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Sat 08/02/2014

隙間を埋めようと・・・ (バイオレンス・リリック 後編) つづき

☆この記事は☆

2013年11月04日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

(「雑想記」ではその名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。その記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して、この「恋歌」に転載。・・・記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっています。)

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。








●一日

寒くて、雨ばっかりで引きこもってました。

フリースと裏起毛とウールのセーターで、真冬みたいにもっこもこ(笑)。

ロクに声は出ないし(しゃべりすぎ)、ちょっとグズグズだし(風邪気味)。

小鳥さんも椅子の上で膝を抱えて、まるくなって防寒体制。

でも、心はわりと潤ってました(笑)。

お茶会の余韻と、それからもちろん楽天の日本シリーズ制覇があったからね~。

ふふふ。

関連記事を漁って読みまくってるだけで半日、幸せに過ごせました。


Mさま>>

お久しぶりです!

コメントありがとうございました・・・というか、ご無沙汰してます(汗)。

イーグルス日本一で、地元はきっと盛り上がっていることでしょう♪

少しですが、その様子をニュースでも拝見しました。

東北に野球チームは根づかないとか何とか、いろいろ言われてましたけど。

楽天という会社や、Kスタの経営方針について、聞こえて来るのは良いことばかりじゃないけど。

でも今は、純粋にお祭りムードでいい気がします(笑)。

ビールかけ前の記者会見を見ましたが、若くて楽しそうでいいチームだなあ。

あの仙ちゃんがニコニコ好々爺に見えて、微笑ましくも思ってしまいました。

美馬くん、サイコーによかったですよね。

伏兵と言っては失礼かもしれないけど、ポストシーズン前は「大丈夫なの? 他にいないの?」だった。

それが、蓋を開けてみれば獅子奮迅の大活躍。

飄々と投げてる感じが、カッコよかった!

彼の身長コンプにまつわる逸話なんかも知ってしまうと、よけいに応援したくなります。

妥当な、というより当然のMVPでしょう。

(最終戦で銀次くんがヒット打ってたら、たとえば決勝点でも叩き出してたら、彼だったかもね?)


私事で恐縮ですが、野球歴だけは長いわたしです(苦笑)。

ファン歴もそうだけど、実際プレイした時期もあった(左腕ピッチャー、打率低め)。

※野球バカの父親の薫陶?で、3歳でグローブを与えられるという英才教育ぶり。アホか(笑)。

※もっとも、早期英才教育はまったく!完全に!なんの役にも立ちませんでした。

10代の頃は横浜スタジアム(三塁側)にも通ってました。

神宮や所沢にもときどき足を運んでました。

大学時代は、六大学某・伝統の一戦を何度も観戦しました。

・・・わたしが見に行った試合は見事に全敗で、一度も「栄光」歌えなかったけど(爆)。

昭和の終わりごろ、まだ野球が一番人気スポーツで、連日テレビ放送してたころのお話です。

なんか、懐かしいですね。

野球が熱かった時代。

巨人ファン以外となら今でも、他のどの球団のファンとも和気あいあいと話ができると思います(笑)。

まあ、それも昔の話。

今ではすっかり開店休業状態ですが、他の何よりも馴染み深いスポーツなんだろうと思います。

(いわゆるお茶の間解説員を演じて、家族にうざがられるパターン。)

楽天を応援していて、そんな昔を久しぶりに思い出しました。

マーくんがメジャーに行っても、イーグルスは大丈夫だって気がします。

(ミキティが何を言っても、彼は行くでしょう。球団も最終的には行かせると思う。)

則本くんの新人らしからぬふてぶてしさ、あれは次期エースでしょう(笑)。

来シーズンもがんばってほしいなあ。




●先日の

書き逃げした隙間小説(めいたもの)。

「続きは? 続きは!?」

というコメントが多くて、少々びっくりいたしました。

いや、あれはほんの余興というか・・・(汗)。

ほんのわずかですが先がありますので、ここに貼っておきます。

未完ですので、そこはご容赦。



(つづく)


【More・・・】





(つづき、というか前回分も再掲載)












「病院まで迎えに来てくれたのは嬉しかったし・・・頼もしかった・・・」

俺の腕の中で、岩城さんがうっとりと言った。

やさしい甘い吐息。

「そ・・・?」

良かった、と囁いて。

俺は岩城さんにキスをした。

額に、頬に、髪の毛に。

母親の抱擁に安心しきった子供みたいに、岩城さんは全身を預けてくれる。

ほんのり頬を染めて、じっとしたまま。

―――可愛い。

俺の岩城さんはどうしてこんなに可愛いんだろう。

「・・・家族なんだから」

たまらなくて、俺は岩城さんの唇を奪った。

「それくらいするのは当然だよ・・・?」

しっとりと重なる唇。

俺を抱きしめる岩城さん。

―――ああ、本当に久しぶりだ。

こんなふうに二人っきりで過ごすの、何週間ぶりだろう。





静かな平日の昼下がり。

俺たちの家、俺たちの寝室。

―――やっと、帰って来れた。

俺は安堵感で胸がいっぱいになる。

岩城さんもきっと、同じ気持ちだと思う。





考えてみれば、怒涛の数週間だった。

岩城さんが倒れて以来、ずっとずっと苦しかった。

息が止まりそうな衝撃。

心臓の病気だと聞かされて、心配でどうにかなりそうだった。

冷や汗が噴き出し、全身の震えが止まらなかった。

―――あのときの、あの恐怖感。

思い返すだけで気が狂いそうだ。

岩城さんに万が一なにかあったら、と想像すると足が竦んだ。

そして俺自身の、例のあの体験。

最近は忘れかけてたフラッシュバックが襲って来そうで、目の前が真っ暗になった。

―――あんなのは、もうごめんだ。

二度と、あんな思いはしたくない。





今こうやって、岩城さんは俺の腕の中にいる。

真っ直ぐな瞳で俺を、俺だけを見つめてくれる。

「香藤・・・」

「岩城さん」

たしかなぬくもり。

こうしてまた二人で一緒にいられる幸せ。

穏やかな時間が夢のようだ。

―――神様、本当にありがとう。

感謝の思いを込めて、俺は岩城さんを抱きしめた。

とくん、とくんと。

リズムを刻む岩城さんの心音が伝わって来る。

「気持ちいいね・・・」

「ああ」

俺たちはしばらく、ただ抱き合っていた。

ぴったりと身体を重ねて、ついばむようなキスを繰り返す。

「重たい、俺?」

「・・・いや」

岩城さんの忍び笑い。

「・・・ん?」

ちょっと顔を上げて、俺は岩城さんを見つめた。

「なに?」

岩城さんのやわらかな微笑。

それがふと、艶めいた色を刷いた。

まっすぐに俺を見上げて、かすれた声で囁く。

「本当になにもしない気なのか?」

からかうような響き。

「でも」

「五時間・・・あるんだろ?」

俺を抱きしめる岩城さんの手が、じわりと背筋を伝わって動く。

腰のあたりで、デニムを引っ張る感触。

「・・・んもう!」

俺は笑って、上半身を起こした。

「ダメだって言ってるのに、岩城さんのエッチ」

岩城さんの手を捕まえる。

くったりと横たわったままの岩城さん。

頬がきれいに紅潮している。

再び、いたずらな細い指が俺のクロッチに伸ばされる。

「嫌なのか?」

黒い瞳が潤んでいた。

俺が欲しい、というシンプルなサイン。

「んなわけないでしょ」

俺はさりげなく、岩城さんの腕を捉えた。

こういうふうに誘う岩城さんを見るのは久々だ。

―――あれ?

そう感じた途端、俺は気づいた。

俺のせいだ。

「岩城さん・・・」

―――ああ、そうか。

そういうことか。





あの日から向こう、俺たちのセックスは変質していた。

知らず知らずのうちに、そうなってた。

・・・俺は、岩城さんに甘えていた。

今ならわかる。

不安定な心のままに縋り、ときに理不尽な苛立ちをぶつけていた。

岩城さんは拒まなかった。

どんなときでも、絶対に。

ひたすら柔らかく、俺を受け入れてくれた。

俺が荒れても、全身で抱きしめてくれた。

慈しむための、癒すための行為。

その瞳はいつも、深い海のような優しさに満ちていた。

―――でも、それは。

今ならわかる。

俺はどれほどの我慢を岩城さんに強いていたんだろう。

あれは、いわば治療のようなものだった。

俺にはそれが必要だったけど、でも、岩城さんにとっては・・・?

岩城さんは黙って、俺を支えてくれた。

重荷だっただろう、と思う。

どれだけ俺を愛していても、いや、愛しているからこそ、出口の見えない不安に押しつぶされそうだっただろう。

俺は自分のことでいっぱいいっぱいだった。

岩城さんの辛さを思いやる余裕なんかなかった。

―――わがままだったよな。

病気だったから、という言い訳はしない。

俺は視野狭窄を起こしていた。

恋人だから、病気だから、何もかも許されるわけじゃないのに。

今、やっと気づいた。

―――ねえ、岩城さん。

病んでる俺といて、大変だったよね。

泣きたくなったときもあったと思う。

そんな日常で、幸せを感じられた?

せめてセックスの愉しみや充足感はあった・・・?

身体の欲求を満たすという、純粋な喜びはあったんだろうか。

岩城さんの献身的な愛情。

その裏にあったはずの苦悩を、俺はわかっていただろうか・・・?





「岩城さん・・・」

「うん?」

揺れる瞳が俺を誘う。

ストレートに、俺の愛撫を欲しがってくれる。

俺に甘えたり頼ったりしていいんだって、やっと岩城さんは思い出してくれた。

やっとここまで、俺は戻って来た。

そういうことなんだ。

それが今は、なにより嬉しい。

「ありがとうね」

「・・・は?」

「いいから」

首をかしげる岩城さんに微笑を返して、俺はゆっくりとパジャマを脱がせた。

ボタンをはずし、きめ細かな素肌に触れる。

「あ―――」

「大丈夫? 痛くない?」

俺は手のひらを、岩城さんの心臓の上に置いた。

「ああ」

岩城さんの手がゆっくりと重なる。

とくん、とくん。

たしかな鼓動。

俺は息をひそめて、規則正しいそのリズムを感じていた。

岩城さんの生きてる証(あかし)。

同時に俺の、生きる理由。

「ちょっとドキドキしてるね」

「ああ」

もう大丈夫だから、と岩城さんは繰り返した。

にじむような柔らかな笑顔。

「うん」

俺は屈み込んで、岩城さんの胸にキスをした。

「あ・・・っ」

ぽっちりと勃った乳首。

舌の感触に反応して、岩城さんが甘い息を漏らす。

股間を直撃する色っぽい声。

ふ、と。

―――医者もここ、触ったんだよね。

いきなり思わぬ光景を想像して、俺は慌てて首を横に振った。

バカじゃないのか、俺。

岩城さんを救ってくれた人たちに嫉妬するなんて、可笑しいだろう。

「・・・なんだ?」

岩城さんが手を伸ばし、俺の頬に触れる。

いとおしむような優しいタッチ。

「なにを考えてる?」

「なんでもないよ」

俺は苦笑して、岩城さんの指先にキスをした。

「・・・痩せたね」

「そうか?」

「寒くない?」

「いや」

裸の上半身を、俺はゆっくりと撫でた。

痩せたというのか、筋肉が落ちたというのか。

わずか数週間のことなのに、何かが違うような気がした。

ほの白い肌が、どこか青白く痛々しく見える。

―――気のせい、なのかな。

俺がちょっと神経質になりすぎてるのか。

「・・・香藤」

俺の躊躇いに気づいたんだろう。

少しだけ眉をひそめて、岩城さんが俺を見上げた。

探るような眼差し。

「ごめん」

俺は舌を出しておどけて見せた。

「やっぱ、こっちはなしにしよう?」

「え・・・」

はだけた岩城さんのパジャマを、俺はかき合せた。

「途中で俺、止まらなくなりそうだからさ」

「香藤・・・」

「その代わり―――」

俺は岩城さんのパジャマのボトムに手を掛けた。

「こっちはちゃんと抜いてあげるから、ね?」







●つづきは

またいつか・・・(笑)。

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