってない、か。

今回、“ゾクッ”のシーンでわかりましたが、彼はアレね。

人間の負の感情。

・・・メジャー(長調)じゃなくてマイナー(短調)、ポジティブじゃなくてネガティブ。

美点じゃなくて欠点、ハッピーらぶらぶじゃなくて暗澹たるバッドエンド。

そういう人間の持つ「マイナス要素」に魅かれるタイプの人なんだなあ、と納得。

いるんですよね、こういう人って(笑)。

きっとね、大ヒットしたハリウッド大作の予定調和(正義は必ず勝つ、主人公は美男で恋人は美女)なんかに目もくれず、きっと陰鬱で理不尽で、どうにも救いのないヨーロッパ・アートハウス系のマイナー映画ばっかり観てるんですよ。

要は、生来のひねくれ者。

小難しい映画オタクで、こだわりの強い芸術家タイプ。

こういうタイプほど、実は平穏で破綻のない、つまりそこそこ恵まれた中流家庭で育ってたりするの。

ふふふ。

自分でもわかってるんですよ、こういう人って。

ひと皮剥いてしまえば、自分が実は、私生活ではわりと平凡な人間だって。

周りが勝手に作り上げてくれる「鬼才」イメージに、うまく乗っかってるだけだって。

香藤くんが今回、モッチーのその分厚い仮面に気づいちゃったのが面白いですね(笑)。

たしかに、これは想定外だ。

明るい太陽のような香藤くんに、思いがけない不幸の陰が見えて、そこに化学反応しちゃったのも。

まさかその香藤くんが、モッチーの内面に興味を持ち始めてしまったのも。

(岩城さんもそのほかの人間も、彼という人間の素顔に関心を持ったりはしなかったのにね。)

・・・モッチー、わりと土俵際(笑)。

クールに突き放してるけど、内心ドギマギしてるんだろうなあ。

こんなはずじゃなかったって。

いかにもアホでチャラい、自分がもっとも嫌いな/バカにしてたタイプの役者に鋭く斬り込まれて、動揺してるんじゃないかと思います。

(役者やスタッフとの)距離感は、自分を守る堀。

そこを簡単にぴょん!と乗り越えそうな勢いの香藤くんに、

「なにこれ、もしかして俺、見透かされてない? それも、よりによって香藤洋二に!?」

・・・と、クールに振舞ってその実、葛藤してたら面白い・・・(笑)。

ふふふ。


頭がイイはずの持宗監督、ひとつわかってないことがあります。

忘れてる、というか(笑)。

それは、香藤くんが、

「そもそも岩城さんに魅かれた人間である」

ってこと(笑)。

あの岩城京介を落とした男、ですよ?

意地っ張りで根暗で可愛げがなくて、自我を分厚い仮面に押し込め、世間をちょっと斜めに見てる男・・・?

おやあ?

それって、根本要素が(かつての)岩城さんと一緒じゃん(笑)。

ってことは、香藤くんがそこに反応しても不思議じゃないでしょう?

もともと、そういう要素を持った年上の男に惚れちゃったひとなんだから。

(モッチーに対して恋愛感情があるとか、そういう意味じゃないですよ。)

おまけに、あの岩城京介のダンナだよ?

つまり、意地っ張りで根暗で・・・(以下略)な男の取り扱い方を、誰よりも心得てるわけです(笑)。

モッチー、敵うわけない(笑)。

香藤くんの経験値、ハンパないはずですから。

そんなわけで、つまり。

世間から見るとものすごく意外かもしれないけど、この二人、実は相性がいいんだね。

岩城さんもびっくりの、友情が花開いたら・・・あは、面白い。

ひそかに期待してます、はい。

てへv



(つづく)



【More・・・】






(つづき)



●さて

朝っぱらから、ですね。

変な妄想が脳内に満ち満ちて、うぎゃあ!

・・・と興奮状態で目が覚めました。

水曜日の早朝のことです。

「何してんの・・・?」

いつもより早く部屋から飛び出して来たわたしに、小鳥さんびっくり。

「あのさあのさ、聞いてよ!」

異常なテンションでしたね・・・(汗)。

バイオレンス・リリックの岩城さんと香藤くんが、久々に脳内に降臨。

しかもえろい内容で。

「・・・朝っぱらから・・・」

小鳥さんには、思いっきり呆れられましたが、どうしろというの(笑)。

こんなん、不可抗力じゃんか。

というわけで、ちょっとだけ、ここに置いておきますね。

最初の章だけ。

未完(書きかけ)なので、後が続くといいんですけど。。。













「病院まで迎えに来てくれたのは嬉しかったし・・・頼もしかった・・・」

俺の腕の中で、岩城さんがうっとりと言った。

やさしい甘い吐息。

「そ・・・?」

良かった、と囁いて。

俺は岩城さんにキスをした。

額に、頬に、髪の毛に。

母親の抱擁に安心しきった子供みたいに、岩城さんは全身を預けてくれる。

ほんのり頬を染めて、じっとしたまま。

―――可愛い。

俺の岩城さんはどうしてこんなに可愛いんだろう。

「・・・家族なんだから」

たまらなくて、俺は岩城さんの唇を奪った。

「それくらいするのは当然だよ・・・?」

しっとりと重なる唇。

俺を抱きしめる岩城さん。

―――ああ、本当に久しぶりだ。

こんなふうに二人っきりで過ごすの、何週間ぶりだろう。





静かな平日の昼下がり。

俺たちの家、俺たちの寝室。

―――やっと、帰って来れた。

俺は安堵感で胸がいっぱいになる。

岩城さんもきっと、同じ気持ちだと思う。





考えてみれば、怒涛の数週間だった。

岩城さんが倒れて以来、ずっとずっと苦しかった。

息が止まりそうな衝撃。

心臓の病気だと聞かされて、心配でどうにかなりそうだった。

冷や汗が噴き出し、全身の震えが止まらなかった。

―――あのときの、あの恐怖感。

思い返すだけで気が狂いそうだ。

岩城さんに万が一なにかあったら、と想像すると足が竦んだ。

そして俺自身の、例のあの体験。

最近は忘れかけてたフラッシュバックが襲って来そうで、目の前が真っ暗になった。

―――あんなのは、もうごめんだ。

二度と、あんな思いはしたくない。





今こうやって、岩城さんは俺の腕の中にいる。

真っ直ぐな瞳で俺を、俺だけを見つめてくれる。

「香藤・・・」

「岩城さん」

たしかなぬくもり。

こうしてまた二人で一緒にいられる幸せ。

穏やかな時間が夢のようだ。

―――神様、本当にありがとう。

感謝の思いを込めて、俺は岩城さんを抱きしめた。

とくん、とくんと。

リズムを刻む岩城さんの心音が伝わって来る。

「気持ちいいね・・・」

「ああ」

俺たちはしばらく、ただ抱き合っていた。

ぴったりと身体を重ねて、ついばむようなキスを繰り返す。

「重たい、俺?」

「・・・いや」

岩城さんの忍び笑い。

「・・・ん?」

ちょっと顔を上げて、俺は岩城さんを見つめた。

「なに?」

岩城さんのやわらかな微笑。

それがふと、艶めいた色を刷いた。

まっすぐに俺を見上げて、かすれた声で囁く。

「本当になにもしない気なのか?」

からかうような響き。

「でも」

「五時間・・・あるんだろ?」

俺を抱きしめる岩城さんの手が、じわりと背筋を伝わって動く。

腰のあたりで、デニムを引っ張る感触。

「・・・んもう!」

俺は笑って、上半身を起こした。

「ダメだって言ってるのに、岩城さんのエッチ」

岩城さんの手を捕まえる。

くったりと横たわったままの岩城さん。

頬がきれいに紅潮している。

再び、いたずらな細い指が俺のクロッチに伸ばされる。

「嫌なのか?」

黒い瞳が潤んでいた。

俺が欲しい、というシンプルなサイン。

「んなわけないでしょ」

俺はさりげなく、岩城さんの腕を捉えた。

こういうふうに誘う岩城さんを見るのは久々だ。

―――あれ?

そう感じた途端、俺は気づいた。

俺のせいだ。

「岩城さん・・・」

―――ああ、そうか。

そういうことか。






(つづくかも)



以上、試供品でした(笑)。

では、また。。。


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