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Sat 20/12/2014

Tender Greens (be-boy GOLD2014年8月号) No. 5

☆この記事は☆

2014年07月04日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

(「雑想記」ではその名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。その記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して、この「恋歌」に転載しています。特に記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。)

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。





●雨

また夜になって降って来ました。

わりと激しいかな。

梅雨、まだ終わらないんですね。

はあ。




●うは

拍手がすごいことに・・・!

皆様、本当にありがとうございます。

呆れかえるほど長ーいレビュー(なのかどうかもあやしい)を延々と読むのがたのしい、と。

そう仰ってくださる奇特な?気の長い?みなさまにも感謝。

「牛のように反芻しています」

というコメントもありました(笑)。

その感覚、よーくわかります。

新しい『春抱き』を読んだあとって、ぐるぐると何度も何度も読み返しますよね。

誰かの書いた感想も、気に入ると、同じように繰り返し読んだりして。

一種のラリってる状態・・・?

興奮というか、胸騒ぎというか、おかしな酩酊感がありますよね。

それから醒めたくなくって、ずーっとその世界にいたいと思ってしまう。

好きなマンガは幾つもあるけど、こんなラリ状態に陥るのは『春抱き』だけです(笑)。

(あと、しいて挙げると、小鳥さんの小説もそうだなあ。)


今回はですね、9巻も読み返しました。

春抱き』コミックスの中で、今でもいちばん好きなのが9巻。

この時期の絵はマジで神がかっているように、わたしには見えます。

ひとコマひとコマにかけられている時間もテクニックも手間ひまも、ホントにハンパない。

芸術ですね。

ほんっとーに、ため息が出るほど美しい。

もっとも今日、9巻を手に取ったのはもちろん、「テンダー・グリーン」由来です。

着乱れた和服が超絶いろっぽい岩城さん

香藤くんに身を委ねて、あられもなく下半身をさらけ出した岩城さんのお尻あたりからの俯瞰。

・・・があるのは、「剥奪者」ですからね(笑)。

で、比べるとやっぱり思うんだ。

「テンダー・グリーン」2回目のふたりのセックスは、しんどいよなあって。

例のコマの構図は似通ってますが、ふたりの精神状態はまるで対極にありますよね。

夫婦ふたりがいちゃいちゃと楽しく、行為に没頭できるかどうか。

そのカギはひたすら、精神状態にあります。

・・・あたりまえですね。

どちらかに懊悩を抱えた状態で、たのしいえっちができるわけがない。

だから、読む側の印象がちがって当然だと思いました。


「剥奪者」はね、もうね、あれは究極の『春抱き』えっち(のひとつ)ですよね(笑)。

「たしかに色っぽい・・・すごくいい、いいんだけど・・・でも、ちょっと待て。おまえらいい加減にしろよ!」

思わずそう叫びたくなる。

でもニマニマと、目が離せない。

TPOも節操もまったくわきまえないバカップルがいちゃいちゃと暴走する、あのアホらしさ(笑)。

※誉めてます。

※わりと本気で誉めてます。

これぞ『春抱き』、という感じですよね(笑)。


で、それとは正反対の「テンダー・グリーン」(2回目)。

彼ららしくない、とは思う。

だけどじゃあ、『春抱き』らしくないの・・・?

と考えると、違うのよね。

ものすごく面白いと思うのは、これはこれで、非常に『春抱き』ならではのえっちなんだよなあ。

矛盾してます・・・?

ふたりのね、重ねた時間が見えるんですよ。

あれは恋人同士ではなくて、夫婦のえっちだと思う。

11巻・・・でしたっけ。

岩城さんが、宮坂くんに対峙するシーンの台詞。

俺たちの関係は、お互いの人格をぶつけあって、ぴったり重なるようにつくられたものだ、って。

俺の魂の形は香藤と合わさるように出来てる、って。

長い時間をかけて、そうやってつくってきた関係性。

一緒に暮らしてきた結果として積み上がった経験値、といってもいいかも。

コアにあるのが恋愛感情なのは当然でしょうが、それ以上に大きなもの。

信頼関係。

運命共同体としての共鳴。

それが今回、はっきり見えた気がしました。

それが根底にあるから、あのえっちは成立する。

そういう気がしました。


昨日のブログに書いたとおり、あれはかなーり一方的な行為です。

岩城さんが好きで好きで、大事で甘やかしたくてしょうがない香藤くんには珍しい。

らしくない、ですよね。

(あとでハッと我に返って、よけいに自己嫌悪に陥らなければいいけど。)

恋人にあんな乱暴な、というか独りよがりのえっちを仕掛けたら、ふつう相手は黙ってはいない。

あんまり嬉しいことじゃない。

怒るかどうかはともかく、

「どうした、何があったのか」

えっちどころではなく、問いたださずにはおかないでしょう。

あの状況で、“そういう気分”を維持するほうが大変だとも思うし。

でも岩城さんは、されるがままでしたね。

彼にしてみれば、何がなんだかよくわからない・・・という状態だったに違いない。

のほほんと京都にやって来て、香藤くんとのしっぽり逢瀬を楽しむはずだったのに、あれだもの。

おいおい、どうなってるんだ?

何があったんだ?

まさか、洋介くんの存在だけが荒れる理由じゃないよな・・・?

問いただすこと、いくらでもできたと思うんだ。

おまえは何を隠しているんだ、って。

真っ向から真剣に、何があったのか話せ、ということもできたと思います。

でも岩城さんは、半ば気づかないふりをし続けた。

あえて、ですよね。

心配はしても、懸念をあからさまにぶつけることは避けた。

香藤くんが必死で何事もないかのように振る舞っていたから、それにつき合ってみせた。

それがいちばんいいと思ったから。

そういう判断ってもう、肌感覚だと思うのね。

理屈じゃない。

今は問い詰めず、さりげなく放っておいたほうがいいな、という意識。

夫婦だからこそわかる何かがあるんだなあ、と思いました。

そのときが来たら、本当に必要なら、自分から俺に言うだろう。

必死で誤魔化しているところを見ると、打ち明けにくい事情があるんだろう。

やっぱり洋介くんはまずかったかな。

・・・いろいろと脳裏を横切ったかもしれない。

でも岩城さん、不安はないんですよね。

ちょっと苛立ってるけど、余裕はないけど、だって香藤くんだもん(笑)。

いつもどおりに身を任せていればいい。

全身で受け止めて、それで少し落ち着いてくれればいい。

その思考回路、とても明快です。

岩城さんに不安はない。

決して我慢してるだけの「耐える妻」でもない。

香藤洋二がどういう人間か、誰よりも知っている。

こういうときはどうなるか、わかってるから。

(岩城さんには被虐を悦ぶケが若干あるけど、香藤くんに嗜虐性がないってことも、とうに。)

彼が荒れているなら、俺が宥めればいいって。

そういうときもあるさって。

それは経験値であり、自負であり、信頼だと思うのね。

それが二人の自然な形、なのでしょう。

・・・まあ、あれだ。

流されやすい人なので、それもないとは言わないけど(汗)。


とかなんとか、そんなことを。

今日もつらつらと考えていました(笑)。

ええ、まだハマってます。

まだしばらくはぐるぐるしそうです(笑)。




●長年の

結婚生活がもたらす安定感。

・・・といえば、今後の展開にも同じことがいえますね。

これはわたしの勝手な想像で、ちょっと願望も入ってるかもしれないけど。

岩城さんと香藤くん、ふたりが今さら破綻するとか、考えられないでしょう?

亀裂の入る余地もないじゃない(笑)。

宮坂くんの例の件を経て、もはや二人の危機を想像するのもむずかしいと思うの。

今さら浮気疑惑とかも、ないよなあ。

(スキャンダルをすっぱ抜かれることがあったとしても、それで二人の関係が脅かされるとは思えない。)

その中でもちろん、瞬間最大風速の逆風が吹くとすれば、今回みたいの。

つまり、過去の亡霊がひょこっと顔を出す系です。

子供ネタ。

というより、子供を産んだ昔の女ネタかな。

(こういう過去ネタを描けること自体、いかに長いこと『春抱き』が続いているか、の証左ですね。)

二人の関係性を揺るがしかねない存在。

だからこそ、香藤くんはパニックを起こしてるわけですが、でも。

でもなー。

正直それすら、仮に本当に存在したとしても、致命傷になるとは思えない。

苦しむことはあっても、岩城さんと香藤くんが別れるような脅威にはなり得ない。

(つか、ふたりを破綻させる要素って思いつかないのよ。もう。)

ファンはそれを、とうに嗅ぎつけていると思うのね(笑)。

わかってる、というか信じてる。

『春抱き』ばかっぷるは永遠に不滅だって。

「テンダー・グリーン」がこの後、どんな展開を見せるかは知らない。

数日前に書いたとおり、次回はきっと修羅場だ(汗)。

でも、どんなにハラハラしても、最後には収まるところに収まる。

洋介くんにとっても紫衣くんにとっても、悲惨なことにはならないはず。

すさまじい楽天主義ですね(笑)。

信頼、ともいうけど。

漠然とそう思っているから、安心していられるのだと思います。

おめでた・・・いや、ありがたいもんです。

にひひ。




●最後に

ち○び攻めが、やっぱりイケなかったね・・・(笑)。

クラウディオさまの例のアレを、想像した方もいらしたようです。

コメント、けっこうありました。

あは、は・・・(汗)。

やってしまいましたね。

今回の強引な香藤くんはたしかに、クラウディオさまに通じるものがありました。

(本編と二次創作を並べるのもおこがましいけど、そこはご容赦!)

そこにズレがないと、そう感じてくださった皆様には感謝です。

ものすごく嬉しい。

※以下、ヤブヘビ。


だけど、正直にいうと、クラウディオさまって、わたしの書いた「香藤くん」の中では異質ですよね・・・?

暴君であり得るというのと、若干のS要素を持ってることと。

香藤くん(本編)のような、周囲の人間をほっと微笑させる明るさは、まあ、ない(汗)。

そういう設定なのは、理由があります。

どこか、あれを書いてる時点でわたしがハマっていた條一朗要素も混ざってるし・・・(笑)。

そのせいで微妙な性格になってる気がします。

そして、もっとも異質な箇所。

それは言うまでもなく、あれがファントム的な三角関係にある、という点でしょう。

岩城さんはクラウディオさまを愛しちゃったけど、本来の香藤くんをずっと求めつづけている。

帰って来てほしいと願ってやまない。

いわば

「恋しい男に抱かれながら、別の男の夢を見る」

という、最高においしい とんでもないシチュエーションです(笑)。

クラウディオさまは、それに気がついている。

エレナ姫をひとり占めしているくせに、「過去の男」の存在に苦しんでいる。

二人しかいないのに三角関係。

・・・むふ。

我ながらおもしろい設定だと、まあ、昔は有頂天になっておりましたとも(汗)。

そんなわけで、岩城さんとクラウディオさまの関係には明るさがない。

先の見えない不安感が漂う。

暗いっちゃ暗い(笑)。

そこはがね、本編とは本質的に異なると思います。

まあ、いつか。

いつの日か、完成させたいものです(遠い目)。




●では

またね。


あ、そうだ!

最後に、書いておこう。

まーくん、明日の登板です。

7月4日に先発してヤンキーズの連敗を止めたら、完全にヒーローだと思うの。

頼むから打線、ちゃんと点を取ってくれ!(悲痛)

これで再びまーくんを見殺しにしたら、オバチャン怒り狂いますよ・・・(汗)。


タグ : 春抱き 岩城さん 香藤くん Tender_Greens

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