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Sat 14/03/2015

Tender Greens (be-boy GOLD2014年10月号) No. 3

☆この記事は☆

2014年08月29日付のわたしのメインブログ、「ゆすらうめ異聞 雑想記」の記事を、ほぼそのまま再掲載したものです。

(「雑想記」ではその名のとおり、『春抱き』のみならず、日常のあれこれやその他の「好き」をランダムに発信しています。その記事の中から、『春抱き』関連、その他の本やマンガのレビューに相当する記事を抜き出して、この「恋歌」に転載しています。特に記事を再編集していないため、関係ないネタも混ざっていますが、ご了承ください。)

レビューを読む前には、上の「使用上の注意」をご覧になってくださいね。






●すみません・・・

ひとつ前の記事。

結局、なんか最初のシーンの描写だけで終わってました(汗)。

関連して思いつくことが多くて、脱線しまくりでした。

あれじゃストーリー、わかりませんね。

レビューになってないし。

うぬぬ。





●それでは

とりあえず、気を取り直して(笑)。

続きをなんとか書いてみようと思います。

たらたらと。



BE・BOY GOLD (ビーボーイゴールド) 2014年10月号BE・BOY GOLD (ビーボーイゴールド) 2014年10月号
(2014/08/28)
不明

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それにしても、相変わらずのGOLD。

他の作品には反応できないなあ。

どうしてこんなに格差があるんだろう。

昔はもうちょっとレベルが高くて、そこそこ読ませる作品も複数あったように思うけど、気のせいだろうか。

萌える萌えない以前に、まずもって読む気がしません。

絵がダメ。

なんかもう雑で、線がキタナイ。

げんなりしてしまいます。

背景をみっちり描き込むのは時代遅れなのかもしれないけど、それにしてもなー。

きれいな線とか、きれいなトーンワークとか、ないのか。

美を感じないというのは、致命的です。

たぶん、調べものもロクにしてないよね。

テキトーなデッサンで、車も建物も、食料品も資料なしで描いてるように見える。

服のシワや、体重がかかったベッドの沈み具合もテキトー。

今の世の中、ネットで一瞬で調べられるのにな。

お話にこだわりが見えない。

どこにもない作品を生み出してやろう、という気概を感じない。

さくさく読めて、特に心に引っかかることもなくて。

どこかで前に読んだことがある気がする。

そういう、翌日にはどんな話だったか忘れてしまうような、うっすーい作品に見えてしまう。

春抱き』と比べると、なんでも薄く感じるのか・・・(笑)。

(ま、BL史上に残るであろう希代の名作と、ページを埋めるだけの駄作を比較しても意味がないけど。)

そういうのがいいのか。

そういうのが求められているのか。

オバチャンにはわからん。

こういうのは個人の趣味だし、いいも悪いもない。

そのときどきの流行りすたりもあるって、わかってますけどね。


「単に、好みの作家や作品以外には興味がないだけやん」

そう言われると思うけど、どうだろうなあ。

たしかに深刻な『春抱き』バイアス、かかってるけど。

それ以外のすべてを拒絶するほど、視野が狭いとも思ってないんだけどな・・・?

好みの話(主観)と、作画やストーリーづくりの「技術」の話(客観)は、別物だと思うけどなあ。

特に好きじゃないけど、うまいなあと唸らされる作家さん。

コミックスを買ったりはしないけど、雑誌に載ってたら喜んで読む作家さん。

絵はイマイチでも、話づくりのうまい作家さん。

逆にストーリーは平凡なのに、目をみはるほど美しい絵を描く作家さん。

・・・そういう作家さん、いっぱいいるじゃん(笑)。

お茶会でも、

「今のあの連載の話は好きになれないけど、絵はめっちゃくちゃ好みだよー」

なんて話が出ることはあります。

どこかひとつ、スゴイ! と思える点があれば評価はできる。

スゴイ! を発見したら、頭ごなしに否定はしない、と思うのです。

うーむ。

これも老化現象なのかもねえ。


「結局、32ページに710円かあ・・・」

というのは、お茶会の参加者の多くがつぶやくこと(笑)。

もったいない、と思ってるわけじゃないですよ。

その価値があるのは間違いないけど、ただ、なんていうの?

コストパフォーマンスが悪いよね、と。

そこはまあ、否定しがたいところです。





Tender Greens 3

※以下、ネタバレありです。











シーン2

場面はガラリと変わって、岩城さんの旅館。

深夜。

広い居間に、香藤くんがひとり。

浴衣姿で、岩城さんが取り置いてくれた食事を肴に、お酒をちびちび飲んでいます。

小皿に盛ったおばんざい数種と、小鉢と、あとはおむすび。

夜食ですね。

ひとり・・・?

ひとりぽつん、というのがちょっと意外でした。

当然のこと、岩城さんはそこにいると思ったけど。

まさかケンカした・・・?

(若干の言い合いはあったけど、別にケンカってほどじゃなかったと思うけど。)

それとも前回の、あのやや強引なえっちの後で、飛んじゃった・・・のかなあ。

事後お風呂に入って、それから

「少し疲れた。休ませてくれ」

みたいな感じだったのかも?


襖(ふすま)の向こうは寝室。

洋介くんと枕をならべて、岩城さんは休んでいたようです。

面白いと思ったのが、この襖ね。

ほんの、わずか。

おそらく数センチ・・・もないくらいなんだけど、開いてるんですよ。

居間は煌々と灯りがついていて、もちろん寝室は暗い。

だから光の筋がすっと一条、寝室に差し込んでいるわけですね。

―――ああ、これ。

もしかして岩城さんがそうしたのかな。

几帳面な岩城さんのことです。

襖をテキトーに閉めて、すき間なんか残すわけがない。

なのに開いてるってことは、わざと、ですよね?

ぴしゃりと閉じて、居間にいる香藤くんを完全にシャットアウトするのではなくて。

あえてわずかにすき間を残して、つながっているんだろうな、と。

そう感じました。

つながってるよ、そばにいたいんだよ、というサイン?

寝室からわずかに香藤くんが見える、という安心感。

香藤くんに、洋介くんと一緒の寝室で何もないことを見せる、という効果も・・・?

(なにかあるわけないけど、香藤くん、過剰反応してましたからね。安心させるために。)

襖がちょっと開いている。

たったこれだけのことに、すごい萌えを感じてしまった。


なぜそう思うかというと、わたし自身がそれをよくやってたから(笑)。

色気も何にもない、きょうだい間の話ですが。

実家のわたしの部屋と弟の部屋は、ひろい和室を襖で仕切ってあったのですよね。

どういうわけか非常に仲のよい兄弟だったので、襖はいつも、ほんのちょっとだけ開いてました(笑)。

この香藤くんと岩城さんのように真ん中ではなくて、端っこだったけど。

(ベッドから見て)頭のてっぺん、5センチぐらいかなあ。

そこが開いていて、光が漏れてくる限りは、話しかけてもOKのサインでした(笑)。

特にそう取り決めたわけじゃないけど、自然と習慣になってました。

ケンカ中や、機嫌の悪い際には、これがピシャリ! と閉じられていた。

「話しかけてくんな」

の意味です。

襖の隙間からそろっと手を出して、ひらひらと手を振る。

「なに?」
「英語の辞書貸して」
「ほい」

とか、そういうコミュニケーション。

はっきり言って、今まですっかり忘れてたよ、こんなの・・・(笑)。


閑話休題。

岩城さん、悪夢にうなされて目が覚めます。

どうやら若い頃の記憶。

とにかく売れなくって、AVを紹介された時代の夢、らしい。

そりゃ寝ざめ、悪いよなあ。

寝汗をかき、息を乱した岩城さんの浴衣がはだけて、あらら。

香藤くんがつけた真新しいラヴバイトがいっぱい・・・あうう・・・(汗)。

なんて悩ましい。

それ、洋介くんに気づかれそうでコワイんですけど?


「あ、香藤は・・・」

香藤くんの姿を探し、隣室の気配にほっとして起きあがる岩城さん。

ああ、そうか。

すいません、さきほどの推理は訂正します(笑)。

この感じからすると、岩城さん、たぶんえっちの後で気を失っちゃったのね。

(お風呂に入ったのかどうか、そこは気になる。)

それで香藤くんがぐったりした岩城さんを寝室に運んで、布団に寝かせたのでしょう。

隣りの洋介くんを起こさないように、そーっと。

(そのシーン、見たかった!!)

じゃあ、襖をわずかに開けておいたのは、香藤くんだ。

岩城さんの様子が見える/気配がわかるように。

ゆらり立ち上がった岩城さんは、浴衣を着直して居間に行こうとします、が。

ここで、香藤くんのスマートフォンに着信。

相当におそい時間です。

香藤くんは声をひそめ、

「こんな時間に」
「は、今から?」
「無理に決まってんだろ。岩城さん来てるの、知ってんだろうが」

会話の断片が聴こえます。

思わず、立ち聞きするかたちになった岩城さん。

電話の相手が泣いているらしいこと。

降ろされる、と言ってるらしいこと。

高校生だということ。

―――ああ、紫衣くんなのか、と岩城さんが思ったところで、

「しょうがねえな、わかったよ。俺のホテルで待っとけよ、今から戻る」

わお。

衝撃の問題発言!?

香藤くんの言葉に、岩城さんは呆然とします。


そのまま香藤くんが手早く着替えて、出て行く気配。

まさかの展開。

足音が遠ざかったところで、ガタン!

崩れ落ちるように座り込んだ岩城さんのたてた音に、洋介くんが目を覚まします。

「岩城さん、大丈夫・・・?」

(しかしミニ香藤くん、ホントかわええなあ。)

真っ青になりながら、岩城さんは何とかごまかします。

が、洋介くんはわかっちゃうのね。

岩城さんがものすごいショックを受けてることに。

その原因が、今までそこにいた気配のある「洋二くん」であろうということ。

「もしかして岩城さん、洋二くんに泣かされたの・・・?」

さすがに鋭い。

これで洋介くんも、ひとつ葛藤を抱えてしまったね。

(ところで、このくらいの年齢の子が、自分の伯父とその男性の恋人との関係をどう理解しているのか。気になるところではあります。学校でからかわれたりは、しそうだしね。)




シーン3

深夜、京都市内のホテル。

今度はカラオケでなく、香藤くんの部屋です。

パニック気味の紫衣くんと、ため息をつく香藤くん。

手狭なホテルの室内で、可能なかぎり二人が距離をとってるのが可笑しい・・・(笑)。

いや、わかるけどさ。

紫衣くんが、ことの顛末を説明したようです。

カバに食事に誘われてついていったこと。

その後ホテルまで同行したものの、怖くなって逃げたこと。

仕事に差し障るのがこわくて、断れなかった。

カラダを要求されて断って逃げたのはいいけど、今後どんな報復が待っているのか。

―――それでビビって、香藤くんに助けを求めたらしい。

アホやなあ、とは思うけど、まだ18歳だからねえ。

パニクってもしょうがないような気がします。


このシーンの香藤くん、ものすごく冷静でカッコいい。

やっかいだなあ、という嫌そうな顔を隠さないところもいい(笑)。

キツイことをズケズケいうけど、それも若い紫衣くんのためだもんなあ。

頼りになる先輩でいいよなあ。

冷静・・・というか。

今回の出来事って、アレです。

紫衣くんにとっては人生最大のピンチだろうけど、香藤くんの見方はちがう。

芸能界に長くいる彼にとって、枕営業を巡るいざこざなんてのは、ドライな言い方をすれば、

「別に珍しくもない話」

なんだろうと思います。

実例もこれまで、いくらでも見て来てるんでしょう。

本当にこれっぽちも、 “そういうこと” を求められる可能性を考えなかったのか?

ウブな反応の紫衣くんを、むしろ意外だと思ってるふしも。

香藤くん、辛辣です。

いまどき子役だってもうちょっとスレてる、って(汗)。

金子さんに相談もせずに食事に行った時点で枕上等だろう、って。

紫衣くん、ぐうの音も出ません。

そして香藤くんの、「枕は否定しない」発言。

おお!?!?

と思ったけど、なるほど、そういうことか!

死ぬほど努力して、それでも芽が出なくて、本当に切羽詰まってやむなく脱ぐ。

その屈辱をあえて受け入れ、それでも貪欲に夢をあきらめない。

―――ああ、そうなのね。

香藤くんは、岩城さんのAV出演をそう捉えているんだ。

はじめて知ったわ。

食っていくために、日銭を稼ぐためにAVに出ること。

ズルして、他者を出し抜いてでも仕事がほしいから、力をもった人間と寝ること。

枕って、裏口入学みたいなもんじゃない?

不正の一種だと思うので、AVとはちがう気もするけどねえ。

もっとも、安易なまくらはダメだと言ってるから、

「岩城さんのようなケースならOK」

ということでしょうか・・・(汗)。

まあ、ともかく。

このコマの香藤くんが超絶かっこいいので、それで流そう。

※厳密にいうと、カバが紫衣くんにしたのは、権力をチラつかせた脅迫に近い。

まして相手は未成年ですから、「出るところに出」られたら困るのはカバのほうでは・・・?

(淫行条例は18歳未満が対象なので、これには当たらないけど。)

「これはもう事務所の問題だ」

金子さんに話しておく、と香藤くん。

ついでにふと、紫衣くんに尋ねます。

父親とうまく行ってないのか、と。

香藤くんは、紫衣くんが父親と不仲だから、岩城さん=理想の父親像に夢を見てると考えていた。

だからこそ、岩城さんの “疑似息子” ポジションにいる洋介くんに嫉妬したんだ、と思ってた。

でもどうやら、少しちがうらしい。

父親が禿げてるとか、背が低いとか、いろいろ言ってますけど(笑)。

要するにこれ、紫衣くん、岩城さんにひと目ぼれしてない・・・???

はじめて生身で見た岩城さん。

その美貌と若さに圧倒され、あの遺伝子を受け継いでいれば、と憧れた。

―――そういうことのようです。

ストレートに岩城さんを誉められて、うれしくなっちゃう香藤くんが可愛すぎる。

「おい香藤、そこはガルガル警戒するところじゃないの?」

目の前の18歳美少年は、40をすぎたオッサン相手に目がハートになってるよ???

・・・と思ったけど、まあいいや(笑)。


紫衣くん、わりと普通の子なんだよね。

これだけ整った顔立ちで、まして好きで芸能界に入って来たくせに、なんか天然っぽい。

おっとり、といえば聞こえはいいけど、脇が甘いという気もする。

そしてなんだかんだ、お父さんとの関係は悪くないらしい。

それを知って、ふと笑う香藤くん。

まだ10代で、素直に親に感謝できるのってあたりまえじゃないぞ、って。

それはおまえが幸せだってことだよ、って。

―――わお、貫禄の兄貴ヅラ(笑)。

じゃなくて!

さすが香藤くん、いうことがいちいち鋭い。

やや心をゆるした感はありますね。

最初こそ

「とろいなー、大丈夫かなー」

と若干、紫衣くんを面倒くさがっていた気配があるけど。

どうやら紫衣くんを、少しは気に入ったみたい。

(香藤くんは本質的にひとの世話を焼くのが好きだから、負担に感じないんだろうと思います。)

紫衣くんは単純に、やさしそうな岩城さんに憧れちゃってるけど。

「洋介が横にいたからなあ」

そういう香藤くん、すごくやさしい顔をしてました。

岩城さんにめろめろ、って顔だ(笑)。

岩城さんが洋介くんに甘々なのに、ときに嫉妬しちゃったりもするけど。

その一方で、彼が子供相手に見せる慈愛あふれる表情に、デレてもいるんだろうなー。

「岩城さんが父親だったら、衝突して相当苦労したかも」

と、香藤くん。

岩城さんは似てる人間とは衝突する、って。

(それはつまり、暗に、紫衣くんが岩城さんに似てる部分があると・・・?)

たしかに岩城さん。

最近かなり丸くなったけど、もともと人間づきあいが得手なタイプじゃないですよね。

家族とあれだけやりあった過去もあるし、香藤くんとも最初のうちはケンカ腰だった。

不器用で、自分の感情に蓋をしてしまいがちで。

・・・その歴史を知ってる香藤くんならでは、の発言ですね。

「表面的なことだけじゃなくて、もっと大事なことに目を向けろよ」

という香藤くん。

岩城さんが背が高いとか、髪の毛フサフサとか。

そういう(遺伝子の恩恵の)部分に目を奪われてる場合じゃないよって。

うん、たしかに。

紫衣くんが言ってること、けっこう浅い・・・のよね(苦笑)。

父親像に関する複雑な思いがあるのかと思いきや、そうでもないみたいだし。

まあ、彼はほんの18歳だ。

それもフツーの家庭で(=しあわせに)育った18歳なら、こんなものかもね。

香藤くん、ホント岩城さんのことになると饒舌だ(笑)。

こんなふうに「岩城さんを語る」機会、なかなかないのかも。

紫衣くんにアドバイスしつつ、ついでにノロケを聞かせてるような気も・・・?(汗)

と、まあ。

修羅場からはじまって、このシーンは案外とおだやかに幕を閉じました。





●すまん

続きは、また後で・・・!

タグ : 春抱き 岩城さん 香藤くん Tender_Greens カバ

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